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CANPAN第2回CSRプラス大賞授賞式が開催されました!(パネルディスカッションその3) [2008年12月14日(Sun)]

田村
それでは、ここでフロアからご質問をいただきます。

企業人材をNPOへ。NPOと企業文化がつながれば、市民社会が成熟する
フロア1

NPOが企業から提供してほしいものは、人ではないでしょうか。
企業文化とNPO文化の違いを考えながら討論を聞いていました。企業では仕事に対する評価は給料の額や役職でわかりますが、NPOでは、社会の役に立ったなどの非常にあいまいなように思います。

ボランティアなどは、思いが先走り独りよがりになりがちです。その点、企業経験の豊富な方は自己抑制が良く効く方が多いように思います。
企業の人材がNPOで活躍して、NPOと企業文化がつながれば、市民社会が成熟してくると思います。

田村
確かに欧米では、企業で3年、NPOで3年といったように人が行き来しています。日本では、NPOの人はずっとNPOであることが多いです。そのあたりにコミュニケーションの難しさがあるかもしれません。

NPOから企業への新しい視点からの提案やこれまでとは違ったつながり方とは?
フロア2

クリニクラウンさんに質問です。これまで医療機関や子どもの福祉に関係するような企業、大学などとのつながりはないのでしょうか。製薬メーカーなども含め、たくさんの人が関わる分野なので、いろいろな提案が出来るように思いました。

フロア3
耳の聞こえない子どもたちに、手話で教育を行う学校を運営しています。学校を作る時に、企業のマッチングギフトで、 設立に必要な費用を集めることができました。
これから企業とNPOが一緒にできることとして、企業がコマーシャルで「●●を支援しています」と表明してくださること。
もう一つは、企業の方がNPOで活動する時間分の給料を出していただくことはできないかということです。

田村
いくつか提案・意見をいただきました。では、まとめも含めて最後に一言ずつお願いします。

本業を通して社会に寄与できるテーマでつながる(小辻)
小辻

本業の「衛生・健康・管理」という3本柱の中で、社会に寄与できるテーマを探しています。このテーマに沿う形でお手伝いさせていただいて、その中で違うところにフィードバックできるような新しいビジネスモデルになればと思います。

サステナブルな企業経営があってこそ、サステナブルなCSRにつながる(松本)
松本

サステナブルなCSRのためには、サステナブルな企業経営が肝要だと改めて思いました。当社には、最長1年間のボランティア休暇制度があります。ノーワークノーペイが基本ですから、給料は満額ではありませんが、いくらかの給料は出る制度になっています。

NPOも企業も情報を出し合い、タイミングの良いマッチングを(横井)
横井
企業では、テキパキと仕事をこなさなければならないが、NPOはのんびり、ゆったりしていると感じることもあります。企業も理念を持って活動をしていますし、NPOからも情報を出していただければ。要はタイミングよくマッチングされれば、上手につながりあうことができます。
人の面では、NPOから企業に来ることがあまりありません。企業に来れば、給料を出すことができるので、そういうつながりもあります。

思いのある人との交流や企業のノウハウをつないで新しい提案を(佐々木)
佐々木

何より思いのある人が集まって交流することが、次のステップにつながると思いました。田舎暮らしのあり方を提案したいと考えていますが、企業に応援していただける場面もあると思います。
逆に、これまではすべて手作りだったので、企業のノウハウや環境配慮商品などを使いながら、ライフスタイルの提案をしたいと思います。

NPOの得意分野を生かしたコラボレーション(井上)
井上
私たちから企業に提供できることはないかと、常々考えています。現場に一緒に入っていただくことは難しいので、違う形でのコラボレーションを模索しています。クリニクラウンは、コミュニケーションスキルに特化しているので、社員教育に活かせるのではないかと考えています。

NPOにも内から築きあげる力強さが必要。それが財産になる(町田)
町田
NPOも内側から築きあげるものがなければ、継続できないということをつくづく感じています。私たちの財産は、自然との長い付き合いの中で培ってきた感覚です。
事業としては、農産物の販売や田植えワークショップなどをすることができそうです。そういうところに興味を持っていただいて、子どもや家族を連れて行きたくなるような渡良瀬エコビレッジにしたいと思います。

企業とNPOの距離は近づいている。だからこそ一緒につながりあう意味が本物になる
本気で、長い時間をかけ、粘り強く続けることが重要(田村)

田村
企業は社会性が求められるようになり、NPOは事業性が求められるようになりました。距離が近づいてきている今、ますます企業とNPOが一緒につながりあう意味が本質的なものになると思います。

ブログ大賞もCSR大賞も、中身があるということが社会から評価されました。中身とは何か?本気で、長い時間をかけて、粘り強く、長く続けることだと思います。

企業は本業をする、NPOも求められることをする。していることの中身が見えるようになり、マッチングの可能性を作りだすのがCANPANの役割でしょう。また、地域企業を推薦していただいた10か所の中間支援センターのように、地域での丁寧なコミュニケーションの場づくりがあってこそ、全国の場づくりも可能になると思います。

近道ではありませんが、お互いがお互いの本業を粘り強く続けることの重要性を、改めて感じました。

(終わり)


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Posted by 2008CSRプラス大賞 at 23:28 | 授賞式 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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