
3/8 協働ステーション中央シンポジウム開催報告[2012年03月20日(Tue)]

「東日本」から学ぶ、これからの市民活動
協働ステーション中央・センター長の山岸からは、震災と市民活動全体の関わりについての基調講演が行われました。1995年の阪神淡路大震災とNPO法成立の関係について改めて立ち戻った上で、今回の震災で、現地のNPOがどのような活動をしているかを、スライドを見ながら紹介しました。
第2部 事例報告
震災から1年、活動における情報発信のポイント
「“東北復興応援サイト”KIDS DOOR復興NET」
渡辺 由美子氏(キッズドア理事長)

キッズドアは、「”東北復興応援サイト”KIDS DOOR復興NET」を立ち上げ、後回しにされがちな、「子ども」に関する支援の総合的な情報発信を始めます。情報発信は、被災者の孤立化防止と、継続的支援のための風化防止との両者にとって、重要な支援と捉えています。
「震災支援状況報告ブログ」
大竹 正寛氏(セカンドハーベスト・ジャパン事務局長)

支援物資の運搬には「メッセージカー」が使用されています。トラックの白い車体がホワイトボードのようになっていて、東京と現地との双方からメッセージが書かれ、食料とともに「気持ち」を届けています。また、「セカンドハーベスト・ジャパン震災支援状況報告」のブログを立ち上げ、日・英2カ国語で情報発信することによって、海外から被災地への注目を集めることにつながり、海外からの支援の窓口になる事ができました。

参加した皆さんからのアンケートにも、「具体的な話しが聞けて満足した」「行動力と情熱に感動した」「情報発信の仕方がとても参考になった」などとあり、大変好評でした。
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