【開催報告】あらためてSROIを知る、学ぶ〜SROIがNPO活動にもたらすもの〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2016年7月8日(金)午後・東京 [ [2016年07月09日(Sat)]
ここ1,2年のNPOセクターのキーワードの一つに社会的インパクト評価があります。
その評価手法の一つとして注目されているのが、SROI(Social Return on Investment:社会的投資収益率)です。 SROIは、NPO活動がもたらす社会的効果を貨幣価値に換算して評価する”経営のモノサシ”です。NPOの事業の取り組みプロセスにおいて生じたステークホルダーの変化、つまり効用を貨幣価値に換算します。これにより、投じた費用との対比で事業の費用対効果が算出されます。これまでになかった定量て来てな説明責任を果たすことができます。 SROIという言葉を聞いたことがあっても、その内容や仕組みについては、多くのNPO関係者にとってはまだまだ分からないというのが状況だと思います。 そこでは、今回は、SROIについて、概念や基礎を学び、正しく理解するためのセミナーを企画しました。講師には、SROIを通じて企業のCSRやNPO活動の評価を実践されているビズデザイン株式会社のSROIコンサルタント友田景さんをお招きして開催しました。 SROIの言葉も初めて聞いたという方も多々お越しいただき、SROIをはじめて学ぶ方や、あらためて学ぶ方を対象に、基本的なことから実際の活用例について、お話しいただきました。 日本財団CANPAN・NPOフォーラム あらためてSROIを知る、学ぶ 〜SROIがNPO活動にもたらすもの〜 日 時:2016年7月8日(金)13:30〜16:30(開場:13:15) 場 所:日本財団ビル会議室 対 象:SROIに興味関心があるNPO、行政、企業関係者ならどなたでも 参加者:60名 主 催:日本財団CANPANプロジェクト 協 力:ビズデザイン株式会社 ★★追記★★ ビズデザイン株式会社 友田様にも当日の様子についてHPに掲載いただきました。 ぜひ、ご覧ください。 http://bit.ly/29xfyoE <スケジュール> 13:30 オープニング 13:40 講義「SROIとは 講師:ビズデザイン株式会社取締役/SROIコンサルタント 友田景さん ・SROIの言葉・必要性の説明 ・事例紹介 ★★★【公開用】講座資料★★★ 15:30 ワーク ・自団体の活動として、どういう指標を立てることが出来るか。 (個人ワーク&グループワーク) 参加者の方もワークシートいっぱいに付箋に書き出していただき、グループごとに共有・相談・アドバイスを行いました。ワークの際も友田さん、そしてご協力いただきました株式会社PubliCo 長浜さんに 質問をたくさん受付いただきました。次回、実践編の開催の声も上がっています。ぜひ、気づきの共有シートもご覧ください。 16:30 終了 <講師プロフィール> ビズデザイン株式会社 友田 景 (ともだ けい) さん テニスインストラクターを経て、2001年に大阪府柏原市議会議員選挙において最年少・最高得票にて初当選。2005年に最高得票にて再選。市議会議員6年間の在職中には、小中一貫校の教育特区や大学との連携事業をはじめとするシティセールスを数多く手掛ける。2007年に経営コンサルティング会社入社。中堅中小企業の事業再生に携わる。2009年から現職。NPO経営にも15年以上関わり、政治・行政、企業、NPOと3つのセクターの経験から社会と組織のサスティナビリティーを高めるためにCSR経営としてのISO26000や社会的インパクト評価(SROI)の活用によるマネジメント改善に取り組む。 ★★★気づきの共有シート★★★ 講師の友田さん、ご協力いただきました株式会社PubliCo 長浜さん、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。 |