はじめまして!
日本福祉大学の堀場睦未です。
この度、こどもソーシャルワークセンターにて、4日間インターンをさせていただきました。
インターン期間は非常に濃いもので、学びあり・刺激ありの、最高の夏となりました。
さてさてそんな4日間の学びを、このブログでは
1.インターンのきっかけ
2.日々の学び
3.インターンを通した今後の展望の3本立てで、お話していきます!
1.インターンのきっかけインターンのきっかけは、こどもソーシャルワークセンター理事長を務められている幸重忠孝さんが、私の通う日本福祉大学にご講演に来てくださったことです。
私はもとより、"家庭環境に生きづらさを抱える子どもたちが、当たり前に暮らせる世の中を作りたい”という想いで学んでおりました。
そしてそのビジョンを実現させる手段として、将来どのようにアプローチしていくか模索している段階でもありました。
そんな時、幸重さんの活動を知って、「ビビビッ」と来るものを感じました。
具体的には、生きづらさを抱える子どもたちの居場所づくり、困難を抱える子どもが適切な支援に繋がるようアウトリーチ事業をされているなど、子どもたちの当たり前の暮らしを保障する活動に惹かれました。
「一度このセンターに行ってみたい!」という気持ちが沸き、幸重さんに連絡して4日間のインターンを受け入れていただきました。
2.日々の学びDay.1 滋賀に上陸!トワイライトへの参加滋賀上陸初日は、トワイライトと呼ばれる、夜の居場所活動に参加させていただきました。
参加して感じたことは、"なにげない日常を大切にされている"ということ。
子どもと大人が一緒になって食卓を囲む、一緒に銭湯に行く、ゲームや外遊びなど子どもがやりたいことを尊重して、大人が寄り添い見守る、
そんな”当たり前”の空間が広がっていました。そしてその空間は、何とも言えないくらい居心地がよく、あっという間に時間が経っていました。
家庭が苦しい子どもたちにとっては、こんな”当たり前に安心できる環境”が心の癒しになるのだなと身をもって感じました。
Day.2 幸重さんのヤングケアラーに関する講演会に同行この日は、地域で行われたヤングケアラーに関する講演会にご同行させていただきました。
ヤングケアラーについて話を聞き感じたことは、ヤングケアラー自身がヤングケアラーであると自覚していないため、支援につなげるのが難しい、ということです。
言われてみれば、私の両親は共働きで忙しく、料理など家事を小学生の頃からやっています。
しかし私自身、家族として当然、という思いで行っています。
ヤングケアラーの子どもたちは、このように家庭のことを手伝うことは当然である、という想いがあるのだなと理解できました。
Day.3 琵琶湖を堪能 えんカフェに参加午前中、幸重さんに琵琶湖へ連れていっていただきました。
そしてこのインターン期間中、つもりに積もった聞きたかったことを質問しまくりました!(笑)
NPO法人を立ち上げるまでの背景、行政と連携するようになった過程、事業の成果...
などなど沢山お話をお聞きし、将来自分がやりたいことが明確になったなと感じます。
そして午後からは”えんカフェ”と呼ばれる、地域の方の交流会に参加させていただきました。
センターに来る子ども達が、地域の方と関わり合える機会があることは、その子にとっても有意義な時間になるなと感じました。
Day.4 インターンをふり返ってこの4日間、様々な方と関わりながら、多くの場に行かさせていただきました。
そして強く感じたことは、こどもソーシャルワークセンターには、素敵な方々が集まっているということです。
子ども達がより良い環境で過ごせるよう、熱意を持って活動されている素敵な方々に出会いました。
このような温かい大人が沢山いたら、子ども達もセンターに来たくなっちゃうよなと思います。
素敵な方々が、生きづらさを抱える子どもたちを救うべく、熱意を持って活動されているこのセンターに、これからも関わっていけたらなと思います。
3.インターンを通した今後の展望この4日間を通して、「私自身も子どもたちが安心できる居場所を作りたい!」という想いが芽生えました。
子ども達にとって、特別なものではなく、何気ない日常を作っていくことが、私のやりたいことなのだと確信しました。
まだまだ未熟ですが、愛知に戻ってからも
"家庭環境に生きづらさを抱える子どもたちが、当たり前に暮らせる世の中”
を目指して奮闘していきます!!
受け入れてくださった幸重さんをはじめ、関わった皆さま、本当にありがとうございました。