CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

CSR column&news archives

CANPAN CSRプラス コラム&ニュースリリースのバックナンバー


<< 2011年11月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
カテゴリアーカイブ
最新記事
企業の皆様との共同企画を実施中です [2010年07月02日(Fri)]
企業の皆様との共同企画を実施中です


コーズリレーティッドマーケティングをはじめ、企業がビジネスを行っていく上で、今や社会課題を無視することはできません。
日本財団CANPANプロジェクトでは、社会課題の解決に向けて、企業の皆様との共同企画をご提案します。

【これまでの開催実績】

■ネクスト社におけるウェブアクセサビリティ研究会の共同開催

高齢者の方、障がいを持たれた方、在日外国人の方、難病を抱えられた方など、ハンディキャップを負った方が、ウェブにアクセスする上でどういった課題を抱えられているのか、その実態を把握するとともに、新しいウェブサービスのあり方について考える研究会を、株式会社ネクストと共同で開催しています。

これまでに開催したセミナーは以下のとおりです。

【第1回】

・日時:2010/2/25
・テーマ:視覚障害者の視点から見たウェブアクセサビリティ
・講師:ダイアログ・イン・ザ・ダーク 代表 金井氏
・団体URL:http://www.dialoginthedark.com/

【第2回】

・日時:2010/3/30
・テーマ:聴覚障害者の視点から見たウェブアクセサビリティ
・講師:Mcc Hubnet(モバイル・キャプショニング・センター ハブネット)代表  梶谷氏
・団体URL:https://blog.canpan.info/mcchubnet/

【第3回】

・日時:2010/4/20
・テーマ:在日外国人の視点から見たウェブアクセサビリティ
・講師:ダイバーシティ研究所 代表 田村氏
・団体URL:http://www.diversityjapan.jp/

【第4回】
・日時:2010/5/25
・テーマ:難病患者の視点から見たウェブアクセサビリティ
・講師:SORD(希少難病患者支援事務局) 代表 小泉氏
・団体URL:http://www.sord.jp/

【第5回】
・日時:2010/6/29
・テーマ:高齢者の視点から見たウェブアクセサビリティ
・講師:老テク研究会 代表 近藤氏
・団体URL:http://homepage3.nifty.com/ICSProject/lowtech/about.htm






===================================================
本企画にご関心のある方は、こちらまでお問い合わせください。

日本財団 CANPAN運営事務局
tel:03-6229-5110
mail:contact@canpan.info
===================================================
CSRプラス・学生カフェレポート 9 [2007年06月27日(Wed)]
目次に戻る
======================================================================================

閉会のあいさつ

======================================================================================

寺内 昇 (CANPAN統轄責任者)


CANPANの目的は、日本を明るく元気にすること

CANPANは、日本を明るく元気にしたいね!という思いでやってます。暗いニュースが多い中、身近ないいことを提供してもらって発信しています。いい記事に触れることによってみんなに元気が出る。そして、私もやってみたい、そう思ってもらえることを願っています。

今まで、助成金という形で公益活動を支援していますが、予算の関係上、すべての団体にサーバー費用を助成することはできません。また、現状は、数多くの団体のHPが散在的に存在して、それぞれ個別に情報発信が行われています。そのため、団体の情報が欲しい人が、検索をしたとき、HPを見つけることができているんだろうか?という状況にあります。

そこで、CANPANでは、いい情報を集約して多くの人の目に触れる広場を作ることで、助成金を広く薄くお渡しするよりも、インターネット環境さえあれば情報発信できるような大きな広場を提供したいと考えているのです。



CANPANがめざすものは、市民活動とCSR活動の橋渡しをする仕組み作り

一方で、助成財団は、助成金で活動を支援しているものの、支援する金額や支援年数に限りがあります。
そこで、CANPANでは、市民活動とCSR活動の橋渡しをする仕組みを作っていこうと考えています。CSR活動の社会還元・社会貢献活動が活発になるように支援しようと思います。
そして、NPOや学生と一緒にお仕事をしながら、日本が明るく元気になるようにご一緒に手を取ってやっていきたいと思ってます。是非、ご一緒に明るい未来を作りましょう。



(終わり)

                                           
目次に戻る   
CSRプラス・学生カフェレポート 8 [2007年06月27日(Wed)]
目次に戻る
======================================================================================

グループ発表に対する
コメンテーターからのコメント笑顔

=====================================================================================


神田清人さん(株)ジャパン・ディジタル・ディスクロージャー 代表取締役

「分かりやすさ」というのは非常に重要です。

企業が一生懸命物言う場には、いろいろな情報があるんですね。企業は、「うちは、出しているぞ」と言っているが、一番重要なのは、読み手、情報の受け手がどれだけ理解しているかが重要です。なかなかそこまで、レビューしている企業はないんです。

