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12月 「Marlboro/ マルボロ」 [2009年12月08日(Tue)]
木 すっかり冷え込みました。北国はもう 雪のようです。お〜寒。

先ほど、たまたまネットで見かけて、割りとおもしろかったので、
皆さんにもおすそ分け。

マルボロです。私、タバコは吸わないのですが、マルボロの赤系ベースの
広告は鮮烈ですね。キャメルの黄系とともに、ポスターやパッケージなどの
デザインには魅せられます。



マルボロの英語のスペルが、M A R L B O R O で、
そのMarlboroにまつわる、悲しいお話です。

(*ロケットニュース24から抜粋)

『Man Always Remember Love Because Of Romance Over
(男はロマンスを失ったために愛を思い出す)』とする説の物語を
ご紹介したい。

それはマサチューセッツ工科大学が、まだ前身のボストン技術
学校と呼ばれていた頃のこと、働いて学費を稼ぎながら勉強する
1人の学生がいた。彼はある日、油脂工場で働く娘に出会い、
二人は恋に落ちた。
しかし、娘の両親は、貧しく名もない学生との恋愛を認めず、
遠い親戚の元に娘を送り出してしまった。男は恋人が突然
いなくなってしまい困惑した。何かあったのではと思い、何度も
手紙を書いてみたけれど、返事も来なかった。

それから数ヶ月の流れたある雨の降る日に、彼女の家の前を
通り掛かった彼は、俯(うつぶ)いて歩く彼女の姿を発見した。
男は嬉しくて言葉を掛けると、彼女は俯いて話した。

「ごめんね。もう私のことは忘れて。私、結婚するの」

男はしばらく言葉を失った。

「そう。そうだ、おめでとう」

恋に破れた切なさを抑えながら、やっとの想いで祝福の言葉を
伝えた。そして、「1つお願いがあるんだ。僕がこのタバコを1本
吸う間だけ、ここに居てくれるかい?」すると、彼女は頷いた。
男は紙巻きタバコを取り出して、タバコに火をつけた。しかし、
雨の中で思うように吸うことが出来ず、タバコの火はあっと言う
間に消えてしまった。火が消えて行くのを見届けた彼女は
「さようなら…」そう残して家の中に入って行った。そして彼女は
嫁いで行った。

歳月は流れた。男は雨が降る日には、決まって彼女のことを
思い出していた。あのタバコの火が、もう少し長くついてくれて
いたならと、降りしきる雨を見ながら、思い出されるのである。
そうして、男は大学を卒業した。大学を卒業すると友人と共に
事業を興し、若かりし日の苦い想い出との決別を果たす。
フィルター付きのタバコを開発したのだ。

それから後に、彼は億万長者になったのである。事業が軌道に
乗り、時間にもお金にもゆとりが生まれると、彼は雨の降る日に
再び彼女のことを思い出した。彼女は今、どうしているだろうかと。
そして、ありとあらゆる手を尽くして、ついに彼女の居場所を
突き止めた。せめて一言だけでも言葉を交わしたい。

彼女は貧民街で淋しく暮らしていた。夫を若くして病気で亡くし、
一人で静かに暮らしていたのだ。男は彼女を迎えに行った。
彼女はすっかり変わり果てていた。やせ細り、顔は血の気をなくし、
貧しさに困窮していたのである。男は彼女に話した。
「君のことをずっと忘れたことがなかった。随分時間が掛かったけど、
君ともう一度、愛し合いたい。君と生涯を添い遂げたい。結婚しよう」

彼女は俯いたまま、考える時間が欲しいと言った。男は明日また
来ると残して、帰って行った。翌日、男が再び彼女の家を訪れると、
そこには冷たい彼女の亡骸だけがあった。
首をくくって死んでしまったのだ。男は呆然自失として、その場に
座り込んだ。

Man Always Remember Love Because Of Romance Over』 
(男はロマンスを失ったために愛を思い出す)

その言葉が付けられたタバコが、後にこの男の手によって生産された
という…。


・・・とさ 鐘鐘鐘

ロケットニュースにありがとうございました。

Happy Holidays 鐘

岡安
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