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新潟CSRセミナー開催レポート [2008年08月28日(Thu)]

地域に支持される会社になるためのCSRセミナー


【日 時】2008年8月27日(水) 15:00〜17:00

【主 催】特定非営利活動法人 新潟NPO協会

【後 援】企業・勤労者ボランティア推進協議会
      (新潟県経営者協会、新潟県社会福祉協議会、
      新潟NPO協会)、
      新潟県中小企業家同友会、
      連合新潟、
      新潟県労働者福祉協議会、
      (財)にいがた産業創造機構、
      (財)新潟県女性財団、
      新潟県

【協 力】:日本財団 公益コミュニティサイトCANPAN
      ダイバーシティ研究所


【内 容】
■ 基調講演:
 「地域の企業とNPOを元気にするCSRとは」 
 田村太郎氏(ダイバーシティ研究所代表、甲南女子大非常勤講師)


トリプルボトムライン(社会性、環境性、経済性)を上げていく必要があるのではないかといわれています。

トリプルボトムラインというのは、企業を「決算書(=経済)」の最終行(ボトムライン)だけでなく、「社会」「環境」とあわせて3つのボトムラインで評価することをいいます。CSR報告書作成のガイドラインとして世界的な標準となっているGRIのガイドラインの骨格になっています。

今までは決算書として企業は評価されていました。しかし「環境」では環境負荷の削減状況の情報開示と目標設定が求められています。日本では環境については熱心に取り組んでいますが、「社会」では雇用や社会貢献などの情報開示が求められていますが、まだそこまで進んでいません。

世界的にはこのようなトリプルボトムラインで企業の評価がされていますが、日本もこれからは、このような考え方が主流になると思います。

企業だけでトリプルボトムラインを上げていこうとすると大変です。地域全体で総合的な取り組みをして、地域の責任で上げていく必要があるのではないでしょうか。


■事例報告:一正蒲鉾(株)×(財)新潟県女性財団


一正蒲鉾(株)

女性が工場の90%位います。もともと食品業界は女性が多い職場だったので、
女性を使えない工場長はダメだとトップが言っていました。そのような方針が女性の働きやすい職場を作るきっかけになっていました。

そのようなことから企業内保育所を作ることになりました。今ではこのことを投資家向けにアピールしています。そこに投資家の質問がでるような時代になってきているからです。

新潟県の子育てサポート「くるみん」取得県内第一号として認定されました。2年で次のようなことを実現するようにし、実現しました。

1.事業内保育施設の土曜保育の受け入れ
2.保育時間の延長
3.長期休暇制度の導入
4.女性の育児休業取得率100%
  男性の育児休業取得者1名
5.ノー残業デーの実施
6.インターンシップなど、就業体験機会の提供

企業内保育所として平成2年に設立。保育料は無料、1歳児から親の就業時間にあわせて受け入れています。これを作ったのは、従業員が少なくなってきたからです。人がたくさん住んでいる地域だったのに、子供が小さくて働けない人が多いことに気づいたからです。最初は女性の働きやすい職場を、というよりも、従業員確保が先でした。しかし今となってはこのことが女性が働きやすい職場として注目を受けている。

ただ業績がいいからという時代ではなくなりました。今後の取り組みにはCSRが企業価値を高める時代だと思っています。安全・安心・健康という食品メーカーとしての使命を果たしていきたいと思います。次世代育成の充実として保育園に頼らない施策をするようにします。新しい挑戦として障害者雇用での試みをしています。


財団法人 新潟県女性財団

今までは企業は稼いで税金を納めれば良い時代でした。しかし、これからはそれだけではいけないと思っています。
男女共同参画のかかわりをISO26000のガイダンスで見ていきますと、男女の労働者の権利の尊重、家庭における労働者の責任の尊重、若者の失業または女性の不完全雇用などの課題に取り組むためのプログラムの確立または参加、などが書かれています。

新潟県では具体的な取り組みとして「男性も女性もいきいきと働ける企業を目指すハッピー・パートナー」企業の周知と促進を促しています。登録企業(全88社)の主な取り組みとしては、男性の育児休暇取得の推進、事業所内託児施設の設置などがあります。


■ワークショップ
テーマ「どんなテーマでどんな取り組みがあれば、新潟県でSRが進むのだろうか?」

ワークショップでは会場でグループを作ってテーマについて議論が行われました。
各グループで様々な取り組みが議論されました。

ワークショップの様子










■CSRプラス大賞へのノミネート企業に決まりました。
一正蒲鉾(株)


■ CSR情報発信の提案
日本財団 経営企画グループ CANPANチーム 木田悟史様

日本財団CANPANチームからは、リーダーの木田がCSR情報を公開することによって市民と企業を結ぶしかけをつくっているので、情報発信を積極的に行ってほしいという提案がありました。
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