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貢献人たち 〜排出権取引プロバイダー・ジーコンシャス〜 [2009年06月11日(Thu)]
■ オフィス・家庭のCO2排出量算出、カーボン・オフセット代行 ■

 地球温暖化の影響による海面上昇で危機にさらされる南太平洋の国ツバル。日本から飛行機で訪れると、往復距離はフィジー経由で1万6396キロ、排出される二酸化炭素(CO2)の重さは1775キロに上る。

 ツバルをはじめ国内外を対象に、7〜9月に実施される「MOTTAINAI TOUR(モッタイナイ・ツアー)」(主催・地球の歩き方T&E)は「カーボン・オフセット」付きのエコツアーだ。旅行に伴うカーボン(CO2)を環境事業などによる排出削減で生じた排出権の購入でオフセット(相殺)。「ジーコンシャス」(渋谷区)は、そうした手続きを代行する排出権取引のプロバイダー業者だ。

 「自分たちが出すCO2に責任を持ちたいというロハス層を広げていくのが目的です」と、井手敏和社長(50)は話す。ロハスとは環境と共生する持続可能なライフスタイルを指す。

 音楽業界にいた井手さんは87年に渡米し、01年までシリコンバレーで音楽ソフトの開発に携わった。カーボン・オフセットとの出合いは02年、シンセサイザー奏者の喜多郎さんの北京公演にかかわり、機材の運搬などで排出されるCO2を植林活動でオフセットした。「当時としては新しい試みで、英国の会社に依頼した。そんなビジネスがあるのかと思った」。その後、日本でも排出権取引が注目され、「ロハスとビジネスをつなげたい」と07年11月、有志で新会社を設立した。

 国連認証の排出権をいわば共同購入する仕組みで、利用者には独自の「カーボンパス」を発行する。環境省によると、日本が排出するCO2量(年間)は1人当たり9・97トン(06年度)。「オフセットにかかる費用(国内)は1トン当たり4200円程度(手数料別)」といい、4万円のパスを購入すればほぼ1人分(年間)の排出量がオフセットできる計算だ。

 現在、約30社の代行を手がける。個人層の開拓を狙い、08年5月には国内初の個人向け携帯サイトも開設した。家庭の光熱費や車の走行距離を入力すると年間のCO2排出量が算出され、オフセットの代金がクレジットカードで決済される。

 「大切なのは自分たちを取り巻く環境に意識的になること。カーボン・オフセットはその一つの手段」と井手さん。社名の「ジー(G)」はグリーン、グローバル・ウォーミング(地球温暖化)、ガイア(地球)の意味が込められている。

【明珍美紀】

<2008年7月16日 毎日新聞東京都内版掲載>



■写真説明 米ハワイのミュージシャン、ジャック・ジョンソンさんの来日コンサートでもカーボン・オフセットを代行した=横浜市で08年4月 =同社提供

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