今回のCANPANセミナーは、読書会です。
助成金に関する学びを深めるチャンスです。
先日、SNSで、あいちモリコロ基金の成果調査報告書のご紹介をしました。
その時の投稿内容はこちらです。
『ヤバみ。
まさにこの一言に尽きますね。
助成財団の関係者は、なんとか入手して読まれることをお薦めします。
「愛・地球博開催地域社会貢献活動基金」(愛称:あいちモリコロ基金」)の成果調査報告書です。
あいちモリコロ基金とは、2005年の愛・地球博で残った資金約12億9千万円を活用して、10年間で助成金としてNPOを支援するというものです。この助成プログラムが2018年度で終了し、その成果をまとめたものがこの冊子です。
助成金によって、助成先団体や事業がどのように変化したのか、アンケート調査で丁寧にまとめられています。この内容が本当に参考になりまくりです。
助成金の効能を考えるのに役立ちます。こういった振り返りは、以前、中央ろうきんの助成プログラム10周年の冊子で読んだことがありますが、かなり貴重な情報です。助成機関が出すものはわりと単年度の助成事業のそれぞれの成果をまとめたものが多いのが現状です。助成プログラムが個々の団体や事業の発展にどう寄与したのかをまとめているのは貴重なサンプルです。
いやー、勉強になりますね。
素晴らしい冊子を作成していただきました、ボランタリーネイバーズのみなさんに感謝です!!』
この投稿に対して大きな反響をいただきましたので、この報告書を読む会を企画しました。
トークゲストとして、その当時、愛・地球博の「地球市民村」のNPO/NGOコーディネーターとして関わっていた、吉澤卓さんをお招きして、愛・地球博と市民活動についてお話をお伺いいたします。
さらに、助成金申請の記入項目として少しずつ認知度が高まってきました、非営利組織評価センターの組織評価のミニ制度説明会を、助成金つながりで開催いたします。
ご興味、ご関心のある方、ぜひご参加ください。
日本財団CANPAN・NPOフォーラム
あいちモリコロ基金の成果調査報告書を読む会+組織評価制度ミニ説明会
〜あらためて、助成金の意義・役割・成果・影響を考える〜日 時:2019年6月28日(金)19:00〜21:00(開場18:45)
場 所:日本財団ビル2階会議室
対 象:助成金に興味関心がある方ならどなたでも
参加費:1,000円(要事前決済・キャンセル不可)
定 員:20名
主 催:日本財団CANPANプロジェクト
協 力:(一財)非営利組織評価センター
★★★お申込みはこちら★★★
https://canpan20190628.peatix.com※お申し込み後、Peatixからメールが届きますので、必ず確認してください。
「愛・地球博開催地域社会貢献活動基金」(愛称:あいちモリコロ基金」)の成果調査報告書★こちらのサイトでPDFで見れます!
https://www.morikorokikin.jp/7_chosa/chosa.html→読書会の前に事前にご一読することをお薦めします。
→当日は、主催者側で成果調査報告書はご用意しませんので、
印刷したもの、もしくはPCにダウンロードしたものをご持参ください。
<読書会の目的>
@あいちモリコロ基金が果たした役割や、生み出した成果について知る。
A一つの助成プログラムが地域社会やNPOセクターにとって、どのような影響があったのか、役割を果たしたのか、成果を生み出したのかを学ぶ。
B助成金を受けた個々の団体にとって、助成金がどのようなことをもたらしたのかを学ぶ。
C助成プログラムの成果をどのように測るのかを学ぶ。
D助成金によって生み出されたネガティブな影響やインパクトについても学ぶ。
Eこれらを通じて、助成プログラムの構造や、助成金の功罪について、理解を深める。
Fあわせて、助成金申請書等でも活用されてきている、非営利組織評価センターの組織評価制度を理解する。
<内容>
1.あいちモリコロ基金の解説(20分)
レクチャー:CANPAN山田
2.あらためて、愛・地球博とは?(10分)
話題提供:吉澤卓さん
【吉澤卓さんのプロフィール】
ファシリテーター、コミュニティデザイナーとして活動。学生の国際交流プログラム実施に10代後半から関わる。その後も「主体的な参画」の機会やプロセス、場を作ることをテーマに、2005年の愛知万博や横浜開港150周年事業などの市民参加イベントの企画運営ファシリテートを行う。近年はマンションコミュニティ形成事業をデペロッパーとともに企画運営している。ESD持続可能な開発のための教育にも関わってきたほか、アクティブラーニングのツールであるワールドピースゲームの日本普及にも参画。
【吉澤さんによる愛知万博雑感】
2004年春から2006年夏まで、博覧会協会から広告代理店に委託された協会主催事業「地球市民村」のNPO/NGOコーディネーターとして、1万人の市民社会関係者、100あまりのNPO/NGOが博覧会に参加するための事務局業務に従事した。会期中は博覧会史上初のNPO/NGOの公式参加ということで通常の博覧会運営にも増したワンダーな毎日が続いたほか、地球市民村以外にも多数展開された市民参加事業の関係者とも交流を深める機会ともなった。自身はその後2010年の生物多様性条約国締結会議における市民活動の紹介ブースの運営も受託するなど、現在まで中部エリアの市民社会とのご縁が続いている。
3.読書ワーク(1時間)
・成果報告書の好きな部分を読んで、以下のテーマでA4用紙に記入
@参考になったこと、勉強になったこと
A読んだけどわからなかったこと、もっと知りたいこと
・書いたシートをみんなに発表
・みんなが発表したものをもとにみんなでディスカッション
4.非営利組織評価センターの組織評価制度ミニ説明会(25分)
説明:非営利組織評価センター山田さん
★(一財)非営利組織評価センター(JCNE)
・第三者組織評価
https://jcne.or.jp/catalog/ 5.クロージング(5分)
・感想シートの記入
<情報保障について>
参加申し込み後、手話通訳、要約筆記、点字資料、車イス席など必要な配慮を下記の問い合わせ先メールアドレスまで別途お知らせください。
<参加申し込み>
https://canpan20190628.peatix.com・お申し込み後、Peatixからメールが届きますので、必ず確認してください。
・参加費用はクレジットカード、コンビニ払い、ATM払い等の前払いとなっています。
・事前参加申込は6月28日(金)16時に締め切ります。
・定員になった場合には、その時点で申込締め切りとなります。
・なお、コンビニ払い、ATM払いの場合は、6月27日(木)24時までの申込手続きが必要となりますので、お早めにお申し込みください。
・当日現金での受付は対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。
・キャンセル対応はしておりませんので、あらかじめご了承ください。
・領収書はPeatixのサイトから印刷するものとなります。
※クレジットカード決済等で難しい方は以下のメールアドレスよりお問い合わせください。
<個人情報の取扱に関して>
個人情報保護法に定義されます個人情報に該当する情報については、主催である日本財団CANPANプロジェクト(事務局:NPO法人CANPANセンター)で実施する事業で使用させて頂きます。 当該個人情報の第三者(業務委託先を除く)への提供または開示はいたしません。ただし、お客様の同意がある場合および、法令に基づき要請された場合については、当該個人情報を提供できるものといたします。
【チケットのお申し込みに関するお問い合わせ】
Peatixコールセンター
0120-777-581
10:00 ~ 18:00 | 年末年始、GWを除く
【お問合せ先】
日本財団CANPANプロジェクト 山田
E-mail:canpanforum@canpan.jp
※お問合せはメールでお願いします