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2020(令和2)年3月 活動報告 [2020年03月31日(Tue)]
 2020(令和2)年3月の市民社会パートナーズ活動報告です。
長崎市訪問時、五島列島研究旅行の写真あり
2020(令和2)年3月

22日(日)
○令和元年度袖ケ浦市まちづくり講座(ステップアップ講座)第7回「地域交流ワークショップの報告、講座で学んだことを生かす実践プランの発表」ナビゲーター(袖ケ浦市役所にて)

★フェイスブックより★

3月27日(金)
金曜日から長崎市に来ています。来週月曜日からNHK連続テレビ小説『エール』が始まる前に、ぜひ訪れておきたかった場所があるのです。でも、なぜ長崎?
『エール』は大作曲家・古関裕而先生をモデルにしたドラマですが、代表作の一つが『長崎の鐘』。その楽曲は、長崎の医師・永井隆先生の著書『長崎の鐘』がもとになっています。
永井隆先生は、原爆が投下された長崎で、自らも負傷しながら、治療にあたりました。もともとレントゲン科医師として放射線を浴び白血病となっていた身体で、その後、寝たきりとなりながら書き続けた著作の一つが『長崎の鐘』。
浦上にある「長崎市永井隆記念館」では、原爆で妻を失い、疎開させていて無事だった二人の子(兄妹)とともに暮らした日々を記録した写真なども展示され、母を失った幼い娘を描いた絵からは父の慈愛が感じられました。
記念館の展示は感動的なものでしたが、その理解をより一層深いものにしてくれたのは、その前に訪れた「山里小学校原爆資料室」で、丁寧に案内してくださった平野征博さん。
永井隆先生の話とともに、山里小学校に残る防空壕を案内してくださり、防空壕を掘っていた教員たちが原爆で亡くなったこと、3人だけが壕に飛び込み助かった話などをしてくださいました。
平野さんの話で印象的だったのは、長崎の原爆は、カトリック信者が多く暮らしていた浦上が被害の中心となったことで、江戸時代のキリシタン迫害の歴史の上に、浦上への差別意識が長崎の中でも見られたという話でした。
これから放送が始まる『エール』。戦争と原爆を経て、名曲『長崎の鐘』が誕生する話がどのように描かれるか興味深いです。「永井隆記念館」でも『長崎の鐘』のオルゴールの優しいメロディが流れていました。
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3月28日(土)
今日、長崎市を後にして、向かった先は五島列島。2年前の奄美大島以来の本格的な「島旅」。
実は、1年前の4月に訪れる予定でしたが、急に選挙に出ることになり、いったんキャンセル。
今回も、新型コロナウイルスの感染拡大下ではありますが、観光業が大打撃を受ける中、少しでも貢献できればと思い、海を渡りました。
本当に、どちらが正解かわかりません。
長崎は、昨日も今日も雨だった️
特に昨日は、長崎市も午前は大雨でしたが、九州全体が荒れ模様で、五島へ行く船便は全て欠航だったそうです。
その辺りの「運」は強い私。今日は、佐世保からの高速船は欠航でしたが、長崎からの高速船は大丈夫。新上五島町(中通島)の有川港に渡りました。
もっとも、時化で、ちょっと船酔いしましたが。
五島列島は、魚介類はもちろん、五島牛、五島美豚(びとん)、五島地鶏「しまさざなみ」など、肉類も豊富。また、五島うどん、有川港には捕鯨の歴史もあります。
五島に渡ったからには、しっかり学んで、楽しんでいきます️
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3月29日(日)
日曜日の上五島(中通島)は、曇り時々晴れ。高台の宿から東の空を眺めると、「朝日は昇りて、世を照らせり♪」の讃美歌が自然と口をついて出てきました。
朝食後の散歩。近所の曽根教会には、続々と徒歩や車で信者の皆さんが参集。日曜日はミサの日。信仰の息づきを感じました。
地元の有川タクシーさんの5時間コースで上五島巡り。世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれる上五島には、カトリックの教会が29もあります。
日本の人口に占めるキリスト教徒は1%ですが、上五島は25%がカトリックなんだそうです。
巡った教会は、二大有名どころの青砂ヶ浦天主堂&頭が島天主堂、中ノ浦教会(湾の水面に映る外観。堂内の椿?薔薇?の装飾がかわいい)、大浦教会(民家を使った小さな教会。マリア様が和風なお顔立ち)、桐教会(オレンジの屋根が印象的。高台からの海の眺めがよい)。
山がちな地形の上五島。明治6(1874)年に禁教令が解かれて以降、浦々に教会ができたため、たくさんの教会があります。
新型コロナウイルス感染症対策のため、世界遺産を構成する頭が島天主堂、また、同じく人気の青砂ヶ浦天主堂は、内部拝観が中止。外観のみの見学だったのは残念でした。
