多くのNPOの広報担当者は兼任であるのが現状です。
限られた資金、人材、時間で、どのように市民からの信頼や共感を得ていくかは、どのNPOにとっても課題と言えます。クチコミによる情報拡散も、メディアによる記事掲載も待っていてもおこりません。ソーシャルメディアの活用やプレスリリースは、信頼や共感を得るためには今や欠かせないNPOの広報手法なのです。

そこで、NPOの広報の現場で長年活躍され、時代に即した広報施策を実践し実績をあげられてきた鎌倉幸子さんと、石井大輔さんを講師にお招きして、NPO広報講座を開催いたしました。
二人の講師がNPOの広報経験から試行錯誤しながらの編み出した、ソーシャルメディアとプレスリリースを使った広報術を半日で伝授いただきました。今だから話せるNPO広報担当者として一線にいた経験やノウハウを惜しみなく共有していただきました。
日本財団CANPAN・NPOフォーラム
広報兼任者のためのNPO広報講座
〜お金をかけずに信頼・共感をつかむ広報術〜日 時:2016年11月14日(月)13:30〜17:00(開場13:15)
場 所:日本財団ビル2階会議室1-4
対象者:NPOをはじめとする広報担当者
参加者:20名
主 催:日本財団CANPANプロジェクト
<内 容>
13:30 オープニング
・本日の趣旨について
・自己紹介
13:35 広報の仕事
・広報は「情報営業」
・広報は「メディア」を使って営業する

★★★公開用資料★★★
13:50 クチコミが生まれるソーシャルメディアの活用法・利用法
・ただ書くだけでは拡散されない!記事のコツ
・ウェブメディアを広報担当にしてしまう

★★★公開用資料★★★
14:50 休憩
15:00 面白いほど記事につながるプレスリリースのつくり方
・プレスリリース、何が素材になる、どう作る
・プレスリリース、いつ、どこに配信する
<キーワード>
・プレスリリースのお作法
・季節感
・時流やトレンド
・継続こそ力なり
16:00 パネルディスカッション・質疑応答
・今だから話せるNPO広報担当者の裏側
・悩みや苦労を参加者と共有

<キーワード>
・ベンチマークしているところ
・毎年自分のテーマを決めて行動している
・イベントカレンダーの作成
17:00 終了
<講師プロフィール>
●クチコミが生まれるソーシャルメディアの活用法・利用法
講師:鎌倉幸子さん
リレーションズ・ストラテジスト。国際協力NGOに15年間勤務。海外事務所にプロジェクトコーディネーターとして8年間駐在。その後、東京事務所に7年間勤務し広報・ファンドレイジング担当を務めた。クラウドファンディングとソーシャルメディアを融合したファンドレイジングが専門。アカデミック・リソース・ガイド株式会社の広報担当、Readyforのアドバイザーを務める。
●面白いほど記事につながるプレスリリースのつくり方
講師:石井大輔さん
ファンドレイジング・コーディネーター。総合電機メーカー、編集・制作会社を経て、国際協力NGOで約8年間にわたり、広報・渉外、バングラデシュ駐在員、支援者サービスを担当。極端に予算が少ない国際協力NGOで広報担当したことで、プレスリリースやイベント・寄付キャンペーン企画などのアイディア重視の広報術を鍛えてきた。
★★★気づきの共有シート★★★
講師の鎌倉さん、石井さん、ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!!