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授賞式 記念シンポジウム(4) [2007年12月05日(Wed)]

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テーマ2:「情報開示の課題」について、今年度・来年度
        以降、どう取り組む方針ですか?




<IIHOE>なぜ情報開示なのか?
     〜情報開示は、企業規模・地域を問わず、共通した課題〜


(川北)今回のシンポジウムは、CSRの取り組みそのものよりも情報開示に焦点を置いてお話を進めています。取り組みの進捗は、企業規模や業種によって違い・偏りがあります。企業規模の大小を超えて、情報を早めに開示して市民の方々に伝え、一緒にどう課題を解決していくかが、共通課題だと考えています。

では、今出てきた課題を受けて、今後、どのような形でコミュニケーション・情報開示について取り組んでいく予定ですか?用紙にお書き下さい。

<サッポロHD>「新ルート開拓」を万単位で

(端田)社宅の井戸端会議から一歩先に出て行こうと。興味のない人まで読ませられる新ルートを作ることができるとは思っていないので、比較的近い人たちをどうやって捕まえられるか?が、課題です。例えば、工場の見学者に展示解説後に説明したり、メルマガ会員50万人に対して、CSRレポートの読者に引き込めるよう、そういうところを研究したい。



<ならコープ>去年に比べてどう良くなったかが分かるように

(横田)「良かったことを伝える」から、「こう良くなった」ことを明示したい。

生協は、やって当たり前のところがあるので、淡々とやりすぎているという反省もあります。前年に比べて、良くなったことを積極的にアピールできるよう、心がけたい。
例えば、食品の安全。一連の偽装の中で市民からの不信がある。安全に対して、メーカー待ちではなく、生協として情報開示ができるとか、直接的に点検ができる、組合員が参加できるなど、仕組みを考えていきたいです。

もうひとつは、環境です。ならコープのマイバック運動は持参率93%で、この数字はすごいと思っています。何がすごいかというと、これは組合員の参加がないとできません。組合員自信が理解して、共感して主体的に関わっているのが特徴です。一緒に作り上げたことのアピールだけでなく、組合員の自信や確信になるように、進めていければと思っています。

<アレフ>持続可能なモデル店を地域と一緒に作る

(嶋貫)北海道恵庭市の小学校5校で、子どもたちが、毎週や隔週、自分の家の天ぷら油を持ってきて、回収しています。今後は、保育所全部に取り組みを広げていきます。保育所から小学校までその家庭は、天ぷら油を持ち続けるわけです。10年ぐらいやると習慣づけされ、子どもが変わると大人も変わり、社会が変わる可能性があります。

エネルギーも単に天然ガスに切り替えるだけでなく、風倒木、間伐材を使って、ハンバーグを焼けないかと考えたり、生ゴミをバイオプラントでバイオガスにしてエネルギーにしたりなど、考えているところです。現実的に、堆肥は余る。食料自給率39%の日本で、理論的には、60%は余ってしまいます。であれば、堆肥をエネルギーに利用できる方法も考え(これは技術的には可能性が高いのですが)、地域や市民、事業者の人たちと、どうやって進めるか、が大きな課題です。



<ソニー>効果と反応の分析

(石野)CSRレポートは専門家向けですが、ウェブサイトは一般向けです。ソニーのCSR、環境、社会貢献は「For the Next Generation」をキーワードに、それに沿った活動を展開し、コミュニケーションをとっています。それが本当に効果があったのか、分析方法を模索している最中ですが、「次世代の子どもたちの創造性を育む」という方向性の活動に興味がある層にリーチできるルートはどこにあるのか?どうすればいいのか、悩んでいる最中です。

(川北)一般的に考えると、先にモニターグループを作って、その人たちの反応を得て、一般的に出していくアプローチがありますよね。今伺ったソニーさんのパターンは、そういうプロセスよりも、出せるものから出していこうというものですね。先にウェブサイトで発信してしまっていますよね。

(石野)まず情報発信を始めちゃっています。ウェブサイトもそうですが、雑誌の広告や新聞の記事化も増やせないかとやっています。その中で、効果を測定して、これから絞り込んでいくのか、手を広げていくのか、考えていきたいです。


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