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貢献人たち 〜環境コンサルタント会社・アネックス〜 [2009年05月01日(Fri)]
■都市と里山つなぎ 在来種植え、都会に季節感を■

 コナラやクヌギ、ヤブツバキ。都心ではめっきり減った野山の草花を植栽する「里山ユニット」。

立方体のかごに保水性の高い人工の軽量土壌を入れ、土壌部分に加えて、かごの四つの側面にもツル性の植物を植えるため、同じ面積でも緑は5倍。この緑のキューブを用いて「都市に緑の空間を」と進んでいるのが「5×緑」(ゴバイミドリ)のプロジェクトだ。

 事業計画プランナーの宮田生美さん(48)と商業コンサルタントの滝本英子さん(52)が呼び掛け人。「私たちは同郷で愛媛県の出身。都会の地面はコンクリートやアスファルトで固められ、植物が育つ豊かな土地がないと痛感していた」と宮田さんは話す。

初めは女性2人で計画を練っていたところ、「新たな環境ビジネスになる」と宮田さんが勤めるコンサルタント会社「アネックス」=渋谷区=が4年前、事業化を決めた。

 「5×緑」の特徴は「その土地の在来種を植え、都会に季節感を取り戻すことだ」とユニットを開発した造園家の田瀬理夫さん(58)は説明する。ユニットは茨城県の生産者に依頼している。

サイズは大小さまざまで、小型の20センチ四方が1万8900円。30センチ四方だと2万9400円。個人宅をはじめ、集合住宅の屋上や団地の街路、企業の中庭など実績を増やし、採算の面でも「軌道に乗りつつある」という。

 そして今年に入り、「東京里山計画」が動き出した。栃木県那珂川町の林業家や滋賀県高島市の棚田を守るボランティアらと「里山ネットワーク」を組み、その地域の里山の管理を委託。育てられた草花を「5×緑」が植栽用に購入する仕組みをつくった。

いわば里山保全のCSR(企業の社会的責任)。今月初旬からは慶応大学総合政策学部の國領二郎教授らとの共同研究で、地域の植生調査なども本格的に始まった。

 「私たちがやっていることはささやかなことだが、それを支える価値観が確実に広がっている」。宮田さんはそう実感する。

【明珍美紀】

<2008年6月18日 毎日新聞東京都内版掲載>



■写真説明 「里山ユニットはその土地の在来種の植物を使っている」と話す宮田生美さん =同社提供


■写真説明 「里山ユニットはその土地の在来種の植物を使っている」と話す宮田生美さん =同社提供

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