じゃあ、「どうやっていくの」というのは、これからの大きな課題です。企業がちょっと何かをするだけで、すぐにそれが解決することじゃない。何か、仕組みとか、世の中の圧力とか見る人が必要です。それが「CANPAN CSRプラス」の役割ですね。





加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)

「特色を生かしたCSR」は地域やステークホルダーが考えるべきことの方が多いかな。

宮城県に「一ノ蔵」という酒造会社があるのですが、農業の保全に取り組んでいる。醸造文化の街にするために、宮城県松山町(現 大崎市)で、町のブランド作りまで一企業が提案している。それを町が採用している。そういうのが「特色を生かした」総合的な取り組みだと思います。

先ほどの「特色を生かしたCSR」という意見に対してだけど、企業だけがそれを考えるのは無理なんじゃないかなと思います。もちろん、企業も考えるんだけど、地域やステークホルダーが考えるべきことの方が大きいかな。地域やステークホルダーからのアプローチがあって、それに対して企業が考えるというコラボレーションがこれから期待されます。


これからの企業には最初から日本社会に与えるインパクトも狙ってほしいですね。

各社が環境の目標とか数値に取り組んでも、日本社会へのインパクトはわからない。うちがこれをやることで、他の企業や同業者にこんなインパクトを与えていますという戦略性のある声がない。それが大事だと思う。1社がやることだけでなくて、「わが社がやるから、みんなやり始めましたよ。インパクトをこれだけ与えましたよ」というのを、企業に最初から狙ってもらいたいですね。





町井則雄(日本財団 CANPANチーム リーダー)


今後も「CANPAN CSRプラス」で、このような意見を共有する場を作っていきたいと思っています。

皆さんの意見を色々聞いて、なるほどなと思いました。

CANPAN CSRプラスの役割を考えた時に、今日のダイアログで出た意見を社会に発信して社会にこういう動きがあるってこと知ってもらわなきゃいけないと思います。それを共有できる場としてCANPAN CSRプラスがあるんですね。それをできるだけフィードバックしてもらって。学生が「こう考えていますよ」ってことを発信して、逆に企業がそれに対して物申すってこともありだと思うんですね。

いくら学生に時間があるといっても、一つ一つの企業のウェブサイトでCSRのページを探すって時間はさすがにそこまでないと思いますので、みんなが共有できる場に情報をお互いに投げあう、そういうサイクルを作っていきたいと考えています。


ぜひ企業の取り組みのプラス面も認めた上で提案をしてみてください。

もう一つが、課題としても出てきたんですが、企業はどんな努力をしているか、考えてみて欲しいんです。企業の担当者の方は本気で自分たちのCSRを広めようと考えています。自分たちはどれだけ理解しようとしているか考えて、企業のプラス面を認めたうえで、これは課題だからやってちょうだいと提案してほしいです。ぜひプラス面を評価して下さい。企業の方も喜ばれます。

今回、企業の方にいくつか声をお掛けしたんですが、お昼を挟んだこの時間は難しいということで断られまして。次回はCSR担当の方をお呼びしますので、だからってどんどん褒めてくれってことじゃないんですけど(笑)、ぜひそういった目でも見て、ストレートな意見を出して下さい。

貴重な意見がたくさん出ましたので、参考にさせてもらい、今後、このダイアログを継続的にやっていくということを考えています。みなさんも次回も参加していただけるのであれば、自分の中でも考えたことをブラッシュアップして、次回提案していただけるといいなあと思いました。


目次に戻る
続きを読む 
CSRプラス・学生カフェレポート 7 [2007年06月27日(Wed)]
目次に戻る
=====================================================================================

グループディスカッション・発表

======================================================================================

 ではここからは、3、4人一組のグループになって、CSR報告書に目を通した感想を、
 課題
提案に分けて、ディスカッションして下さい。後ほど、発表していただきます。




◆グループ1

<課題>

企業が報告書でやっているステークホルダーとのコミュニケーションは、“コミュニケーション”というより、“説明”になっていると思います。

いろいろな課題に対して、たとえば、CO2を削減していますということに対して、どのくらいその会社が環境にかけているのか、パフォーマンスをかけているのか、が出ていないことが多いですね。

<提案>

・安全対策が失敗したらどうなるかを知りたいです。「どうなるから、こうしなければいけないんだ」のような一連のプロセスです。
・学生によるオンブズパーソンをしてみたいです。例えば、苦情の受付から対策まで関わることができるような状態を作って。
・学生でサークルを作って、企業へ提案する場があれば面白いと思います。



