はじめまして!
『伴走評価エキスパート』育成講座 受講生の東樹(とうじゅ)と申します。
私は現在、藤沢市や神奈川県でNPOを応援するNPOに務める他、国際協力や里山保全、ソーシャルワーカー支援のNPOに関わっております。
さて、今回初めて「発展的評価(以下DE)」に触れ、「DEとは何か?」についてモヤモヤを抱えつつも、ワクワクしながら、この“冒険の世界”に参加させていただいています。
そんな“冒険”に憧れた少年時代。私は、『巌窟王 モンテ=クリスト伯』※1や『植村直己 地球冒険62万キロ』※2、『三銃士』※3をボロボロになるまで読み漁り、公園裏のがけで秘密基地をつくって友人たちと日が暮れるまで遊んでいました。
大人になってもその思いは変わらず、学生時代には、バックパッカーのマネゴトをして、インドへひとり旅したり、東南アジアや沖縄などへ。旅先で出会った兄貴分に、「これがオレのバイブルだ」、と教えてもらった『路上』※4の世界に憧れるも、仕事に就くと時間的になかなか冒険へと一歩を踏み出す勇気を持てずにいました。
あれから10数年、今回、「DEとは何か?」を探ることは、自分の幼い頃に夢見た“冒険”の続きなのかもしれません!
まっすぐ天に向かって伸びる竹は、強風に煽られても、そうそう折れない、「しなやかさ」を兼ね備えています。DEもそれと同じで、組織を動かす人や社会情勢の変化に伴う、組織の有り様に柔軟に対応できることが大きな特徴ではないか、と感じています。
いま全国から集った15名の仲間や事務局の皆さんと共に、切磋琢磨しながら、この研修に取組んでいます。私は、僭越ながら、今後、DEの日本スタイルを確立させていく、その一員になれたらと密かに思っています(笑)。そのためにも、伴走先の団体の方々や共に学ぶ仲間、事務局の皆さんといっしょに、さらなる“冒険の旅”へと歩みを進めて行きたいと思います!
DEにご関心のある方はぜひ、12月10日のシンポジウムに足を運んでみてはいかがでしょうか?
▼発展的評価(DE)のシンポジウム▼
https://www.csonj.org/news_de20171210.html
東樹康雅
出典:
※1.アレクサンドル=デュマ、矢野徹訳、講談社青い鳥文庫、1991年4月
※2.岡本文良作、金の星社、1991年2月
※3.アレクサンドル・デュマ作、吉田加南子文、ポプラ社、1990年3月
※4.ジャック・ケルアック著、福田実訳、河出書房新社、2002年7月