(12/9)行政・企業を説得する申請書作成講座 第2回 開催報告[2011年01月07日(Fri)]
平成22年12月2日(木)〜16日(木)
行政・企業を説得する申請書作成講座
「助成金申請書を書く前にやるべき3つのこと」
第2回は
長浜 洋二 さん
富士通パーソナルビジネス本部
NPOサポートセンターアドバイザー
公共経営学修士(MPA)
「申請書作成に必要な情報収集・分析」
をテーマに、講義とワークを行いました。
行政・企業を説得する申請書作成講座
「助成金申請書を書く前にやるべき3つのこと」
第2回は
長浜 洋二 さん
富士通パーソナルビジネス本部
NPOサポートセンターアドバイザー
公共経営学修士(MPA)
「申請書作成に必要な情報収集・分析」
をテーマに、講義とワークを行いました。
長浜さんは
アメリカでNPOマネジメントに関わる公共経営学修士(MPA)を取得後、
アメリカの非営利シンクタンク、そして現在は企業と
一貫してマーケティング業務に関わってこられました。
様々な経験を活用して
NPOサポートセンターが行っている
Panasonic NPOサポート 課題解決プロジェクトの講師をはじめ
NPOが効果的に社会の課題解決を目指すために、多様な取り組みをされています。
詳細は
ブログ: 飛耳長目(ひじちょうもく)
ツイッター: @hijichomoku
をご覧ください。
講義では、
1.助成金とは何か
2.助成金申請書の記載内容について分析
3.申請書の書き方のポイント
を学びました。
1.助成金とは何か
NPOを取り巻く社会環境を踏まえて、どのような資金調達の種類があり、
自団体として、助成金を獲得するという手段が必要かどうかを見極め、
同じように申請する競合の団体とどう差別化するのかがポイントである
ということを、データを交えて解説いただきました。
2.助成金申請書の記載内容について分析
行政、企業、財団などの実際の助成金申請書を見ながら、どのような情報の記載が求められているのか、構成を確認しました。
・団体概要
・助成の対象事業の概要
・事業の予算
・実施スケジュール
・その他
特に、事業概要がしっかり相手を説得できる
内容にするために必要な視点を学びました。
今回の講座までの事前課題として
・自団体の活動内容
・自団体のステークホルダー
(団体内外を含めた関係者)
を洗い出してもらっていたので、
1)ペアで、相手に自団体の活動を説明するワーク
2)グループで、NPOを取り巻く社会環境の分析(PEST分析)
を行い、自団体を取り巻く社会はどのようになっているのかを
客観的に確認しました。
3.申請書の書き方のポイント
まずは相手を知る、ということで
申請書を審査をする側は何を見て助成金を審査するのか
を確認しました。
・先駆性
・緊急性
・影響力
・地域特性
・実行可能性 など
普段のこの手の講座では、あまりない視点として
●申請書の事前、作成中、作成後 で申請書に必要な視点
●目標/指標設定、効果設定の必要性
を確認しました。
そのうえで、効果的な情報収集を学ぶ、という
前回と同様に濃密な講座内容で
受講生のアンケート内容もとても満足度の高いものでした。
次回までの課題では、
実際に申請書の形式に落とし込んだもので発表・評価を行います。
<アンケート内容の抜粋>
自団体の分析はもちろんステークホルダの情報収集の大切さを知り、
参考になりました。
体系的に説明していただき、頭を整理することができました。
助成団体の方向等も事前に十分調べなければいけない事もかなり
詳しく理解できた。
申請書の書き方のコツが実践的な説明で良く理解できた。
日頃からアンテナを高くして、情報収集しなくてはならないことと、
それをいかに活用するかを意識していきたいと、思いました。
◎開催案内
◎開催報告
・第1回 課題提案の説得力アップ
・第3回 申請書の骨組みを書く実践
アメリカでNPOマネジメントに関わる公共経営学修士(MPA)を取得後、
アメリカの非営利シンクタンク、そして現在は企業と
一貫してマーケティング業務に関わってこられました。
様々な経験を活用して
NPOサポートセンターが行っている
Panasonic NPOサポート 課題解決プロジェクトの講師をはじめ
NPOが効果的に社会の課題解決を目指すために、多様な取り組みをされています。
詳細は
ブログ: 飛耳長目(ひじちょうもく)
ツイッター: @hijichomoku
をご覧ください。
講義では、
1.助成金とは何か
2.助成金申請書の記載内容について分析
3.申請書の書き方のポイント
を学びました。
1.助成金とは何か
NPOを取り巻く社会環境を踏まえて、どのような資金調達の種類があり、
自団体として、助成金を獲得するという手段が必要かどうかを見極め、
同じように申請する競合の団体とどう差別化するのかがポイントである
ということを、データを交えて解説いただきました。
2.助成金申請書の記載内容について分析
行政、企業、財団などの実際の助成金申請書を見ながら、どのような情報の記載が求められているのか、構成を確認しました。
・団体概要
・助成の対象事業の概要
・事業の予算
・実施スケジュール
・その他
特に、事業概要がしっかり相手を説得できる
内容にするために必要な視点を学びました。
今回の講座までの事前課題として
・自団体の活動内容
・自団体のステークホルダー
(団体内外を含めた関係者)
を洗い出してもらっていたので、
1)ペアで、相手に自団体の活動を説明するワーク
2)グループで、NPOを取り巻く社会環境の分析(PEST分析)
を行い、自団体を取り巻く社会はどのようになっているのかを
客観的に確認しました。
3.申請書の書き方のポイント
まずは相手を知る、ということで
申請書を審査をする側は何を見て助成金を審査するのか
を確認しました。
・先駆性
・緊急性
・影響力
・地域特性
・実行可能性 など
普段のこの手の講座では、あまりない視点として
●申請書の事前、作成中、作成後 で申請書に必要な視点
●目標/指標設定、効果設定の必要性
を確認しました。
そのうえで、効果的な情報収集を学ぶ、という
前回と同様に濃密な講座内容で
受講生のアンケート内容もとても満足度の高いものでした。
次回までの課題では、
実際に申請書の形式に落とし込んだもので発表・評価を行います。
<アンケート内容の抜粋>
自団体の分析はもちろんステークホルダの情報収集の大切さを知り、
参考になりました。
体系的に説明していただき、頭を整理することができました。
助成団体の方向等も事前に十分調べなければいけない事もかなり
詳しく理解できた。
申請書の書き方のコツが実践的な説明で良く理解できた。
日頃からアンテナを高くして、情報収集しなくてはならないことと、
それをいかに活用するかを意識していきたいと、思いました。
◎開催案内
◎開催報告
・第1回 課題提案の説得力アップ
・第3回 申請書の骨組みを書く実践