◆グループ2

<課題>

読みにくいです。企業にとっては、報告書を作ること自体が目的になってしまっているからじゃないでしょうか。

報告書へのフィードバックができていない。アンケートも少ないんじゃないでしょうか。なぜ、フィードバックができないかというと、読みにくいからです。
何で読みにくいかを考えると、読んでいくうちに誰宛の本になっているかわからなくなっていきます。いろんなステークホルダーがいる幅広い対象を1冊の本に収めようとしても難しいと思います。
じゃあ、なぜ、報告書を作るかということですが、企業にとっては、報告書を作ること自体が目的になってしまっているからじゃないでしょうか。CSRのことをやっていると言っても、考えてはいない。つまり根本的にダメだということですね(笑)。

<提案>

そこで、提案として思ったのが、
現時点では、CSR活動を伝える媒体が少ないので、ステークホルダー別と言わないまでも、何種類か媒体を変えていけばいいんじゃないかなあと思います。


学生に対しては、リクルートの時にもっとアピールをしたら効果的です。

学生に一番伝わりやすいのは、やはりリクルートの時なので、大学の就職課にもっとアピールすれば、それによってフィードバックが起こるかもしれません。

消費者として、「CSR配慮」商品を購入することで、CSRを応援できるシステムがあればいいですよね。

企業が、本当にCSRをやりたいんですよ、ということをもっとわかりやすい形で提示する仕組みができればいいいと思います。今、環境分野でがそうなっているように、環境配慮製品を選ぶことでその企業を支援する。それがCSRに代わるといいですね。例えば、「児童労働をしていません」という表明などです。商品を通してCSRを伝えることができれば、もっとCSRを意識した社会になるんじゃないかなと思います。




◆グループ3

<課題>

企業側の課題

・読み側の分かりやすさを考えていないと思います。一方で、分かりやすく読める報告書もありました。
・学生や一般の意見をよく聞くという努力が必要。だと思いました。
・社員自体がどれだけCSRを理解しているか、疑問に思いました。

学生側の課題

・情報を丸呑みしようとしていると思います。もっと勉強してから読むことが必要だと思いますね。
・指摘するだけではなく、行動をしていくことも必要ですよね。
・学生が、どれだけCSRを知っているか、疑問です。自分の友達でもあまりいなかったりします。

共通の課題

やはり、会話の接点が欲しいです。

例えば、社員教育と一緒に一般説明会をして、双方が努力して、いろいろやっていけばいいのかなと。思います。



「ちょっと聞かれたら痛いな。」ってところは、閉じていて。

知らせたいところは、「この人たちが地球のためにこれだけ頑張っていますよ」と、最初の方にドーンと載っているのですが、でも深いところは薄っぺらいですね。

数字も出ているんですけど、妥当性が全く分からないです。

100%って言ったらわかるけど、2%って言われてもよく分からないです。
当社比何%削減とか言われても、一律の基準がないので、全体から見たら出来ているのか出来ていないのか、分らないですね。数社比較しても、バランスが分かりにくい。家電製品だったら、省エネ基準とか貼ってあるじゃないですか。そういうパッと見て分かりやすいのがないと、みんな分かろうともしないと思います。

みんな植林や環境ばかりではなく、本業を生かしたCSR活動を展開すれば読者にも分かりやすいのに、と思います。

報告書を見ていると、みんな植林とか環境ばっかりで、なにもみんな同じことをやらなくてもいいじゃないかと思ったりします。
本業を生かしたものだったら、たとえばIT系企業であればIT系のことをやる。そうしたらこちらも分かりやすいし、企業側としてもアピールしやすいと思います。
そうすると、フローが見えてきて、全体の経営の中でCSR活動をやっていることが認識しやすい。数も、(一連のサイクルの中で)こうやって生かされてまた還元されていくのが分かると、もっとわかりやすいと思います。

分かりやすい報告書の事例は、本業でヤシの実洗剤を売っている会社が、ヤシの実のプ 
ランテーションが広がると熱帯雨林が少なくなるので、どうなって熱帯雨林を保護していくのか、という活動を紹介していて、課題まで書いていて分かりやすかったですね。



<提案>

いきなり「ダイアログ」と言っても敷居が高いので、まずは、学生に身近な、インターネットやウェブを使って、CSRへの抵抗をなくすための仕掛けづくりをしていきたいです。

いきなりダイアログに参加することはできないところもあるので、全然気づいていない人、うすうす気付いている人、そしてCSRへの抵抗がだんだんなくなるような、面白くて繋がりを意識できることをしていきたい。そんなところからCSRってことが広がればいいなと思います。


