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授賞式 記念シンポジウム(1) [2007年12月05日(Wed)]

記念シンポジウム
「地方展開時代のCSR 〜情報開示で深める・広める〜」


ここからは午後4時から90分に及んで実施された、記念シンポジウムの様子をお伝えしていきます。

コーディネーター:
 川北秀人氏(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表)

シンポジスト:
 嶋貫 久雄氏(株式会社アレフ 恵庭(えにわ)エコプロジェクト室長)
 横田 朋子氏(市民生活協同組合ならコープ 広報CSR推進課長)
 端田 晶  氏(サッポロホールディングス株式会社 CSR部長
        兼 サッポロビール株式会社 CSR部長)
 石野 正太氏(ソニー株式会社 CSR部 CSRマネージャー)
 橋口 良一氏(九州電力株式会社 総務部 CSRグループ副長)
 紅邑 晶子氏(特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター 常務理事)
 
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 岸田 眞代氏(特定非営利活動法人 パートナーシップ・サポートセンター 代表理事)
 田村 太郎氏(ダイバーシティ研究所 代表)
 

IIHOE 川北秀人氏

(川北)本日の受賞企業のご報告を聞いていただいて、みなさん、日本もなかなか捨てたもんじゃないと思いませんか。このような取り組みがもっといろいろなところに広がっていて、身近に感じられるようにしないといけないですね。

CANPAN CSRプラスが目指すのは、CSRの取り組みを情報開示で応援すること。

東京の企業だけが集中して取り組むのではなく、全国各地でも、情報開示48項目を確認しながら、出来ていること・出来ていないことをはっきり情報開示することから、CSRの取り組みを広げられないか、というのが、立ち上げのきっかけです。

先程、ご報告いただいた企業は、すでに成果が出ているところですが、本日は、今後どのような切り口で情報開示やコミュニケーションを進めていくのかについて、ご意見いただきたいと思っています。

CSRの最新動向:本社だけの時代から、現場の従業員・家族、地域を巻き込む時代へ

IIHOEの本業は、市民団体の応援ですが、最近はCSR関連のお仕事も増えています。2000年からCSRレポートの第三者評価の執筆をしていますが、執筆した企業数は延べ50社を超えました。市民との対話(ダイアログ)等での支援を含めると、のべ100社近くお手伝いをしています。

そこで感じることは、本社だけがやっていてもダメであるということ。地域を巻き込んで、営業や生産など現場の従業員が本気でCSRに取り組むこと、地域住民や従業員の家族がCSRを理解し、参加してもらえるかがポイントです。

環境goo 「環境報告書調査」から
報告書を通して、企業とコミュニケーションが深まったという人は、7割強。


2000年から、環境goo(環境コミュニケーションサイト)で、環境・社会報告書に対する読者ニーズの動向調査を行っています。06年度は2万人の回答がありました。

それによると、
・報告書を見たことがある人は3〜4割
・報告書を手に取る読者のニーズは多様化している(商品を買う、投資、就職・・・)
・報告書を通して、企業とのコミュニケーションが深まったという人は、やや深まったという人を含めると7割強にのぼります。

一方、課題は、

詳細な情報を出せば出すほど、分かりにくくなっていること。

「詳しく書く」イコール「理解が深まる」ではなくなってきています。

市民が知りたい情報と、企業が出したい情報との間にギャップがあること。

市民が欲しい項目のトップは、「雇用・正当な労働」ですが、企業が出したいと思っていることは、従業員の研修や企業倫理に関する方針などであって、ギャップがあります。市民が欲しい情報が開示されていないことは問題で、コミュニケーションが十分にできていない状況です。

以上の現状を踏まえて、各社のみなさんに伺います。



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