2018年を振り返って [2018年12月31日(Mon)]
夏以降、ブログの更新が滞っていますが、
毎年恒例の一年間を振り返っての投稿です。 年を明け職員体勢が整い、念願のNPO法人化に向けての 書類も整い、法人設立総会が無事に終わりました。 そのタイミングで滋賀での実践をまとめた新刊 『子どもの貧困対策第2ステージ まちの子どもソーシャルワーク』 が出版されました! そこで法人設立と出版記念を兼ねた啓発イベントを3月に実施。 法人登記もイベントも無事に終わり、 NPO法人としての新しいステージがスタートしました。 が、ふたたび職員体勢の立て直しが必要となり 夏に新しい職員を迎えるまで、そして新体制となり バタバタと追われる現場になってしまいました。 そのような中、若者支援団体と共同で定時制高校で行う 高校内居場所カフェは高校内での居場所活動として定着し 新たなアウトリーチ活動のモデルづくりがすすみました。 また大津市の子ども家庭相談室と協働で取り組み 居場所事業も着実に成果を出しております。 さて職員体勢の再構築に追われたこともあり NPO法人の大きな財源である寄付集めがストップしてしまい 年末には法人の運営資金が底をついてしまうという事態が 起こり、現在緊急寄付をお願いしていますが 年明けに厳しい現実を報告することになりそうです。 一方でセンターに来てくれている子どもや若者たちの 成長を強く感じる一年でした。 ある若者は就労に結びつくことが出来ました。 ある高校生は学校へ通うことが出来ました。 ある中学生は自分の将来に向けて行動の幅が広がりました。 ある小学生はセンターに来ることが出来て 今年が一番幸せと言ってくれました。 まだまだ課題が山盛りの法人ですが 子どもや若者たちの成長を励みに頑張っていきます。 2018年、みなさんの応援、本当にありがとうございました。 理事長 幸重忠孝 |