学生と企業のコミュニケーションの場を作っていきたいですね。

なんだかんだ言っても企業イメージにおいて、第一印象は大切。例えば、居酒屋でも、店員の態度とか、夜遅くまで働いている。とか。そういう第一印象を抱かれているんだよってことを企業に率直に伝えることも大切。もし、間違っていたら、企業も絶対に反論してくると思うので、テーブルを用意すれば、そこに対話が生まれて、本音が少し見えるんじゃないかなと思います。


目次に戻る
続きを読む
CSRプラス・学生カフェレポート 6 [2007年06月27日(Wed)]
目次に戻る
=====================================================================================

コメンテーター 自己紹介

======================================================================================

加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセンター 代表理事)


地元仙台で、企業の支店や事業所と一緒に、町づくりをしようという立場で、ファンドを作ったりしています。具体的な実践をしているNPOの立場です。


CSRは、企業や団体が「未来はこうあって欲しい」と、今ここで率先して実現する運動。そこが、未来を担う若い世代とリンクするポイント。


 CSRというのは、私の勝手な定義ですが、企業や団体が、未来がこうあってほしい、と、企業や社会が今ここで、率先して実現する運動なんですね。

普通は、企業や団体というのは、何かトラブルがあるとあとから社会で規制したり、法律で縛ったりして、ようやくそっちに向く、後からついてくる立場です。だから住民運動や公害反対運動がいっぱいあった。たくさん人が死にました。私が関わったエイズ問題も非常に悲惨でした。
でも、CSRは、未来はこういう社会であってほしいと主張する。そこが若い人たちとリンクするポイントではないか、と自己定義しています。 


企業や団体には子どもの目で「王様は裸である」と言ってあげることが必要。


(1)要は、学生は暇です(笑)。子どもの目で、「王様は裸である」と言ってあげることができる。

(2)企業も、本当は、「王様は裸である」と言ってほしいと思います。
外の目や他人の声を聞くということで、はじめて自分が見えるというのが人間なので、そういう声をかけてあげること。ですね。

(3)手法としては、NPOや専門家が持っている手法とは別の方法が必要で、「王様は裸である」と言えることです。


興味深い取り組みがあるんですが、佐賀県の小学校の子どもたちが環境教育で役場に行って、コピーの裏紙チェックをしている。削減した経費を教育費に回す。ということをやったったんですね。そうすると、役場の経費が年間30〜50万削減できた。同じことなんです。

みなさんが、子どもの目で、工場や企業に入っていく。「書いてあることは本当なの?」と、質問をする。そのこと自体が、会社の中の環境やCSRの担当でない人たちに、CSRを伝える大きな役割を果たすのではと思います。探検隊みたいなイメージですね。



ダイアログが一種の「ご接待」になってしまうのは良くない。

ダイアログのあり方ですが、一種のご接待になってしまうのは良くないと思っています。

昔、電力会社が、議員や地元の有力者を招待して、ものすごい接待旅行を繰り返していました。そのようにならないダイアログにはどうしたら良いか?

中立的な機関やNPO的な精神を持っている組織がコーディネートをすることです。企業からお金をもらっている代理店が仕切ってはいけないんです。その上で、無邪気に、「ほんとなの」?と尋ねるんです。探検する。裏付けを取る。そんな人をたくさん集める。「よくわかんないですけど、私…。」と聞くと、頭をかきながら答えざるを得ないと思います。
僕じゃだめなの。きっと、バリケードを築かれたり、すぐにガードマンが飛んできたりしてしまうから(笑)。




(左:加藤哲夫さん  右:神田清人さん)


*********************************


神田清人さん   (株)ジャパン・ディジタル・ディスクロージャー 代表取締役 


好奇心旺盛な16歳(笑)。SRI(社会的責任投資)の仕事をしています。
非財務情報の情報開示に取り組んでいます。


(1)自分の立場での企業評価

自由な立場、自分の立場での企業評価。
いろいろなステークホルダーの定義があるのですが、その時、その時、の立場で評価する。「評価」というとすごく重たく思われますが、「どんな印象ですか」というだけでもいいと思います。


(2)企業は、「じゃ、うちの会社で働いてみたいと思いますか?」
  と、聞きたいのではと思います。


株主や投資家向けの仕事をしていますが、学生と共通項がある。株主や投資家は、自分のお金を預ける。学生は、終身雇用であれば、自分の人生を預ける。見る視点はかなり似ています。
つまり、リクルートや投資家向けのアニュアルレポート、CSR情報、実は、全く同じである。実は、それはひとくくりすると、今はやりのステークホルダーである。各々の立場でその資料をどう見るかだと思います。


