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ヤングケアラー支援のクラウドファンディングスタート [2022年07月27日(Wed)]
この夏、こどもソーシャルワークセンターでは、ヤングケアラーの子ども若者たちの声から考えた、新たなヤングケアラー支援事業を滋賀県の補助を受けて行うこととなりました。しかしコロナ禍に入ってからは関わる子どもの数、活動の内容は右肩上がりに増えています。この新しい事業でさらに関わる子ども若者の数は増えていくことが予想されます。しかし恐ろしいことにこどもソーシャルワークセンターの活動を支えている「寄付」はコロナ以降、右肩下がりに落ちていく一方です!

2020年度年間寄付 1000万3472円
2021年度年間寄付 555万円6466円
そして今年度は今日現在 わずか56万9550円!!


ということでコロナ禍で法人の資金は現在、そしてこれからの活動の規模とマッチしておらず今の状態のままであれば法人としても今のままで活動を続けるのがかなり厳しい状況です。

行政の補助金も増えてはいるものの、こどもソーシャルワークセンターでは関わっている子ども若者一人ひとりの状況にあわせてオーダーメイドで活動を展開することから、どうしても補助金経費で対応出来ない法人持ち出しが増えていく一方です。

そこで今回、ヤングケアラー支援を行うためのクラウドファンディングを行うことにしました。今の法人資金状況から考えると最低限200万円を集めなければ、今後は支援を縮小する方向に舵を切るしかありません。

夏休みに入り、コロナ感染拡大と共にヤングケアラーの子どもたちの家庭での生活はより厳しくなってきていることを実感します。資金面での協力が難しい方は、このクラウドファンディングについて応援メッセージとSNSなどで広報していただけるとありがたいです。

なおこのクラウドファンディングは毎年お世話になっている「公益財団法人京都地域創造基金の事業指定寄付」の仕組みを使っているので、寄付者には税制優遇があります。今回の目標は4000円×500人です。現場のスタッフやボランティアは子どもたち若者たちのために汗をかきますので、現場で関われないみなさん、寄付で子ども若者たちを助けてください。お願いします。

■京都地域創造基金 事業指定寄附
つながりを意識したヤングケアラー支援
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