【開催報告】年度末に国が出した3つの資料から地域のあり方や地域づくりなどを考える勉強会(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2016年4月26日(火)夜・東京 [2016年04月27日(Wed)]
今回のセミナーは自主勉強会です。これからの地域のあり方を考えるために、国の報告書や資料を参加者のみなさんが読み込んできて、それぞれの気づきや学びをシェアしました。
![]() 年度末に、総務省、国土交通省、内閣府から、以下の3つの資料が発表されました。 現在の地域の状況、これからの地域のあり方を考えるために、参考になる資料だと思います。 【総務省】集落ネットワーク圏を担う人材の確保とつながりの構築に関する調査報告書の公表 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei10_02000033.html 【国土交通省】地域の不動産関連事業者向けの不動産ストックビジネス事例集を策定しました 〜不動産ストックビジネスの今後の方向性と取組のポイントをとりまとめhttps://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo05_hh_000083.html〜 【内閣府】地方創生加速化交付金の交付対象事業の決定について http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/pdf/280318_kouhutaisyou.pdf これらの3つの資料をもとに勉強会を開催しました。参加者自身が事前にしっかり読み込んできて、参考になったことや疑問に思ったことなどを参加者同士で共有する勉強会です。 NPOに限らず、行政、ビジネスなど、セクターを超えて、多様な方にご参加いただきました。 ![]() 日本財団CANPAN・NPOフォーラム 年度末に国が出した3つの資料から地域のあり方や地域づくりなどを考える勉強会 日 時:2016年4月26日(火)19:00〜21:00(開場18:45) 場 所:日本財団ビル2階 第3・4会議室 対 象:セクターを限らず、地域のあり方に興味がある方ならどなたでも 参加者:18名 主 催:日本財団CANAPNプロジェクト 【参加条件】対象となる3つの資料は必ず目を通してきていただくこと <内容> 19:00 オープニング ◎本日の趣旨 →NPOの視点で資料を読む(活動領域の拡大、役割の変化、これからの取り組みへ反映)。 →国の動きを知る。地域の資源(人、組織、不動産)をどう活用していこうとしているのか。地方創生の動きはどうなっているのか。 ![]() ◎対象資料の確認 【総務省】集落ネットワーク圏を担う人材の確保とつながりの構築に関する調査報告書の公表 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei10_02000033.html 集落ネットワーク圏の形成に向けて圏域内外の人材確保・人材育成が課題となっていることを踏まえ、先駆的に取り組みが展開されている集落ネットワーク圏を中心に、当該圏域の形成プロセスをはじめ、運営主体や活動人材の発掘・育成との関わり等について調査分析し、かつそれらの知見をマニュアルとしてまとめ、集落ネットワーク圏の形成に向けたノウハウを蓄積・発信することを目的として実施した。 【国土交通省】地域の不動産関連事業者向けの不動産ストックビジネス事例集を策定しました 〜不動産ストックビジネスの今後の方向性と取組のポイントをとりまとめhttps://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo05_hh_000083.html〜 本事例集では、「箱の産業」から「場の産業」へ、不動産を核とした新たなサービス・付加価値の提供といった今後の不動産ストックビジネスの方向性を打ち出すとともに、需要の掘り起こし、人材ネットワークの構築、資金調達の工夫という不動産ストックビジネスの実践に当たっての取組のポイントを、先進事例を交えながら紹介している。 【内閣府】地方創生加速化交付金の交付対象事業の決定について http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/pdf/280318_kouhutaisyou.pdf 一億層活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策(平成27年11月26日一億総活躍国民会議決定)を踏まえ、緊急対応として、「地方版総合戦略」に位置づけられた先駆的な取り組みの円滑な実施を支援する。 ◎対象事業:しごと創生、地方への人の流れ、働き方改革、まちづくり 19:10 グループディスカッション @自己紹介(一人2分、全体で10分) 名前、所属組織、普段何をしているか、今日の勉強会への期待 ![]() Aテーマ・ディスカッション(10分) 3つの資料を読んでの感想など B個人ワーク「ここが気になった!」(15分) ワークシートに資料別に、次の視点で記入してください。記入する際にはどの視点かわかるように適宜記入してください。 ・参考になった点 ・意味がわからなかった点 ・内容として疑問に感じた点 ★★★資料別*参加者の気づきの共有シート★★★ C書いたワークシートの内容を共有(20分) Dグループ替え(5分) それぞれの資料別に分かれて、じっくりディスカッション E自己紹介&フリーディスカッション(30分) ![]() 20:40 グループ内の全体共有 20:55 気づきの共有シートに記入 今回は、行政の方、企業、NPO、地域おこし協力隊で活動される方などさまざまな立場の方にご参加いただきました。3つの資料では、全国での取り組みからたくさん事例やキーワードが紹介されています。予算の金額等の内容・都心と地方の違い、地域の仲間づくりや地域同士つなぐことの重要度の気づきから、どう実践していくのが良いのかを考える時間となりました。参加者の皆さまに記載いただいたシートをぜひご覧ください。 21:00 終了 ご参加いただいた皆様に熊本地震への寄付もご協力いただきました。ありがとうございました。 ![]() ★★★気づきの共有シート★★★ 膨大な資料を読み込んでご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 |