(3)継続的な評価ができるような仕組みの中でのウオッチパーソン

CSR情報を継続的に評価できる仕組みづくりが必要。
その上で、その仕組みの中で、評価をする人の見方の変遷が分かれば面白い。

今まず、学生の立場で企業を評価する。これは今の時点での評価です。社会人になってその会社に入社すると、視点が変わってきます。2年たったら変わってくる。でも、現時点では、継続的に、時系列に調査をしている仕組みはない。

例えば、財務情報では、投資家向けに企業説明会をやる。そうすると、証券アナリストがレポートを書く。その時アナリストは、会社が以前にコミットしたことをちゃんとできているか、そのパフォーマンスはどうだったかということを、必ず時系列でチェックしています。

財務のチェックの仕方は、歴史があるので確立しているのですが、CSR情報や非財務の情報は、継続的に評価をしている仕組みは全くない。これをCSRプラスの仕組みを使って、Aさんの学生の時の物の見方、入社、1年後と3年後で、こんなものの見方が変わってきた。など、時系列での物の見方のデータベースを作っていけば、非常に価値のあるものになると思います。




目次に戻る
続きを読む
CSRプラス・学生カフェレポート 5 [2007年06月20日(Wed)]
目次に戻る
<参加者6>

学生は、知識や知恵はないけれど、情熱は持っています。

(1) 研究です。透明に近いフィルターで社会を見ることができます。小学生、中学生、高校生の時の記憶がまだ新しいので、子どもの気持ちを代弁することができます。知識や知恵はないけど情熱は持っていると思います。

(2)学生に対して社会に興味を持ってもらいたいのでは?大学4年生になって、急に就職活動をして社会人一年目になってからの社会人というのではなく、高校生・大学生の時から考えてほしいと思っているんじゃないかなと思います。

(3)大学でサークル活動なら関わることができます。失敗も許される立場で、結構いい立場だなと思っています(笑)。


<参加者7>

率直な意見や本音や理想は、企業にしてみては、新鮮な意見だと思います。


(1)とりあえず、何ができるかということは、研究です。大学生は時間があるということと、何を勉強しようと自分の好きにできるということで、いろいろな切り口から見られます。いろいろな視点から見るというのは、学生だからできることだと思います。もう一つは伝達。CSRに関する知識を家族や、友達、親戚、いろんな所属先(サークルや部活、アルバイト先)で伝えることできます。

(2) それはまあ、率直な意見、本音、理想。何もしがらみもないので、理想をきちんと伝えるのは、企業からしてみたら新鮮な意見だと思います。

(3)これはストレートに就職。それが一番できると思います。CSRという視点で、企業選びをする人が増えてくれればいいと思います。


<参加者8>

学生には、若さと勢いがあります。知らないぶん、突拍子もないことが言えます。

(1)専門でやっている人には、「何がわからへんのかも分からへん」という人もいると思うのでそういう話ができるかな、と思います。また、今朝も近くで学生団体の「日米首脳会談反対!」のデモを見たのですが、パワーと時間がありますね。

(2)若さと勢い。勢いというのは、さっき言っていたデモの「反対!」とか。大人の人は、自分に不利益なことがあったから反対とか、だと思うのですが、学生は、むしろ社会関係の問題であかんからする かな、と思いまして。

発想というのは、皆さんがおっしゃったように、知らない分突拍子もないことが言えます。でも、やっている人からすると、案外、気付かへんこともあるんじゃないかな。と思っています。

(3)ダイアログ。学生グループと地域・企業の3つを合わせて何かをやることができるんじゃないか、と思います。



<参加者9>

学生の情熱でビジョンを伝えることで、新しいCSRの可能性を見い出すことができるのではないでしょうか。


(1)今、「日米学生会議」という学生会議を計画していて、全部学生でゼロから企画運営も財務活動もやっているんですけど、やっぱりお金がない中、何ができるのか学生に何ができるのか、いつも壁にぶつかっています。

 その時に、なぜ、前に進むことができるかと言えば、世界平和という大きなビジョンを実現させたいから、という思いだけで、結構やってきて。それを考えたときに、学生にあるものは、パッションというものなんじゃないかなとすごく思いました。学生の情熱でビジョンを伝えて、新しいCSRの可能性を見いだせるから、だと思います。

(2)企業が求めていることを考えたら、名前を知って欲しい、後援者になって欲しいとか、学生のニーズが分かることがあると思うのですが、その後、何を期待されているのか分らなくなるのは、やはり学生と企業が対話する機会が少ない からかなって。何が期待されているのか分かるそういう場がないのが問題点ではないかと思いました。

(3)対話をする状態がない中で、お互いが何を求めているのかよく分らない中、CSR活動をもうちょっと広めていきたいなと思っている学生が、学生と企業のリンクになって、対話の場をもっと作っていく。例えば、フォーラムを開いて、企業の方に来ていただけたらいいなと思いました。



