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■ノミネート企業16 [2008年08月12日(Tue)]

株式会社日立情報システムズ


「On your side」の精神に則り、ITサービスを通じて豊かな社会づくりに貢献


当社はITサービスを通じて、社会の役に立ち、さまざまな相手に喜びを提供する企業をめざしています。その一環で、データセンタの省エネルギー化を進める「環境データセンタ構想」など、地球環境の負荷低減にも力を注いでいます。一方で、小学校でのIT教育や、視覚に障がいのある従業員への盲導犬導入などの社会貢献活動を展開しています。今後も、スローガンである「On your side」を追求し、豊かな社会の実現に向け企業運営を行います。



本業であるITサービスの提供を通じて社会に貢献


社会の発展を支えてきた責任と自負こそ、CSRの原点

 情報を扱うこの企業では、1959年の創業以来、金融業、製造業、サービス業などの民間企業から自治体・官公庁まで、幅広い業種でさまざまな業務のIT化に携わりながら、社会の発展を支えてきた。

 IT化に伴い「お客様の貴重な情報を預かる」という責任から、情報の紛失や流出など日常の不注意が原因で起こりうる事故やリスクを排除するために、1987年より全社で整理、整頓、清掃、清潔の「4S活動」を開始。不要書類などの廃棄処理にも細心の注意を払ってきた。
 当初は社内における安全・衛生面の改善を目的としていたが、その後、防火・防災や地球環境保護といった社会課題の解決にもつながるという認識に発展し、1990年以降はこれら全ての課題を総合的に解決するための「総合運動」として、全社で展開されている。
 月に一度の「職場クリーンデー」や職場の定期巡視といった具体的な取り組みを通じて、この企業では情報セキュリティ管理のみならず環境保護や防災、安全衛生などに対する意識も全従業員に浸透している。

 創業当初から社会の発展を支えてきた、ITサービスを軸とする事業活動。その社会的責任と自負こそ、この企業のCSRの原点だと言える。


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コーポレートスローガン「On your side」

 この企業が培ってきたCSRの精神は、2007年4月に掲げられたコーポレートスローガン「On your side」にも表れている。「相手の立場に立って考え、積極的に行動する」という企業姿勢は、本業であるITサービスを通じて社会の人々がよりよい関係でつながり、それが豊かな社会の実現につながることを目指したものだ。

 一般的にITでは効率化こそが最優先課題だと考えられている。
 しかしこの企業では「On your side」の精神に則って、効率化の先にある市民の幸せ、そして豊かな社会の実現を目指す。地方自治体と連携を図り、自治体や市町村役場での各種手続きを簡便化するための情報システムを構築するなど、これまでにも市民や消費者の立場に立った事業を数多く手がけてきた。


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小学校で情報セキュリティの授業を開始

 この一環で、地域社会との共生を目的に昨年から始まったのが、奈良県の公立小学校におけるIT教育だ。

 小学生でもコンピューターを自在に使いこなす現代だからこそ、インターネットの安全な使い方や個人情報を守る方法を知っておく必要がある。授業は教育用に開発したキャラクターを活用したり、ゲームを通じて暗号化を説明するなど工夫を凝らすことで、児童たちは情報セキュリティの仕組みを楽しんで理解することができた。

 この活動は、小学校を管轄する自治体からこの企業の関西支社への依頼がきっかけとなって実現した。子どもを有害サイトなどから守り、情報セキュリティの意識を芽生えさせることができるとして大変喜ばれ、活動の継続が決定している。今後は各地のNPO法人と連携しながら、この企業ならではのIT教育を全国に横展開していく予定だ。




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盲導犬を受け入れ、
障がい者も安心して働ける環境を整える


 また、視覚に障がいのある従業員が安心して通勤し、働く環境を整えるため、2007年12月、本社に盲導犬を導入した。
 初めての取り組みだったが、環境・衛生面の不安、待機場所、餌やトイレの世話などの懸案を社内で話し合いながら一つずつ解決。頼もしいパートナーを得た当事者の従業員は、以前にも増して意欲的に業務に取り組んでいる。









 盲導犬の導入をきっかけに、日本盲導犬協会の協力を得て従業員への説明会も開催した。従業員と家族約30名が参加し、目隠しをして白杖を使ったり、盲導犬と歩くなどの体験を通じて、視覚障がいや盲導犬に対する理解を深めることができた。



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従業員の社会貢献活動を応援する「Let’s Try 探検隊」

 CSR活動を実践するうえで、従業員一人ひとりの社会参加意識の向上は欠かせない。そこで社内報「next」では、従業員参加型のボランティア企画「Let’s Try 探検隊」というページを設け、毎号さまざまな社会貢献活動を取り上げながら従業員による体験レポートを紹介している。

 中でも知的障がい児・者を中心としたサッカークラブを運営するNPO法人「トラッソス」とは、2006年6月に最初のサッカー交流を行って以来、自主的な交流が広がっている。

「一緒にボールを追いかけるうちに健常者と障がい者という境がなくなり、サッカーを純粋に楽しむ仲間と思った」
「“何かをしてあげる”どころか終始サポートしてもらい、心からサッカー交流を楽しめた」

といった感想も寄せられ、社会参加の意義に気づいた従業員も多い。


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全国ネットワークで地域社会との連携に取り組む

 関西の事業所が窓口となって奈良県の小学校でのIT教育が実現したように、この企業では全国の事業所を通じて、地域に密着したきめ細やかなCSR活動を実現している。「企業は社会の一員である」という認識のもと、昨年度は約700名の従業員と家族が参加し、地域住民と一緒に清掃活動を行った。

 今後もこの企業が持つ全国ネットワークを活かし、各地のステークホルダー(※1)と密接なコミュニケーションを取りながら、豊かな地域社会を目指した社会貢献活動を積極的に展開する予定だ。

 こうした全社的なCSR活動は、その成果や課題がCSR報告書やホームページでも随時公開されている。



有限会社パワーボールからのコメント

 「情報を扱う」という本業を揺るぎない軸として、CSRを展開している企業だ。
 「お客様から貴重な情報を預かる」という責任から、情報セキュリティの確保を大前提として危機管理に取り組んできた。まずは整理整頓、ゴミの分別など、従業員の身の回りのことから。
 そして企業としては、業界に先駆けてプライバシーマーク(※2)やISO14001(※3)を取得するなど、情報を扱う業務に必要な取り組みが自然とCSRに結びついていると感じた。
 環境保護活動についても企業の社会的責任の柱であるとして、ITサービス事業とCSRの両面から熱心に取り組んでいる。


(※1)企業、行政、NPOなどの組織の行動に直接・間接的な利害関係を有する者。
(※2)個人情報の取り扱いについて、一定の基準を満たした組織に与えられるマーク。
(※3)環境に配慮した活動をしていると認められた組織に与えられる国際認証規格。

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