【NPO法人あるある】NPO法人の団体名でよく使われている言葉!ランキング [2022年12月29日(Thu)]
先日、仕事の関係で、単語一つだけの団体名を内閣府のNPO法人データベースで検索したところ、全国各地で同じ名前の団体が結構な数、存在していることに気づいてしまいました。もちろん、前々から気づいていましたが、実際に調べてみると想像以上でした。
そこで、NPO法人の団体名でよく使われている言葉(単語)はどの言葉だろうか? という疑問を持ちました。 これは早急に調べねば! ということで、内閣府のNPO法人データベースをもとに検索をしてみました。 <調査方法> 内閣府のNPO法人データベースで調べる。 https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/index 「もっと詳細な方法で調べる」のコーナーで、項目「法人名称」にキーワードを入れて検索する。 その際に、項目「解散情報」の「なし」にチェックを入れて、すでに解散している団体を除外する。 <調査部門> 部門ごとに、よく使用されている単語を推測して、検索する。 キーワードの選定では、SNSで意見を徴集する。 設定した部門は以下の通り。 手法?/組織/人/分野/自然/花/フリーワード <調査対象法人> 2022年10月31日現在で内閣府のNPOデータベースに掲載されている団体50,851団体 それでは、各部門ごとの発表です。 【手法?部門】 支援 2445 研究 2008 サポート 1680 推進 729 振興 482 活動 157 協力 107 【組織部門】 協会 4011 センター 2659 日本 2375 の会 2254 ネットワーク 1735 クラブ 1724 機構 996 研究会 846 研究所 811 協議会 768 プロジェクト 670 全国 240 連盟 239 支える会 38 組織 15 機関 13 ※類似の言葉のヒット数 ネット(ネットワークを除く):1144 倶楽部:379 くらぶ:114 club:89 【人部門】 子ども 529 市民 480 障害者 407 ボランティア 240 高齢者 148 青少年 118 女性 81 ママ 69 親子 46 ※類似の言葉のヒット数 こども:316 子供:43 チャイルド:78 child:27 キッズ:216 kids:34 障がい者:144 障害児:36 障がい児:18 障害児者:10 障がい児者:4 老人:10 少年:32 少女:9 若者:37 ヤング:7 ユース:35 男性:1 パパ:15 母:49 父:21 おやこ:26 【分野部門】 福祉 1242 スポーツ 1231 地域 901 文化 840 環境 776 教育 675 国際 662 まちづくり 508 健康 402 コミュニティ 376 医療 374 子育て 315 エコ 264 学習 102 動物 80 【自然部門】 山 1169 家 820 川 770 里 590 森 561 海(海外を除く) 541 木 440 地球 144 虹 103 太陽 72 ※類似の言葉のヒット数 ホーム:212 home:10 ハウス:247 house:10 郷:203 さと:227 樹:111 アース:68 earth:39 にじ:50 レインボー:40 サン:163 SUN:33 【花部門】 さくら 181 ひまわり 168 たんぽぽ 82 つくし 59 ※類似の言葉のヒット数 サクラ:9 桜:103 ヒマワリ:3 向日葵:3 タンポポ:11 蒲公英:2 つくしんぼ:15 【フリーワード部門】 生活 536 愛 497 未来 415 心 394 夢 358 自立 335 ふれあい 214 みんな 197 ハッピー 97 ひだまり 66 平和 64 エイド 33 ※類似の言葉のヒット数 ライフ:617 lif:81 あい:650 AI:180 みらい:192 ミライ:21 こころ:159 ハート:263 ドリーム:121 dream:40 幸:85 happy:27 ピース:94 PEACE:35 上記の結果をもとに総合では、「協会」という言葉が一番使われていました。 NPO法人は「協会」がどちらというと多いということです。 全体の7.9%が何かしらの支援を行っている団体です。 また、各部門の第1位をもとに、NPO法人によくありそうな団体名を考えてみました。 『子ども福祉生活支援協会さくら』 ![]() これから、NPO法人を作ろうと思っているみなさん、団体名を考える時に、ぜひ参考にしてください。 コラム: 君がおしえてくれた 花の名前は NPOの団体名でよく使われそうな 平仮名のさくら NPO向けのセミナーで、団体の例えとして、架空の団体「NPO法人ひまりの会」という名称を使っています。どこの県でもありそうな名前です。 今回の調査の発端は、実際に花の名前だったら、「ひまわり」が一番使われているのか?という疑問から始まりました。 山田の仮説では、「ひまわり」が第1位だと予測していました。 しかし、調べてみると、次のような結果になりました。 第1位:さくら 181 サクラ 9 桜 103 計 293 第2位:ひまわり 168 ヒマワリ 3 向日葵 3 計 174 第1位は「さくら」。 内閣府のNPO法人データベースで、法人名称の項目でキーワード検索をした結果です。 そのため、「さくら」には「さくらんぼ」が含まれています。 また、漢字の桜には、地名などの固有名詞も含まれています。 「山桜保存会」のような、植物名としての桜そのものが含まれています。 あるいは、佐倉市の団体で「さくら」と平仮名表記をしているケースもあると思います。 山田はひまわりが第1位だと思っていましたが、「さくら」が1位でしたね。 誰も調べようとしない、どうでもよい情報をお届けしました。 |