CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«授賞式 記念シンポジウム(5) | Main | ノミネート企業4社が、「ZDNet Japan」で紹介されました!»
授賞式 記念シンポジウム(6) [2007年12月05日(Wed)]

前に戻る



来年度力を入れたい、CSRの取組み


(川北)時間も少なくなってきました。前半は、コミュニケーションに特化した話が続きましたが、最後に、CSR全体で見た時に、来年度、力を入れていきたいところを一言ずつ、お願いします。

<ならコープ>パートナーシップ

(横田)ならコープ単体でできることは限られていると思っているので、NPOや地域の諸団体、行政、マスコミも含め、連携をどう具体化するか、が課題です。

<アレフ>今後は、北海道だけでなく、関東で、関係団体と連携をしていきたい。

(嶋貫)北海道では、消費者団体、行政機関を含めて、いろいろな方々と連携して動きつつありますが、今後は、関東、できれば、東京都内に、このようなことができる連携をしていきたいと思っています。

<サッポロHD>もう少し広く、ステークホルダーの声を拾っていきたい。

(端田)やりたいことはたくさんあるのですが、いろいろ制限もありまして・・・。もう少し広くステークホルダーの声を集められたら、違う「井戸」が掘れるかな?と、思います。




<ソニー>重要性のある問題に取り組むことと、社員の啓発を進めていきたい。

(石野)07年CSRレポートでは、4つの特集として、気候変動、サプライチェーン・マネジメント、イノベーション、中国を重要課題として取り上げています。この4つが、今、ソニーにとって重要性が高いテーマです。

最近は、社員啓発も力を入れており、全社的は難しいですが本社圏だけでも月1回、内部向けの講演会をしています。そういう形で、重要性のある問題に取り組んでいくことと、社員の啓発を進めていきたいと思っています。

<九州電力>NPOとの協働の上、来年はグランプリが狙えるように。

(橋口)今回のノミネートに関して、ふくおかNPOセンターの強力な推薦を頂いたと聞いています。報告書を読んでいただくためには、こういった賞をいただいたり、いろいろなところで九州電力を支援するという動きが登場すれば、興味を持ってもらえると思います。

(川北)ありがとうございます。最後に、紅邑さん、期待したいことがあれば。




<せ・みNPOセンター>企業と市民団体の接着剤としてのCSRの可能性

(紅邑)市民活動団体がテーマにしていることは、そこで暮らす人々の社会的課題を解決したいということで動いています。その中で、CSRがキーワードとなって、接着剤のように活かしていけるのではないかと思います。

「せんだいCARES」の取組み

「せんだいCARES(ケアーズ)」(市民参加型まちづくりキャンペーン)というイベントをご紹介します。2003年から、仙台市内で活動している市民団体の活動を紹介したパンフレットを作成しています。これは、一般の市民に読んでください、というより、ぜひ企業の社員に配布して読んでいただきたい。もしくは、企業の営業所や窓口のお客さんに手渡していただきたいものです。地域の課題に取り組むNPOの活動を知ることで、従業員の生活も豊かになってきます。

これからは、地域が豊かでないと、企業も生き残れない時代に。

自分のところの商品が売れればいいという前に、それを買ってくれる地域社会の人が豊かで、心地よく暮らせることが前提にないと企業活動は難しいと思います。これからは、地域が豊かでないと、企業も生き残れなくなってきています。

地域の課題解決のために、私たちNPOが何ができるのか、企業、行政が何ができるのか、一緒に解決するためには、CSRへの関心を持つ人々が増えることが重要だと思っています。

<IIHOE>なぜ、企業は本気でCSRを進めなければいけないか?

(川北)どうしても、企業とNPOというと、昔は対立関係で、今はNPOが企業にお願いすることが多いように見受けられますが、地域をより良くするためにもう少し連携ができないといけないと思っています。

最近、地域で企業の方々にお話しする機会も増えているのですが、なぜ本気でCSRを進めなければいけないかということを10項目、説明しています。従業員、品質、情報のように、安全の対象にしなければいけないことが増えていますよね。

社会的BCP

ほかにも、たとえばBCP(緊急時の事業復旧)。災害時に地域の住民から、「水を提供してほしい」、「トイレを貸してほしい」と言われた時に、お宅の会社はどうしますか?あるいは、従業員が家族を置いて会社に来ることが、本当に企業の社会的責任なのでしょうか? 

NPOや市民をパートナーとして

CSRを本気で全部やろうと思うと、企業1社ででは、とてもできません。そんな時に、地域住民やNPOが本気で関われば、成果が出しやすいのではないでしょうか?仙台のエコバック運動のモデルになったのは、京都のイオンが市民団体と一緒になって行ったエコバック運動です。「レジ袋の無料配布をやめても、買いに来てくれるよね〜」という約束から始まりました。ある意味、市民を信じたことで出来たのです。

市民を巻き込むためには、情報開示を

CSRでなぜ情報開示が必要かというと、市民がパートナーになろうと思った時に、企業が市民を信じて情報を出してくれなければはじまらないからだと思います。たまたま今回は、48項目の開示度を数値化しましたが、取り組みの強化を企業の内側の問題として捉えるのではなく、市民を巻き込んでテコの原理を効かせて進めていただければと思います。


記念シンポジウム紹介に戻る

トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント