2019年を振り返って [2019年12月31日(Tue)]
すっかり職員の二人にブログ記事をまかせて
半年近くたっておりますが、今年も恒例の一年の 振り返りを理事長として投稿したいと思います。 2019年はまちなか居場所とまちなか合宿から はじまりました。法人化してはじめての 大口の民間助成金である赤い羽根共同募金の 支援をいただいて「子どもの貧困」でつながる 高校生や学生などの若者世代がゆるやかに 居場所で時間を共有し、合宿で語り合う場を 新たに作り上げることが出来ました。 その合宿に参加した高校生の声を 株式会社まちづくりさんの力でアニメにして 「オレンジリボン’S」のサイトで 配信も行いました。 社会発信ということでは1月29日に理事長として 内閣府主催「子どもの貧困対策に関する有識者会議」 で、こどもソーシャルワークセンターから プレゼンテーションを行うこともありました。 ローカルな社会発信としては3月に石巻の 門馬さんを呼んで法人1周年記念イベントも 開催して、法人の一年間を報告しました。 その後、夏には念願の法人報告書と ホームページのリニュアルも行いました。 4月に入り、今までセンターを支えてくれた 職員がそれぞれの道を進みはじめたこともあり 法人化後、初のフルタイム雇用職員を入れ 新たなボランティアをたくさん迎え入れました。 なお今年も30人近いボランティアさんたちが 活動を支えてくれています。 大津市子ども家庭相談室と協働で行っている 居場所事業も成果が認められて週1日実施から 週2日に増えることとなり、家庭や学校で 課題を抱える子どもたちをサポートする活動は 少しずつですが受け入れを増やしています。 そして嬉しくもあり、ちょっと寂しいですが いい形で活動を卒業していく子どもたちも 出てくるようになってきました。 そんな子ども若者たちにとってのセンターを 京都のファッションブランドJAMMINさんが 「森にある一軒家」をイメージして デザインしてくれたチャリティーアイテムによる チャリティーキャンペーンをはじめ クラウドファンディングや緊急寄付で 活動資金にも多くの応援をいただきました。 ということで2019年のまとめをしながら こどもソーシャルワークセンターは まちのみなさんの応援によって 居場所を必要とする子どもたちや若者に 活動を届けることが出来ていることに 気づかされました。 2020年はここまでの成果を元に年末から 規模の大きい民間助成金にエントリーしました。 その結果によってより多くのスタッフと共に 新たな挑戦が可能になっていくと思います。 今後も職員を中心に日々の活動を ブログやFacebook・TwitterなどSNSで 発信していくので、 ぜひチェックしてくださいね。 今年一年間みなさんありがとうございました。 理事長 幸重忠孝 |