<参加者10>

学生には、若い人の感性を生かした指摘が期待されていると思います。


社会起業家や社会的企業の研究をしています。

(1)CSRというのはビジネス用語になっていますが、本来、CSRというのはそういうものではない、もっと根本的なところにあると思いますので、そういうところを突く意見が出てくるといいと思っています。

(2) 若い人の感性を生かした注目すべきポイントを指摘すること。分かりにくい用語の解説をしたりすることが期待されているんだと思います。

(3)他の方と少し異なるかもしれませんが、「つかず離れず」ということですね。ちょっと離れた視点 ということが大事なのかな。あとはみなさんがおっしゃっていたように、横断的に企業投資を比べたり、学問的な立場からの発言というのもできるかと思います。


目次に戻る
続きを読む
CSRプラス・学生カフェレポート 4 [2007年06月20日(Wed)]
目次に戻る
======================================================================================

「さあ、みんなで考えよう!」 

======================================================================================

 ファシリテーター(進行役):田村太郎(ダイバーシティ研究所 代表)



では、自己紹介を兼ねて、お配りしたA4用紙の表に、名前と大学名を書いて、裏面に、下記の(1)から(3)までを簡潔に、大きく記入してください。
 
記入が終わった方から昼食となりますので、サクサクとお願いします(笑)。


========================================================

ステークホルダーとしての学生に

 (1)何ができるか
 (2)何が期待されている
    のか
 (3)どう関わるのか


========================================================



ランチボックスは、日本財団ビル1Fにあるスワンベーカリー赤坂店からのデリバリーです。乾杯

では、ランチを食べながらになりますが、順に発表をお願いいたします。


<参加者1> 

企業はビジョンを持っているけど、僕らの世代が理念やビジョンに対しては一番、積極的に反応すると思うので、企業が自社のビジョンを再認識する場として、学生の視点が必要なのでは、と思います。

NPOに所属しています。

(1) 学生にとって、どんな企業が一番魅力的かと言えば、就職活動からの視点。あとは、学生としての中立的な視点。また、学生は若いということで、若いエキスを投入することかな(笑)。

(2) 客観的視点、それから、世代的視点。世代で考え方は違うと思うので、いろんな世代で話し合う場というのはすごく魅力的なんじゃないかな。また、企業はビジョンを持っているけど、僕らの世代が理念やビジョンに対しては一番、積極的に反応すると思うので、企業が自社のビジョンを再認識する場として、学生の視点が必要なのでは、と思います。

(3) 中立的に見るということ。これから、いろいろ聞いて、考えていきたいです。


<参加者2>

学生は「こういう会社で働きたい」という会社像を想像できると思います。

福祉系大学に在学しています。卒論を書く上で、NPOや特例子会社の話がでてきて、CSRという言葉がよく出るようになってきたので、話を聞いて、飛び込むようにやってきました。

(1) 「こういう会社で働きたい」という会社像を想像できると思います。

(2) 利害関係なしの視点。それと、フレッシュで、無責任な突拍子もない意見を期待されているのでは、と思います。

(3) 自分が想像したこと、想いを伝えること、です。



<参加者3>

社会というものを知らなくてもいいし、漠然とした考えを深くかかわっている人以外が意見を言う場があってもいいと思います。

(1) 消費者としての提言もでき、若者として、「こんな未来がいいな、こんな社会がいいな」という思いを素朴に投げかけることができます。社会というものを知らなくてもいいし、漠然とした考えを、深くかかわっている人以外が意見を言う場であってもいい、と思います。

(2) 利害を気にしなくていい発言を期待しているのではないでしょうか。

(3) 消費者としても、勉強している学生としても関わることをしていきたいです。



<参加者4>

学生は社会に出ていく立場として、「こういった企業であってほしい」といった意見を言えると思います。

(1)やっぱり学生ということで勉強している立場として、会社同士の比較ができますし、社会 的にみて、どういう位置づけにあるのか、全体的に比較できます。

(2)ひとつの業種業界に限った見方ではなく、もっと広い視点で見ることができる。それと利害関係のないニュートラルな視点を期待されていると思います。

(3)就職先としての見方として、社会に出ていく立場として、「こういった企業であってほしい。」といった意見を言えると思います。


<参加者5>

学生には、今この時点ではなく、企業の「将来」に対する意見が期待されているのではと思います。

大学やNPOで社会的責任投資について、勉強しています。

(1) 学生には時間があるので、企業をゆっくり研究できます。それと、働いたことがないからこその視点を提供できます。企業の人は、「これはできないからやらない」という既成概念が生まれてしまうと思うのですが、学生はそれ自体もわからないので、そこから面白い発言ができると思います。

