【開催報告】寄付を語ろう。キフカッション in 富山 2019年11月2日(土)夜・富山 [2019年11月04日(Mon)]
今回のキフカッションは、富山県富山市での開催でした。
ここ数年、様々な寄付の仕方が生まれてきました。「寄付」も少しだけ身近になりました。その一方で、寄付は日本には根付かないと言われることも。 さて、どちらが本当なのでしょうか。 寄付の研究に余念のない日本財団CANPAN山田が時代とともに変化している寄付のカタチや、これからの寄付について、事例をあげながら情報提供をしました。また、地域の寄付事情についてお伺いしつつ、これからの寄付の可能性について、参加者みんなで語り合いました。 ◎キフカッションとは? 寄付について、気軽にディスカッションを行い、寄付に関する様々な情報を共有できる場、それが「キフカッション」(寄付+ディスカッション)。全国各地で開催されていますが、富山では初開催! 寄付を語ろう。キフカッション in 富山 日 時:2019年11月2日(土)17:00〜20:00 場 所:富山駅近くのお店 対 象:寄付について語りたい人、学びたい人ならどなたでも 参加者:5名 主 催:キフカッション・プロジェクト 今回は、NPO法人市民活動サポートセンターとやまのみなさまと、富山の寄付について語り合いました。 時間が限られていたので、恒例の寄付の歴史は省略して、参加者のみなさんから寄付事情について教えていただきました。 いくつか参考になったお話をまとめてみました。 ・初めての寄付は赤い羽根の共同募金が多い。小学校などで。 ・町内会などで共同募金を集めることもある。 ・北陸では中世から浄土真宗が盛んな土地であり、富山でも浄土真宗が盛んである。 ・浄土真宗のお寺や托鉢へお布施する文化がある。 ・宗教的な寄付の文化はあるが、NPOへの寄付などはあまり行う機会がないのでは。 ・NPOで積極的に寄付集めしている団体も多くない。 ・八尾のおわら風の盆が有名だが、地域ではそのために1年間がんばっている人もいてお金をかけているようだ。 ・ふるさと納税をやっているという話しはあまり聞かない。 ・NPO活動でパソコン・スマホ教室などを行っている。シニアを対象にしたスマホ講座ではスマホ決済の導入を進めている。今後はスマホ決済で寄付をするということもありうるのでは。路上ミュージシャンは投げ銭にスマホ決済を行っていることもあるので。 他にもいろいろ教えていただきました。 寄付について、地域で語り合うのは、その土地のことを知ることが出来、楽しいですね。 No.102【ファンドレイジングスーパースター列伝】1918年米騒動(日本) [ https://blog.canpan.info/cpforum/archive/1284 Vol.349【ファンドレイジングスーパースター列伝】佐藤助九郎(日本) https://blog.canpan.info/cpforum/archive/1709 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 |