
ポジティブ眼鏡[2022年05月20日(Fri)]
CSいずもでは、『ポジティブ眼鏡』という取り組みがあります。
福祉の仕事をしている私たち職員が、いろいろなことに対してポジティブな見方や考え方で自分や人を肯定し、認め合う、そうすることで前向きになれ成長できる、そんな素敵な『ポジティブ眼鏡』をかけてそれぞれ職員が感じたこと、嬉しかったこと、小さな気づき等を報告し合う取り組みです。
事業所ごとに毎月報告し共有するのですが、現在220名と大所帯となったCSの職員さんの知らない一面を知ることができたり、コミュニケーションのきっかけにもなっています。
先日も、私がCSに入社するきっかけを書いたのですが、いろんな方から声を掛けてもらいました。あまり話をしたことがない職員さんとも話ができとても嬉しかったです。
相談支援専門員の研修でもこの『ポジティブ眼鏡』に似た『リフレーミング』という物の見方を繰り返し学びます。
『リフレーミング』とは、ネガティブな視点のフレームをポジティブな視点のフレームに替えることです。
例えば、
・言葉での指示は理解しにくい→目でみることができると理解できる
・いつもと違うことや変化に弱い→慣れている物や、やり方が好き
・先の見通しがうまく持てない→予定や見通しがわかっていると安心して過ごせる
などです。
人にはそれぞれ物の見方「フレーム」があり、感じ方や捉え方は様々ですが、特性や弱み、苦手なものをマイナス要素と捉えるのではなく、リフレーミングすることによって、欠点だと思っていたこともつよみとして新たに発見できます。
支援を行う中で、その方の可能性やつよみを発見しながら関わることはとても重要で、新たな支援の手立てが見つかることもあります。
これからも『ポジティブ眼鏡』をかけて、いろんな気づきを得たいと思います。
相談支援 ヤマガタ