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■ノミネート企業5 [2008年08月12日(Tue)]

サラヤ株式会社


当社は「人に優しい商品づくり」と「地球に優しい企業づくり」を目指し環境保全活動に取り組みます。



当社は、「世界の人々に私たちの手洗いをひろめたい」という思いのもとに、衛生・環境・健康の向上をめざした商品とサービスを国内外で提供しています。当社の事業目標は “Stay Healthy and Smile”。自然に優しい商品開発やサービスを開発し、環境負荷の削減に貢献します。また、NPOなどの非営利組織と連動して環境問題への対応や貢献を行っています。



企業活動が引き起こす社会のリスクに正面から向き合う


「自然派のものづくり」を目指して

 サラヤ株式会社は、ヤシノミを使った洗剤や、衛生商品・健康食品の開発と製造・販売をする企業だ。1952年創業当初、ココヤシ油から手肌に優しく衛生的なせっけん液を開発した。人も本来自然の一部であること、自然と調和しうることを信念に、創業以来半世紀もの間、同社の企業風土として「自然派のサラヤ」であることを受け継いできている。

 「環境は地球に生きるすべての生物、そして人類にとって貴重な資源であると認識し、環境保全と同時に持続的発展を目指し、衛生の維持や感染の予防、健康的なライフスタイル支援のための商品とサービスの提供をグローバルに推進する。」を基本理念とし、地球温暖化防止や資源の削減・再利用、環境負荷の低い製品開発に努めている。

 同社の洗剤は、ヤシ油やパーム核油、その他天然界面活性剤配合の洗剤などすべて生分解性にすぐれ、河川の水質への影響に配慮している他、容器のリユースとリデュースによる省資源化に取り組んでいる。


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原料であるアブラヤシの栽培を持続し、熱帯雨林を保護するために

 アブラヤシから搾るパーム油が、最も安価な植物油であることから、私達の生活の中でパーム油は欠かせないものとなっている。手肌に優しい石鹸・洗剤を作るにはヤシ油から採れる脂肪酸が最も適しており、同社も1952年の創業以来、ヤシ油を使用してきた。

 しかし1980年代頃より、その需要が拡大し、ヤシ油は原料不足となった。ヤシノミ洗剤はその原料としてパーム油を搾油した後に残った種子から搾油するパーム核油を主成分としている。現在パーム油のもととなるアブラヤシの約87%がマレーシアとインドネシアで生産されているが、これら原材料の需要は年々増加し、それと同時に価格も高騰し続けている。それと同時に、アブラヤシプランテーションの拡大による自然破壊、熱帯雨林地帯の減少が深刻化し、多くの動物たちが絶滅の危機にさらされている。


 同社は原料供給地の環境への配慮の一環として、2004年12月にRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に入会した。RSPOには100以上の団体が参加し、持続可能なアブラヤシのプランテーション開発や、パーム油の生産と供給、活用について話し合う会議を開催している。また2005年からはマレーシアの政府機関SWD(サバ州野生生物局)に協力して、ボルネオ象の救出活動にも参加している。

 2006年10月に設立されたBCT(ボルネオ保全トラスト)へは社長である更家悠介氏が理事として参加し、ヤシノミ洗剤の売上げの1%をBCTに送金するなど、原料の供給による自然破壊を少しでも軽減するための活動に積極的に取り組んでいる。





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NPO法人 ZERIジャパンの活動に協力

 ZERIとは、Zero Emission Research and Initiative(ゼロエミッション研究構想)の略であり、廃棄物を再利用して限りなくゼロに近づけ、物質が循環する生産・消費形態を実現するための研究機構だ。

 その主旨に賛同した社長の更家氏は、日本で実践するために2001年1月にZERIジャパンを発足、同年12月にNPO法人格を取得した。現在は理事長である更家氏を筆頭に、熱帯雨林再生のための「ガビオタスの友」基金の設立、「ボルネオ保全トラスト」などの活動を行っている。
 また日本国内でも、企業に対する環境保全活動の啓発や環境教育の実施、講演会などを行い、21世紀に生きる企業がその生産活動に責任を持ち、排出する廃棄物を限りなくゼロに近づける循環型産業システムを構築することを目指している。





特定非営利活動法人 大阪NPOセンターからのコメント

 サラヤ株式会社は、本業である手洗いせっけん、洗剤の商品開発、販売と企業のCSRを結びつけている。企業活動が引き起こす社会のリスクに対して正面から向き合い、如何にして企業の課題を解決するかに熱心に取り組んでいる点が大きく評価された。
 これからのCSRは、NPOやNGOなどの社会へと働きかける団体へ寄附するような行為ではなく、企業の経営理念に基づき本業を通じて行われる社会貢献活動へと変化していくことだろう。当センターはこのサラヤ株式会社の取り組みを、Win=Winの視点から社会と企業とがともに成長できる循環型社会を形成するための先駆的な取り組みであるとして、今回の地域CSR推進企業に推薦することとした。



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