【開催報告】ココだけの話し:寄付・助成金を活かせる団体、活かせない団体〜認定の神・関口、宮城の中間支援の仏・布田、助成の鬼・山田が語る!〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2016年10月6日(木)夜・東京 [2016年10月07日(Fri)]
今度のCANPAN・NPOフォーラムは、NPO支援を行っている3人が、三者三様、三位一体で、NPOのファンドレイジングについて語りました。
![]() 認定NPO取得といえば、シーズ・市民活動を支える制度をつくる会・関口宏聡さん。 宮城の被災地復興支援の中間支援といえば、地星社・布田剛さん。 助成金セミナーといえば、CANPAN・山田泰久。 この3人が、それぞれのNPO支援の現場で見えてきたこと、わかったこと、気づいてしまったことをここだけでお話いたします。トーク後の集着点は、それぞれ同じ視点でした。 3人の共通点は、NPOを支援していて、外側からはなかなか見えないNPOの内部事情もよくわかっていることだと思います。強みや支援の手法は異なりますが、それぞれの立場や得意とする分野から「寄付・助成金を活かせる団体、活かせない団体」についてお話しいたしました。それをヒントに、参加者のみなさんにとっては、NPOのファンドレイジングについて多面的に見ることができるのではないでしょうか。 「◯◯をして、寄付・助成金の獲得につなげる」、「寄付・助成金を活用して◯◯する」、この二つの方向から、NPOのファンドレイジングについて、関口・布田・山田の3人から話題提供しつつ、クロストークや、参加者のみなさんのディスカッションを交えて、みなさんで一緒に本質的なディスカッションを繰り広げていきました。 ![]() 日本財団CANPAN・NPOフォーラム ココだけの話し:寄付・助成金を活かせる団体、活かせない団体 〜認定の神・関口、宮城の中間支援の仏・布田、助成の鬼・山田が語る!〜 日 時:2016年10月6日(木)19:00〜21:00(開場18:45) 場 所:日本財団ビル8階セミナールーム 対 象:NPO運営に携わっている、支援している、興味がある方ならどたなでも 参加者:19名 主 催:日本財団CANPAN・NPOフォーラム 協 力:認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 認定NPO法人地星社 <テーマと内容> シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 関口さん ◎認定NPO取得支援の視点/制度の視点 ・寄付や助成金を上手に使いながら、認定取得をした団体 ・認定のメリットを活かし、助成金・寄付を獲得した団体 など 地星社 布田さん ◎被災地復興支援の視点/社会調査の視点 ・復興支援の文脈で、寄付や助成金を活用できている団体 ・社会調査を寄付・助成金獲得につなげている団体 など CANPAN 山田 ◎助成財団の視点/広報・IT活用の視点 ・資金の出し手から見て、助成金を活用できている団体 ・広報・IT活用をしながら寄付・助成金を獲得している団体 ・寄付・助成金を活用しながら、広報・IT活用につなげている団体 など <スケジュール> 19:00 オープニング ・趣旨説明 ・参加者同士で自己紹介 19:10 三者三様トーク&プレゼン ・シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 関口さん ![]() ・地星社 布田さん ![]() ★★★公開用資料★★★ ・CANPAN 山田 ![]() ★★★公開用資料★★★ 19:55 ディスカッションタイム ![]() ・参加者同士で感想をシェア ★★★ワークシート@★★★ ・話しを聞いた上て、あらためて、知りたいこと ★★★ワークシートA★★★ 20:25 クロストーク 3人とみなさんで、ディスカッション 21:00 終了 <登壇者プロフィール> ◎関口 宏聡さん NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 代表理事 ![]() 1984年生まれ、千葉県出身。2009年、東京学芸大学卒業。2007年からシーズに勤務し、2010年の日本ファンドレイジング協会設立に尽力。2011年や2016年のNPO法改正実現では、市民側の中心的役割を果たした。寄付税制や認定NPO法人制度の活用促進のため、NPO・市民への普及活動に奮闘中。新宿区協働支援会議委員、神奈川県指定特定非営利活動法人審査会委員、東京ボランティア・市民活動センター運営委員など。 【団体紹介】 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会は、市民活動を支える仕組みや制度をつくることを目的に、1994年に設立され、1998年の特定非営利活動促進法(NPO法)成立や2001年の認定NPO法人制度制定に至る立法過程では、市民サイドで中心的な役割を担いました。現在は認定NPO法人制度や寄付税制の活用促進・普及に取り組んでいます。2016年には認定NPO法人となりました。 ◎布田 剛さん NPO法人地星社 代表 ![]() 1974年、宮城県岩沼市出身。2004年、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターの職員となり、市民活動支援施設の運営や助成プログラムの業務を担当。2013年3月にNPO法人地星社を設立し、代表となる。社会福祉士。 【団体紹介】 2013年3月、「私たちひとりひとりが地域づくり・社会づくりにかかわっていく社会の実現」を目的に設立される。宮城県岩沼市を拠点に、これまで復興支援団体の個別支援を中心に活動し、最近は移動困難者やひきこもり等のテーマで、調査の支援に力を入れている。また、県内各地の復興支援団体へのヒアリングを行い、地域や団体の課題の把握も行っている。2015年3月、認定NPO法人を取得。 ◎山田泰久 NPO法人CANPANセンター 代表理事 ![]() 群馬県高崎市出身、慶應義塾大学文学部卒(フランス文学専攻)。 1996年日本財団に入会。2014年4月、日本財団からNPO法人CANPANセンターに転籍出向。 日本財団とCANPANセンターが合同で実施する、市民、NPO、企業などの活動を支援し、連携を促進することで、民間主体のより豊かな社会づくりに貢献することを目指すソーシャルプロジェクト「日本財団CANPANプロジェクト」の企画責任者。 主に、NPO×情報発信、ソーシャルメディア、オンライン寄付、助成金、IT・Web、ノウハウ、ネットワーク、出身地などの文脈でセミナー開催、セミナー講師、プロジェクト、情報発信などを行っている。 ブログ: CANPAN講座 https://blog.canpan.info/c-koza/ CANPAN・NPOフォーラム https://blog.canpan.info/cpforum/ ★★★気づきの共有シート★★★ ご登壇頂いた関口さん、布田さん、ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました! |