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Vol.430【ファンドレイジングスーパースター列伝】東洋英和女学院(東京) [2019年06月19日(Wed)]

東洋英和女学院

東洋英和女学院中学部・高等部(とうようえいわじょがくいんちゅうがくぶ・こうとうぶ)は、東京都港区六本木にあるキリスト教プロテスタント系の私立女子中学校・高等学校(中高一貫校)。
カナダ・メソジスト教会(現在のカナダ合同教会)婦人伝道会社から派遣された宣教師 ミス・カートメルによって1884年(明治17年)、麻布鳥居坂に開設された。キリスト教教育を行なうが、入学及び教員の着任に際してクリスチャンであることは求められない[1]。
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(Wikipediaより)

たまたま、この論文を発見しました。

日本メソヂスト教会社会事業史の試み
塩入 隆
https://wesley-methodism.com/pdf/gakkai2005/gakkai2005c.pdf

この中に、東洋英和女学校に関する面白い事例が掲載されていました。

東洋英和女学校では生徒自身による宗教活動が盛んになり、王女会という(King's Daughter's Society)学校や教会の力を借りず、生徒のみで貧民救済や未信者を導く奉仕活動を行う団体が誕生した。
これは米国に発祥した団体で、日本では 1888(明治 21)年に発足した東洋英和女学校の王女会が最初であった。王女会の会員は 10 名を単位に活動したが、このチームを東洋英和ではサークルと呼んでいた。会員は毎日 15分の時間を捧げて活動し、編物や裁縫で作った作品を販売して資金を造り、各種の社会福祉施設への献金に当てた

この王女会の活動の一環で、1893(明治 26)年 2月以降東洋英和女学校卒業生の吉田勇子が週日の午後に麻布地域で奉仕活動を始めた2。この吉田勇子の活動がきっかけで、「恵風学校」で奉仕活動をしていた生徒達が、一人の少女を孤児院で養育することを計画した3。これが永坂孤女院
の発祥となった。
この孤女院には 1894には 13 人の少女が収容され、恵風学校に通学していた。最初、この孤女院は麻布一本松に在ったと推測されるが、「東洋英和女学校 50年史」によると 1904(明治 37)年 12月に建物が建築され、建築資金 1000円中 500円を婦人伝道会社が、残りの 500円を在校生父母と卒業生が出資している。
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王女会、初めて知りました。

自らファンドレイジングをするという、素晴らしい活動ですね。
東洋英和女学校の王女会が設立した永坂孤女院は、前回の赤い靴の「きみちゃん」がいた施設でした。

この王女会が、現在では、YWCAとなり、東洋英和女学院の中高生有志で活動しているそうです。
https://www.toyoeiwa.ac.jp/chu-ko/life/n_gyouji/06/6_gyouji_120613_1800.html


東洋英和女学校出身の翻訳家・作家の村岡花子のエッセイ集「想像の翼にのって」の中にも、王女会の思い出が掲載されています。


こちらの記事も参考になりました。

Blog - Deep Azabu
東京都港区麻布周辺の情報、昔話などをお届けします。
永坂孤女院1908
http://deepazabu.blogspot.com/2012/09/1908m41-10-1908m41-2-1818902344mrs.html



東洋英和女学院中学部・高等部
https://www.toyoeiwa.ac.jp/chu-ko/index.html

Wikipedia:東洋英和女学院
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