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CANPAN Blog大賞2009

市民が選ぶ「第3回CSR大賞」地域推薦枠

開会の理事長挨拶、電報メッセージに続いて、事務局小松さんより
昨年度の登壇起業の「その後」について、ご報告がありました。

昨年、発表してくれた企業が、今どうしているのか?
その後も継続されている活動の様子が知れるのは嬉しいですね。

今年は8月上旬からエントリー企業を募集。48項目のチェックポイントや、
この会場での審査基準(3つ)について、アンケートを取られ、
それをもとに審査会を実施され、厳選された7企業が登壇されました。

会場の参加者は(今日も満席!)それぞれの発表を10分づつ聞き、
「経営と両立した取り組み」
「地域社会への影響」
「高知らしさ」
の、3項目を5点満点で評価して投票用紙に記入します。

・ミタニ建設工業 株式会社

建設業だからできる地域への役割と、業界のイメージアップのために!
社内の未婚者の婚活を支援(売り手良し)、通勤・通学時間帯の社員による
街頭での見守りなど(世間良し)、情報開示(買い手良し)ではブログを活
用し、昨年のCANPANのブログ大賞で部門賞を受賞。小学生や近隣住民からも
らう手紙が会社の宝物に。

・トマト村

トマトの大規模生産を目指し、月給制で休日もある農業を。子供たちに農業
を教え、リアルなことを学びながら、将来の生産者、賢い消費者になっても
らう。県外からの外貨獲得のための重要な産業。農家が儲かると土地を持っ
ている人も、大工も儲かる?農業が他産業に比べて労働条件が厳しいことや、
輸入作物の増加などの問題をみんなで考えよう。

株式会社 三翠園

挙式をあげたカップルが高知県の森に植樹できるウエディングフォレスト。
2人の愛が森になる。県の森づくり事業に先駆けて森林保全に貢献。植樹に
参加した夫婦と地域の人との交流も生まれ、当社との絆も深まりリピート率
が高い。経営面からも力を注ぐべき取り組みだと感じている。今後はより高
知らしさを取り入れ、カツオのたたきの実演、引き出物は高知県産のもので
地域の活性化に貢献。

株式会社 ほっとこうち

タウン誌を発行したりイベント企画をしている。高知県内のお母さん(お父
さん)の会員組織を作っていたが、CSR活動としてはじめたわけではなかっ
た。しかし、多くのママさんと出会うことでニーズに気がつき、意見を取り
入れるように。子どもを連れて遊びに行けるイベントの企画が生まれたり、
パート先を求めているニーズと当社にあった仕事がマッチし、パート雇用が
生まれるなど。

株式会社 フタガミ

DIYを提案するホームセンター。高知では南海大震災が必ず起こる。
出張防災教室をはじめ、地域に広がっている。信頼関係を築ける顧客が増え、
防災関連の商品の売り上げにもつながった。子どものための防災教室を行っ
ている。当社のCSRはトイレ掃除や空き缶ウォークなど、全てに子どもが関
わっている。当社のCSRは将来の地域の人材育て。

株式会社 土佐御苑
老舗の旅館。当社にとってCSRとは、1お客様のため、2仲間のため、
3地域のため。アンケート向上CS委員会、KS(企画制作&経費削減)委員会、
ビューティー委員会(地域への清掃、社員の身だしなみチェック)などの活
動を通じて、社員の人間力を高める。社員の人格形成、大人としての自覚に
つなげることが企業の責任であり、存在意義である。

株式会社 サニーマート

スーパーマーケットとして、食育活動にとりくむ。店内のキッチンでの料理
教室やメニューの提案など。関連商品の売り上げが増加し、メニューの提案
やリクエストを通じてお客様との距離が縮まった。食育は、店の全ての従業
員が関わることができる活動であり、従業員のチームワークが良くなり活性
化につながっている。従業員の仕事満足度の向上。


登壇企業が多く時間が短かったので、発表者皆さん、一言一言に
とても力がこもっておられました。さて、投票の結果は?

この後、障がい者の自立・社会参加を促進するベーカリー(全国26店舗)

株式会社スワン 代表取締役 海津 歩氏
の講演がありました。

人材開発、商品開発、マーケティングという、まっとに事業を展開するため
に必要なことと、正しいことはうまくいくという信念と、
エネルギーに溢れる経営者の方でした。

海津社長のお話を省略するのは、もったいないですが
生で聞く機会があれば、その方がきっと、素敵です。
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