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NHK総合ふるさとグングン!「集まれないけどつながる」の放送を終えて [2020年05月17日(Sun)]
2年ぶりに登場となりましたNHKのふるさとグングンが今日放送されました。

※過去の放送はこちらから見られます。
2017年4月30日放送
「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン!」ひとりぼっちのいない町
2017年4月30日放送
「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン!」ひとりぼっちのいない町 Part. 2

みなさん見ていただけたでしょうか?
(5月22日(金)深夜午前1時から再放送もあります
 NHKオンデマンドでも二週間無料配信中)

今回は番組の中でカットになってしまった
部分について少しこのブログで補足したいと思います。

1.滋賀県大津市での小さな居場所で子どもを支援
これは実はコロナの一斉休校ではじめたわけではなく
京都で活動を作った時から10年近く行っている
子どもの生活支援を目的とした居場所活動です。
現在は夕刻を支える夜の居場所「トワイライトステイ」
日中の居場所「ほっとるーむ」としてそれぞれ大津市の
補助を使いながら週2日ずつ実施していました。
大きな特徴は子どもの受け入れは1から3名の規模感。
子どもと直接関わるのは地域のボランティアたち。
特に時間で決められたプログラムを設けずに
子どもたちが家でごろごろ過ごすように
一軒家であるセンターでのんびり過ごす活動です。
詳しくは『こどもたちとつくる貧困とひとりぼっちのないまち』
『まちの子どもソーシャルワーク』に二冊の書籍にまとめています。
この仕組みを生かしながら、国のガイドラインで示された
感染予防を行い、必要に応じて自宅への車による送迎など
独自の感染対策を行い。週6日間めいっぱい地域の
居場所が必要な子どもたちを受け入れました。

2.家が安全安心になりにくい子どもたちのこと
個人情報や守秘義務によって私たちは知らないだけで
地域には貧困や虐待などの課題に苦しんでいる
子どもや家庭がたくさんあります。
親に愛情がないわけでなく、ひとり親で頼れる親戚も
まわりにいなくて仕事に追われている親御さん
親自身が病気や障がいを抱えながら子育てをしている親御さん
再婚や親戚による養育など複雑な家庭環境で暮らす子ども
今回のコロナは生活保障がすぐに届かない中
とにかく家にいなさい。家で子どもを見なさいという
乱暴な状況が突然決まって家庭でどうにも出来なかった
本来、そこを支えている公的機関である学校や福祉が
子どもや家庭と直接接触することが難しい状況になった。
国や自治体の動きを待ってられないので
民間として最大のスピード感で対応してきました。

3.学習間格差のこと
この三ヶ月間で感じているのは家庭間格差です。
それを解決するための方法をあまりに「オンライン化」だけで
何とかしようという世の中の空気には正直危うさを感じます。
タブレットを配る。入学時期を9月に遅らせる。
どちらも家庭に余裕のある家庭では一定の効果が
期待されますが、結局家庭に余裕がなければ
その対策だけでは、ますます子ども自身の力は関係なく
家庭間格差だけが広がっていきます。
特に教科学習は、生活の安定と情緒の安定なく
効果が出るとは全く思えません。
お腹がすいている子、身体中がかゆくて仕方ない子
明日、コロナで死んだらどうしようと不安な子
夫婦ケンカが耐えずに明日どちらかの親と一緒に
家を出て転校することになったらと考えている子
最新のタブレットもオンライン学習もこの子たちの
基本的な生活や情緒を安定させなければ
何の役に立たないことは想像すればわかると思います。
こどもソーシャルワークセンターでは
毎日子どもたちと生活を共にしてきたからこそ
いかに子どもを置き去りの議論が
世の中で進んでいるのか感じるわけです。

4.子どもの意見やSOSは誰がキャッチするのか
これは以前から「なぜ地域に子どもの居場所が必要なのか」
という答えとしていつも言い続けていますが
子どもの居場所につながるだけでは子どもの問題は
解決することはほとんどありません。
そこで子どもと一緒に生活する中で様々なSOSを
キャッチしたり、子どもが何を期待しているのか
何をしたいのかをキャッチするために
(そしてそのニーズに応えるために)
子どもの居場所が地域に必要なわけです。
コロナにおける最大の課題は、家庭での自粛によって
子どもの気持ちや考えが置き去りになったまま
三ヶ月が過ぎてしまっているということです。
学校が再開する中でたまったマグマが
吹き出すように子どもたちは気持ちやいらだちを
大人や社会にぶつけてくることと思います。
(まあその矛先に学校や先生がなりそうなのですが)
その時に学校や先生が悪い、でなく気持ちや意見を出せた
子どもとはどうすればいいのか一緒に。
気持ちや意見をうまく出せなかった子には
ゆっくり時間をかけて表出していく作業が
必要になってくると思います。

そんな思いを番組では簡単な言葉で
みなさんに伝えさせてもらいました。

最後に、どれだけ格好のいいことを言っても
民間団体は資金がなければ子どもたちに活動を
届けることが出来ません。
少しずつ行政の応援も聞こえてきますが
いかんせん時間がかかります。
三ヶ月間、団体持ち出しで居場所活動を続けてきました。
寄付で活動や団体を応援してくれる人たちがいる。
そう信じて現場を止めることなく先走ってきました。
もちろんこの三ヶ月で寄付の応援もたくさんいただきましたが
正直なところまだまだ必要経費には届いておりません。
ぜひ国からの給付金で寄付でもしようかと考えた方は
この小さな団体(活動)もその一つとして選んでいただけると
本当に助かります。

ホームページの「賛同者募集」から賛助会員を募集しています。
クレジットカードで、寄付の税制優遇を受けたい方が
京都地域創造基金のクラウドファンディングを
活用してもらえるとありがたいです。

【コロナ対策】切実な状況の子どもに居場所を

物品寄付や書き損じハガキなども
団体で直接受付ております。
一斉休校終了まであと二週間。
少しでも持ち出した資金の補填が出来るように
みなさんの力を貸して下さい。

※写真は実際のスカイプ収録の様子です。
(これはリハーサルの時ですが)

NHK.jpg
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 14:59
この記事のURL
https://blog.canpan.info/cswc/archive/929
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