【開催報告】ギビングサロン feat. 忘年会MTG with Y 2019年12月18日(水)夜・東京 [2019年12月19日(Thu)]
今回は、寄付月間の12月ということもあり、「忘年会MTG with Y」の中で、寄付について語り合うギビングサロンを開催しました。
忘年会MTG with Yは、日本財団CANPANの山田がランチの時間にソーシャルセクターに関わっている方、興味関心のある方が集まって、情報交換する「ランチMTG with Y」の夜版として開催したものです。ソーシャルセクターがテーマですので、寄付月間にあわせて、寄付の話題も盛り込んで、寄付者が寄付について語り合うギビングサロンとしても開催しました。 この報告記事では、ギビングサロン的な内容をピックアップしてご紹介します。 ![]() ギビングサロン feat. 忘年会MTG with Y 日時:2019年12月18日(水)19:00〜21:00 場所:日本財団ビル近くの中華料理屋 対象:ソーシャルセクターに関する情報交換したい方ならどなたでも 参加者:7名 主催:ランチMTG with Y 【寄付月間とは?】 寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。この寄付月間は、特定の団体への寄付をお願いするものではありません。一人ひとりがこの機会に寄付について考えたり、実際に寄付してみたり、寄付月間についてソーシャルメディアで広げたりすることや、寄付を受ける側が寄付者に感謝して、きちんと寄付の使い道を報告することが進むきっかけにしたいと考えています。 http://giving12.jp/ 今回は、多彩なメンバーに集まっていただきました。 積極的にソーシャルセクター支援を行っている、志のある投資会社の方、ファンの応援を切り口にしたサービスを提供している方、長年福祉に携わってり様々な活動に関わっている方、パブリックアフェアーズによる社会課題解決に取り組んでいる方、テクノロジーで助け合いをサポートするサービス開発をしている方、これまでに様々なテクノロジー×課題解決のサービスを開発提供してきた方などに集まっていただき、意義ある情報交換をすることができました。 ![]() 話題の中から、寄付に関することです。 企業として寄付先を選ぶのは大変。最近は、寄付先を決めてからが寄付としてとても大事なことだと思っている。寄付で終わるのでなく、寄付した後にいろいろな形で支援することでよりよい寄付になります。 寄付をしても、その後の音沙汰がない団体は心配。 レスポンスがしっかりしている団体が嬉しい。 陸前高田市の津波到達点上に桜を植樹し、震災を後世に伝える為のプロジェクトの桜ライン311を応援している。https://www.sakura-line311.org/ 寄付は善意を交換するマーケットです。 これからの日本には、地域やコミュニティの中の助け合いの気持ちが大事。 山田からは「寄付の系譜」をご紹介しました。 ファンドレイジングスーパースター列伝の事例をもとに、日本の寄付の潮流についてまとめたものです。 【暫定版!】寄付の系譜 〜ファンドレイジングスーパースター列伝より〜 1.勧進と寄進(奈良時代〜) 2.徳の文化(中世〜) 3.互助時代(江戸時代〜) 4.慈善と社会事業(明治時代〜) 5.国家財政の補完(大正時代〜) 6.戦後の転換(昭和時代〜) https://blog.canpan.info/cpforum/archive/2168 ![]() 【寄付月間公式動画】 寄付するあなたを誇りに思う 〜寄付月間5周年PV〜 「寄付をするという行動」は、自分や周りの人に勇気を与え「誇れる行動」です。 12月は、寄付について考えたり実際にしてみたりする「寄付月間」。 ハッシュタグを付けて、12月を一緒に盛り上げましょう。 #あなたが誇りに思う人は誰ですか #proudofyou #寄付月間 https://www.youtube.com/watch?v=eSnjeQXlpis 最後に、参加者のみなさんが取り組んでいるソーシャル活動をご案内します。 オーエンズ ファンの応援する気持ちをプレゼント・差し入れとしてアーティストに届けると同時に、商品代金の10%を社会貢献団体へ寄付し、社会貢献につなげる新しい「オーエン」の形です https://www.ohenz.com/ コモンズこどもトラストセミナー「寄付の教室」 日本全国で日本ファンドレイジング協会が展開している体験学習プログラム「寄付の教室」のコモンズ投信バージョンです! https://www.commons30.jp/seminars/detail/918 社会起業家を寄付で応援「コモンズSEEDCap」 SEEDCap Japan(社会起業家育成支援プログラム)を前身に持ち『コモンズ30ファンド』の 直販などから生じる弊社の収入である信託報酬の1%相当を寄付します。 毎年開催しているコモンズ社会起業家フォーラムのスピーカーから候補を選び、ファンド受益者の皆さまからのご推薦を参考にして、外部委員を含む選考委員会で最終決定します。 社会起業家とは、NPO、株式会社、個人など形態や規模は問わず「今日よりもよい明日」の ために社会的な問題解決のための新しい事業を立ち上げ、活動するチェンジメーカーです。 https://www.commons30.jp/fund30/seed.php 障害平等研修(Disability Equality Training:DET)とは DETは障害者差別解消法を推進するための研修です。障害者の社会参加や多様性に基づいた共生社会を創ることを目的として、障害者自身がファシリテーターとなって進めるワークショップ型の研修です。対話を通じた「発見」を積み重ねていくなかで、差別や排除など、社会のなかにある様々な「障害」を見抜く力を獲得し、それらを解決していくための行動を形成します。 https://detforum.org/?page_id=829 袖縁 【袖縁】は、ICTを使って要配慮者およびお店や施設スタッフの 心のバリアを低減させることで、ダイバーシティ、心のバリアフリーの醸成に貢献します。 https://www.sode-en.net/ ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。 |