【開催報告】NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.04〜広報を溺愛する人の時間part2〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2017年7月6日(木)午後・東京 [2017年07月07日(Fri)]
今回は、昨年開催させていただいて、おかげさまで満員御礼となりました、
“出来あい”の広報や情報発信ではなく、広報を“溺愛”している人のためのセミナーです。 広報や情報発信が好きで好きでたまらない人にとって至福の時間となるようなコンテンツ第2弾を開催しました! 団体では、どのような広報を行っていますか?団体の広報メンテナンスはできていますでしょうか。「わかった」から「できる」ようになるために新しい切り口を発見し、翌日からアクションに起こせるものを学ぶ機会にしたいと思います。そしてあらためて、広報や情報発信の素晴らしさ、楽しさを再認識し、広報や情報発信の考え方を整理することができます。 今回も、広報・情報発信をテーマにしたセミナーでよく講師を務めている吉田、林田、山田の「○田」3人が集結しての開催しました。この3人が同じ場所で一緒に話をするのはかなり貴重な機会だと思います。NPO活動のポテンシャルと、それを伝えるコミュニケーションのポテンシャルを信じて疑わない、広報好きの3人の競演を楽しんでいただけた時間になったのではと思います。 それぞれ新しいコンテンツをご用意での講演、そして広報を溺愛するみなさんで集まって、 NPOの広報をやっていてよかったエピソード・ストーリー共有したり、普段感じている課題や講師への相談も含め広報“愛”を気兼ねなく語り合える場となりました。 日本財団CANPAN・NPOフォーラム NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.04 〜広報を溺愛する人の時間part2〜 日 時:2017年7月6日(木) 13:00〜17:00(開場12:45) 場 所:日本財団ビル2階会議室1〜3 参加者:20名 対 象:広報や情報発信が好きな人、これから好きになりたいと思っている人 ※セクターを超えて、どなたでもご参加いただけます。 但し、広報や情報発信が嫌いな人はお断り。 主 催:日本財団CANPANプロジェクト 協 力:NPOのためのデザイン http://design4npo.com/ <概要> 広報や情報発信について、3人の講師がそれぞれ得意なテーマで50分のセッションを担当します。 テーマ: デ:デザインで伝える(林田全弘さん NPOのためのデザイン) キ:機能で伝える(山田泰久 NPO法人CANPANセンター) ア:アイデアで伝える(吉田知津子さん 市民活動情報センター「ハンズオン!埼玉」) イ:インタラクティブに伝える(ディスカッション) <スケジュール> 13:00 オープニング ・趣旨説明 ・グループで自己紹介 ここからは、インタビュー形式で昨年からの一年間で 気になった広報事例やノウハウ等々をお聞きします! 13:20 デザインで伝える 講師: 林田 全弘 さん NPOのためのデザイン 話し手:林田さん 聞き手:山田 ★★★公開用資料★★★ 【PICUP ポイント】 ・WEBが前線ですが、紙はまだまだなくならないなと思う ・読み手がどうハッピーになるのかを書いたほうがいい ・身内言葉(身内にしか伝わらない)は気を付けたほうがいい ・内容も○○しかのせない、寄付してくれた人にとってどんな価値があるのか ・不安を取り除くことが大事 13:50 機能で伝える 講師:山田泰久 NPO法人CANPANセンター 話し手:山田 聞き手:林田さん ★★★公開用資料★★★ 【PICUP ポイント】 ・若い人たちに受け入れられやすい入り口をつくることが大切 ・(初めての人にもわかりやすい)その分野の基本的な情報 ・情報を出せば出すほど、帰ってくる ・伝えるコミュニケーションと生み出すコミュニケーション ・Facebookのコメントのやり取りや、あえて参加できる余白をつくる 14:20 休憩 14:30 アイデアで伝える 講師:吉田 知津子さん 認定NPO法人市民活動情報センター「ハンズオン!埼玉」 話し手:吉田さん 聞き手:山田 ★★★公開用資料★★★ 【PICUP ポイント】 ・広報は「ラブレター」人はちょっとしたことで気持ちが動いている ・社会を変える「広報の基本」に5つの基本 ・広報ってチラシ、HP、SNSだけじゃないということ ・空気・柄・雰囲気で「ラッピング」してお届けするということ ・「みんながいないとできない」というのをできないというのを仕掛けていきたかった 15:00 インタラクティブで伝える みんなでダイアログ(30分) 前半のセッションを聞いて、「わたしの広報」を語る ※VOICEカードの記入 休憩(10分) ※VOICEカードの回収 講師3人によるクロストーク(45分) VOICEカードをもとに、あらためてのクロストーク 【PICUP ポイント】 Qキャッチフレーズでターゲットが思い浮かばないときはどうすればいいですか? ・身近な人を思い浮かべる ・100本ノック Q社会にどう必要なのかしっくり来ていない部分がある かたちにするために整理が必要 おなじメガネでお話しすることが大切 Qロゴやサイトなど治した方がよいものがたくさんあるのですが、、、 理念などをきちんと整理して、代表の好みやイメージで選ばないことが大切 など、たくさんのご質問をいただきました。 ★★★VOICEシート★★★ 下記、テーマについて参加者のみなさんにご記入いただきました。 @NPOの広報をやっていてよかったこと、NPO広報の溺愛エピソード・ストーリー ANPOの広報の課題、講師に相談したいこと 16:50 クロージング ・気づきの共有シートの記入 17:00 終了 <講師プロフィール> 林田 全弘 さん NPOのためのデザイン ディレクター/コーディネーター/グラフィックデザイナー 2007年からNPOのデザイン支援を開始。 これまでNPOや中間支援組織、地域団体のパンフレットやロゴ、チラシなど、 延べ40団体100件以上の広報物を手がけてきました。 これまでの制作実績はこちら http://azukidesign.com ブログ https://blog.canpan.info/rindazenko/ NPOためのデザイン http://design4npo.com/ 山田泰久 NPO法人CANPANセンター代表理事 群馬県高崎市出身、慶應義塾大学文学部卒(フランス文学専攻)。 1996年日本財団に入会。2014年4月、日本財団からNPO法人CANPANセンターに転籍出向。 日本財団とCANPANセンターが合同で実施する、市民、NPO、企業などの活動を支援し、連携を促進することで、民間主体のより豊かな社会づくりに貢献することを目指すソーシャルプロジェクト「日本財団CANPANプロジェクト」の企画責任者。 主に、NPO×情報発信、ソーシャルメディア、オンライン寄付、助成金、IT・Web、ノウハウ、ネットワーク、出身地などの文脈でセミナー開催、セミナー講師、プロジェクト、情報発信などを行っている。 ブログ: CANPAN講座 https://blog.canpan.info/c-koza/ CANPAN・NPOフォーラム https://blog.canpan.info/cpforum/ 吉田 知津子さん 認定NPO法人市民活動情報センター 「ハンズオン!埼玉」副代表理事 大学卒業後、広告代理店に勤務。企業の広告戦略の企画立案、制作実施を担当。倉本聰氏(「北の国から」の脚本家)の「広告制作参加型プロジェクト」などに携わる1999年東海村臨界事故をきっかけに、埼玉NPOセンター広報専門スタッフとなる。現在「(特活)市民活動情報センター ハンズオン埼玉」副代表理事をはじめ様々NPOの広告広報活動及び企業の社会貢献活動の企画に取り組んでいる。 ★★★気づきの共有シート★★★ 講師の吉田さん、林田さん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました! |