しかし、運転手の坪井さんにお任せコースで回っていただき、それぞれの教会にまつわるエピソードなど、しっかりガイドもしていただいて、理解が深まりました。
「祈りの島」を後に、上五島(中通島)の南の奈良尾港から、フェリーで福江島に渡りました。
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3月30日(月)
五島列島の「五島」とは、北から中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島。
昨日から福江島に滞在していますが、今日は船で20分の久賀島(ひさかじま)を訪ねました。
久賀島は、交通の便がよくないとのことで、事前予約したタクシーで行動。最大の目的地は、東京五輪が延期されたからってわけではありませんが、旧五輪教会堂。五輪集落は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成しています。
船の着いた田ノ浦港から、馬蹄形の島のちょうど裏側へタクシーで30分。さらに、徒歩でしか通れない道を下ると、小さな港に面して旧五輪教会堂と現五輪教会がありました。木造の旧五輪教会堂は、明治初期の教会建築の様子を伝えているとされます。
久賀島は、明治元(1868)年に、明治新政府により、島内のキリシタン200名余りが6坪の牢に押し込められ拷問を受けた過酷な弾圧で、幼児を含む42名が命を落とした悲劇の地でもあります。この出来事が欧米諸国の反発を招き、禁教令の廃止につながるきっかけになったとされます。
田ノ浦港にほど近い、久賀島の浜脇教会には、上五島出身の前田万葉枢機卿が、40年ほど前に司祭として赴任しています。
今日の運転手の宮本さんは、2歳年下の前田枢機卿といまでも親しくしているそうで、当時20代だった前田司祭は、地域の運動会でも全力で走るような一生懸命な方だったそうです。
かつて4,000人台だった島の人口も、いまでは200人台に。「ここも空き家」「この集落には1人しか住んどらん」「昔は畑やったけど今は竹が生えとう」。宮本さんが地域のことをいろいろと教えてくれました。
小中学生も新年度は15人とのこと。久賀島も属する五島市では「島留学」の取組みも行っているそう。たまたま今日の帰りの船は、島留学を終えた小学生の兄妹が、島の人たちに見送られて島を離れるところでした。
私は東京23区の議員ではありますが、地方の農漁村部の出身者でもあり、同じ日本で進む人口減少の島のことも、しっかり知っておかなくてはならないと思った一日でした。
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3月31日(火)
五島最終日。今日は初めて船に乗らず、路線バスの五島バスで、福江島内を巡りました。
五島市の中心である福江には、西洋列強の脅威に備えて、幕末に築城された福江城があります。また、武家屋敷通りがあり、城下町の風情が残ります。
その福江を出発し、島の北西端にある三井楽(みいらく)へ。
今日の目的は、新垣結衣主演、アンジェラ・アキ『手紙〜拝啓十五の君へ〜』がモチーフとなった、映画『くちびるに歌を』のロケ地である水ノ浦教会を訪ねること。三井楽の手前の集落の岐宿の近くです。
まずは、いったん三井楽にある道の駅「遣唐使ふるさと館」へ行き、腹ごしらえのランチ。
ところが、遣唐使の展示を眺めているうちに、弘法大師空海を顕彰する「辞本涯」(日本の最果ての地を去るの意味)の碑があることを知り、行ってみることに。
しかし、これが遠い遠い。バスもタクシーもないので歩いて行きましたが、足の速い私でも片道1時間強。往復2時間半かかり、大誤算でしたショッキング
帰りのバスで、水ノ浦教会で途中下車していると、飛行機の時間に間に合わないため、泣く泣くあきらめて福江に直行しました。
悔しいので代わりに、空港に向かう前に、映画の風景として登場する「カトリック福江教会」を訪ね、旅の無事の感謝と新型コロナウイルスの困難を早く克服できることを祈りました。椿十字のステンドグラスが通す優しい光に癒されましたにこにこ
福江出身の芸能人といえば、最近では、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に信長の妻・帰蝶役で出演中の川口春奈。
そして、大田区保護司会でもご一緒している、更生保護を歌う歌手・五島つばき。つばきさんが写っているポスターがあり、思わず写真を撮りました。
長崎市、そして、五島列島を巡った旅も、今年度とともに終わり。新年度初日は、また東京・大田区からスタートです。
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