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北海道CSRセミナー開催レポート [2008年08月21日(木)] [2008年08月22日(Fri)]


地域CSRセミナー



【日 時】 2008年8月21日(木) 17:00〜20:00

【主 催】 NPO法人 北海道NPOサポートセンター

【協 力】 NPO法人 シーズネット      
       日本財団 公益コミュニティサイトCANPAN     
       ダイバーシティ研究所




■基調講演:「これからの企業・NPO 経営とSR について」 
        田村太郎氏(ダイバーシティ研究所 代表)


日本ではCSR報告書には、環境については載っていますが、それ以外がほとんどありません。環境だと10年以上前からのデータが掲載しています。CSR報告書なのに、環境部分だけ細かく載っているは不自然です。

市民活動や地域がもっている専門性を活かしていくことで、CSRには地域貢献の可能性もあります。人的多様性や、グローバルな視点については、点から線への取組の中で考えていくとよいでしょう。地域のために何かすることは、まず点から線につなげていく(横展開していく)ことで、地域全体をよくしていくとよいと思います。市民を巻き込み、良い取り組みを評価できる環境作りを進めていくとよいでしょう。



■地域のCSR取組み事例発表


リコー北海道株式会社
 
リコー北海道では、リコーグループ行動規範の4つのカテゴリーをCSRという枠組みで、一貫性のある取り組みとして位置付けています。
 
【誠実な企業活動】では、消費者、お客様、株主、取引先を考えて、リスクマネジメント、お客様満足度向上、情報の適正な保護・管理、意識啓発、教育を行っています。また会社として決めた守るべき優先順位の高いことのセルフチェックをしています。

【環境との調和】では、環境保全活動として、清掃活動などを行っています。

【人権尊重】としては、働きやすい職場環境作りを考えています。制度があるだけでなく、それが使いやすい環境作りが大切ではないかと考えています。年金やボランティアなどのセミナーに、仕事のある平日でも参加できるような環境を整えています。

【社会との調和】では、サイエンスキャラバンとして自社製品であるコピー機の原理を説明したり、体験してもらったりということをしています。また、情報の開示も積極的に行っています。

今後はNPOとの連携なども取り組んでいきたい。


有限会社 渡辺農場
 
地域の農業者と一緒になり多様なサービスができることを考えています。農業にとって一番大事なことは、生産した作物が消費者の口に届くまでの信頼を作ることです。

もちろん、企業として行うからには利益はしっかり出していく必要があると考えています。そのため、多種がそろうように地域の農業者と一緒に組んで商品を売るなどの工夫もしています。

農業を中心とした新しい産業の創出を基本コンセプトに、「ZEROプロジェクト」に取り組んでいます。農業を中心として、医療、教育、福祉、芸術、スポーツなどの分野と一緒に地域の課題に取り組んでいくプロジェクトです。

調理専門学校の先制が料理指導を行う、地域の音楽の先制が特殊な楽器を作って遊ぶ、北大の建築家の学生と一緒にツリーハウスをつくるなど行いました。若者が地域の資源を使って、農業と疲弊した街をどうにかしたいと思っています。
ビジョンを伝えてファンを増やしていく農家の取り組みをしています。


有限会社 セレモニー札幌平安堂/NPO法人葬送を考える市民の会

地域全体のCSRを進めるうえで、地域課題を熟知し、課題解決のヒントとなる専門性の高い知識をもつNPOは企業の重要なパートナーになりえると考えます。現在はNPO自身もSRが求められるようになってきており、本事業によりその認識を高めることにもなると考えています。
消費者に近いNPOが葬儀社に提案をして、それをかたちにする葬儀をおこなっています。

多くの葬儀社が、見積もりの裏付けがあまりとれていないものが多い中で、消費者と一緒に考えていくことで、安心して葬儀をお願いできるようになると考えています。


■ディスカッション


(田村氏)外部のパートナーとどんなことをしたのでしょうか?また、外部と一緒に何をしていきたいのでしょうか?地域で何かしたと考えたとき、どんなサポートが地域にあればよいのか教えてください。

→NPOの活動自体がよくわかっていません。社会貢献ということをどうやって伝えたらよいのかわからないので、具体的にどういう力を借りればということがまだわかりません。(リコー)

→顔の見えない生産者から脱皮しようとしています。地域の利害関係がある中で、パートナーさんと一緒にすることで、間をとりもっていただいているのではないかと思います。いろいろな業種の人がつながりながら発展していきたいと思います。(渡辺農業)

→パートナーさんと組むことで、営業努力で至らないところからのクライアントさんが増えてきています。一企業の営業力には限界があるとおもいますがNPOと一緒にすることで営業力が強化されています。(セレモニー札幌 平安堂)

(会場から)企業の社会的責任はわかりますが、社員が何かしていきたいという時に応援できるのですか?

→今、環境づくりにとりくんでいます。CSR、ワークライフバランスについて理解をすすめていっています。また、社会貢献を育成するグループとして後継者も育成していきます。(リコー)



■ CSR情報発信の提案
日本財団 経営企画グループ CANPANチームリーダー 町井則雄

日本財団CANPANチームからは、リーダーの町井がCSR情報を公開することによって市民と企業を結ぶしかけをつくっているので、情報発信を積極的に行ってほしいという提案がありました。


++++++++参加者の声+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
・CSRについての簡単明瞭な基調講演と「事例」の組み合わせは大変良かった。
(男性 60代 会社員)
・地域に今ある企業、NPOは意識はしていないが、CSRに取り組んでいなければ、やっていけていないと思うので、すでにCSRをしていると思います。
(女性 50代 非営利団体)
・全国レベルでのCSRの情報について端的だがわかりやすく話題提供いただけたことがよかった。道内の事例については、もう少し掘り下げた話が聞きたかった。
(女性 30代 会社員)

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