(2) 今は消費者だったり、社員の家族(子ども)であったりと関わりがあるんですけども、将来は、社員や株主、取引先、もしかしたら政治家として関わるかもしれない。今この時点ではなく、企業の「将来」に対する意見が期待されているのでは。と思います。

(3)学生にとってのステークホルダーも様々あって、ここで話をしたことをいろいろな企業に伝えること、NPO・NGOとか、親や友達に伝えることができると思います。



目次に戻る
続きを読む
CSRプラス・学生カフェレポート 3 [2007年06月20日(Wed)]
目次に戻る
=====================================================================================

レクチャー:
「CSR・ステークホルダーダイアログって何?
                        〜そして学生への期待は?〜」

======================================================================================

講師:田村太郎(ダイバーシティ研究所 代表)


1)CSRの今日的課題 

・大企業での取り組みは急速に進展しています。
・とりわけ、環境面での情報開示は、ISO14001(環境マネジメントシステム)によって促され、日本の取得件数は世界の半数に達します。
・ただ、それだけ取り組みが進んでいるかというと別問題で、環境以外の社会的責任、従業員の人権、海外の拠点の労働状況まで、分野も広がっています。それに伴って、対象範囲(バウンダリー)も広がり、本社から、支社・事業所・納入先・海外拠点まで及んでいます。
・結果的に、ステークホルダーも広がっています。
・企業は、それぞれの分野で、専門に特化したパートナーとの協働が不可欠な状況となっています。



「CSR報告書の情報開示調査」から

・東京証券取引所一部上場企業のうち、約400社の「CSR報告書」での「情報開示度」の調査を実施
 (調査結果は、コチラ)

・既存のCSRレポートガイドライン等を参考に、CSRで情報開示を求められる48の基本的な項目について、報告書での記述の有無や内容を確認。


調査のプロセスを通じて

・報告書の見た目の良さと情報開示の度合いは比例しておらず。
・見た目はいいのですが、大事な情報が載っていない状況。
・「環境」以外の情報はデータが乏しく、バランスが悪い。
 例:CO2排出量は年次推移まであるのに、女性の管理職数や障害者雇用数はデータなし で、「努力します」という記述のみ。
・事例を扱う報告書が多いが、「関連するデータ」がほとんど見当たらず。

・今、求められているのは、ネガティブな情報(例:女性管理職がこんなに減りました)の掲載です。


CSRのこれから

・SR(社会的責任)の国際基準(ISO26000)の発効が2009年末に予定されており、
 環境以外の領域も必須事項になってきます。

・サプライチェーンでの責任など、社会的責任の範囲が広がっています。
  「東京の大企業がやること」から、取引先の「地方の中小企業もやること」、
  「自治体やNPOもやることへ」、広がっています。
  −ISO26000は、「すべての組織の社会的責任」を唱っている。


****************************************************************



2)ステークホルダーとしての学生への期待は?

「ステークホルダー・ダイアログ」とは?

・異なる立場の利害関係者(ステークホルダー)が構成員となって、CSR報告書を読んだり、事業所の見学などを通して意見を述べ合う対話(ダイアログ)の場をさします。

・CSRは、一方的に報告書を出したりウェブで情報を公開する(モノローグ)ステージから、対話(ダイアログ)による取り組み推進のステージへ進んできました。

ダイアログからエンゲージメントへ

・今後は、相互に課題を認識し、対話からさらに踏み込んで、パートナーを巻き込んで互いに力を借り、社会的責任を果たしてこうとする考え方に進行しています。
・もっと責任と成果をがっちり共有していく関係(=エンゲージメント)が重要視されます。
・つまり、ステークホルダー側の課題認識やコミュニケーションのチカラも重要になってきます。

ステークホルダー別の期待の変化

 ステークホルダーにもいろいろあり、それぞれに期待されている役割が異なってきています。

例えば、

 ・自社の社員や取引先・株主 は、
    →責任と成果を分かち合う関係に。 
消費者、当事者団体、NPO は、
   →専門性を生かして、問題指摘から解決を共に考える関係に。

具体的には、

社員や取引先
  「東京でやっていればいい」のではなく、普段の業務でCSRをどうとらえるか、どうしたら  社会的責任の成果が出るか、ますます視野に入れなくてはいけない状況です。

消費者、当事者団体、NPO 
今までは、「ここが問題である。だから改善が必要だ」といった問題の指摘だけで良かったのですが、これからは、「私たちから見ると、問題はここにあると思うと、ちゃんと指摘する。だから、こういう風に改善しませんか?」と、問題の解決のために積極的に関与していく立場に変化していきます。


では、学生は?

