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今の時代に… [2022年11月23日(Wed)]
れいやです。ぎっくり腰の一歩寸前で泣いています。


ヤングケアラーの新聞記事やニュース報道で「ヤングケアラーは昔からいる」「でも今は令和の時代だから」という言葉をよく聞くことがあります。
確かに、ヤングケアラーは昔からいるというのは理解できます。
でも、「令和」の時代だからって言葉にあんまりピンとくることがなく、「令和だから何なのか?」と悶々としていました。

「令和の時代」ってぼやかしにもほどがあるというか、だったらなんでも言えるじゃんと思ったので、みんなが言う「令和の時代」とは何なのかをずっと考えていました。

要は、昔と今ってヤングケアラーにとって何が違うの?という問いの答えですね。
アンサーとして「介護保険制度の利用」「子育て支援の拡充」がでてきました。
介護保険制度は2000年から始まったようです。
社会全体、みんなで担おうとする仕組み・体制が生まれ、昔と今では制度やサービスが全く違う、昔は「ない」時代で、令和の今は「作る」時代なのかなと。
皆がしんどいと思って我慢していたことが、少しずつ楽になっていく平成の世の中で、回りと比べて何も変わっていない、結局、家事をしたり世話をしたりしないといけない状況にしんどさを持つのがヤングケアラー達なんだなと思いました。
ヤングケアラーたちと話していると、「皆は塾に行ったり習い事をしてるけど自分だけできない、しようにもお金がないし…」と言う子によく遭遇します。
自分だけができないつらさを抱える子がたくさんいます
そんな人生を送っていると諦めの気持ちも生んでしまいます。
「チャレンジしたいけど現実的に環境的に無理だし」とずっと考えていたのが僕自身でもありました。

そんなわけで、「令和の時代」とは何なのかを解明することができました。
Posted by こどもソーシャルワークセンター at 16:01 | ヤングケアラー支援 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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