これとは、違うポジションにいるのが、ステークホルダーとしての学生です。

いろいろなステークホルダーの中で、極めてニュートラルな立場でいられるのが学生だと思います。そのことに気付いている企業が増えてきています。

 今回は、このような社会や企業のニーズに対応するべく、ステークホルダー・ダイアログに参加できるような学生を増やそうと、「学生カフェ」を企画しました。 

次は、みんなで考えましょう!


目次に戻る
続きを読む
CSRプラス・学生カフェレポート 2 [2007年06月20日(Wed)]
目次に戻る
====================================================================================

開会のあいさつ
「CANPAN CSRプラス」がめざすもの

===================================================================================

町井則雄(CANPANチーム リーダー)

「CANPAN(カンパン)」は、
2005年にオープンした月間90万人のアクセスがある公益コミュニティサイトです。

なぜ、作ったか?

それは、ボランティア活動や様々な公益活動が目に触れにくい状況の中で、「民が民を支える」情報インフラを作れば、資金的な支援と同じような効果を上げることができるのではないか と考えたからです。

公益活動の担い手として企業の役割は増してきています。それを世の中に正しい形で知ってもらいたいと思い、CANPAN CSRプラスを公開しています。今日はよろしくお願いします。
 




=====================================================================================

「CSRプラス・学生カフェ」の進め方

 =====================================================================================

進行役:田村太郎 (ダイバーシティ研究所 代表)


今日一日、ステークホルダーとしての学生に求められている役割を、みなさんで、一緒にディスカッションをして考えていきたいと思います。

午前中は、「CSRとは?」、「ステークホルダー・ダイアログとは?」のレクチャーをします。

午後からはグループに分かれて、「CSR報告書」を読んでの感想を中心に、ディスカッションしていただく流れです。

本日のテーマと狙いは、

【1】CSRの全体的な傾向を知る

【2】ステークホルダーへの期待を知る

【3】ステークホルダーとしての学生に
    (1) 何ができるか、
    (2) 何が期待されているのか、
    (3) どう関わるのか
 
   


を、みなさんで一緒に考えましょう。

それでは一日よろしくお願いします。


目次に戻る
続きを読む
CSRプラス・学生カフェレポート 1 [2007年06月20日(Wed)]
=====================================================================================

2007年4月27日、「CSRプラス・学生カフェ」を開催いたしました。

=====================================================================================

 「CANPAN CSRプラス運営事務局」では、CSRを通した様々なステークホルダーと企業のコミュニケーションの場づくりをめざして、「CSRプラス・カフェ」を始めます。

 記念すべき第1回目となる今回は、大学生・大学院生10名にご参加いただき、CSR報告書を読んでの感想に関するディスカッションを中心にセミクローズド形式による、活発な意見交換を行いました。当日の模様を、数回にわたり、レポートします。




趣旨:
 最近、よく耳にするようになった「CSR」。特に、大学生の場合は、就職活動の際の着目ポイントとして注目されがちですが、就職活動だけではなく、CSRへの取り組みそのものも、市民として応援していきたいものですよね。

 「ISO 26000(組織の「社会的責任=SR」に関する国際ガイダンス規格)」の発効を2009年末に控え、企業は、従業員、消費者、地域社会、海外拠点といった多方面の関係者とのコミュニケーションを図ることが求められるようになっています。

 そのためのコミュニケーションの仕組みとして、「ステークホルダー・ダイアログ」を開催する企業が増えています。聞きなれない言葉ですが、直訳すると、「従業員や顧客、株主、など企業を取り巻く利害関係者との対話」となります。CSRをテーマに、NGO/NPO、研究者、取引先、消費者、学生が集まり、企業の担当者と活発な意見交換を行い、企業経営へ活かすダイアログ(対話)をさします。

 CSRに関心を持つ学生や、「ステークホルダー・ダイアログ」への参加をめざす学生を対象に、トーキングセッションとワークショップを行い、CSRに興味を持つ学生のスキルアップをめざします。この機会に、CSRに関する疑問や提案を投げかけて、日本のCSRの取り組みを促してみませんか。



 日時    2007年4月27日(金) 11:00〜14:30(日本財団ビル)

 講座講師&ファシリテーター

  田村太郎  (ダイバーシティ研究所 代表) 
 
 コメンテーター

  加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)

  神田清人さん(株式会社 ジャパン・ディジタル・ディスクロージャー代表取締役)

  町井則雄   (日本財団 情報グループCANPANチームリーダー)

 主催      :  日本財団 CANPAN CSRプラス運営事務局

 企画運営     :  ダイバーシティ研究所


***********************************************************************************
 当日のプログラム  ※下記の各タイトルをクリックし、詳細報告をご覧ください。
***********************************************************************************
プロフィール

CSRプラスさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/csrarchives/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/csrarchives/index2_0.xml