Vol.397【ファンドレイジングスーパースター列伝】チュウブYAJINスタジアム(鳥取) [2019年04月03日(Wed)]
チュウブYAJINスタジアム
チュウブYAJINスタジアム(チュウブヤジンスタジアム、略称:チュスタ)は、鳥取県米子市にあるサッカー専用競技場である。施設は坂口合名会社が所有し株式会社SC鳥取へ賃貸、運営・管理は株式会社SC鳥取および特定非営利活動法人やまつみスポーツクラブが行っている。 元々は「YAJINスタジアム」の名称で計画されており、開場前の2012年11月より、東京都中央区に本社、東伯郡に本店を置く株式会社チュウブが命名権を取得して現名称となっている。 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)クラブであるガイナーレ鳥取の練習会場ならびにホームゲーム会場の一つとして利用されている。 ーーーーーーーーーーー (Wikipediaより) 今回の事例も、書籍「スポーツのちから:地域をかえるソーシャルイノベーションの実践」(松橋 崇史 (著), 金子 郁容 (著), 村林 裕 (著))で知ったものです。 https://amzn.to/2FCawbv 全然知りませんでしたが、とってもすごい事例ですね。 Wikipediaに詳しくまとめられているので、引用します。 【野人続々!プロジェクト】 元日本代表で2009年からガイナーレに加入した岡野雅行が、かつて加入を目指したオランダの名門・アヤックス・アムステルダムの練習環境に感銘を覚えたことから、新スタジアム建設に賛同し、ガイナーレが日本フットボールリーグ (JFL) で首位となりJ2昇格が現実味を帯びてきた2010年7月に、岡野の愛称『野人』の名前を冠した「野人続々!プロジェクト」を企画、米子市安倍にサッカー専用スタジアム「YAJINスタジアム」と、スタジアムを中心としたスポーツ交流公園「強小の森スポーツパーク」を整備する計画を発表した。 この建設プロジェクトの特色は、施設の建設資金をすべて個人レベルでの協賛金で賄うことを想定しているところである。協賛金は一人一口1万円からで、スタジアムの「YAJINロード」のレンガに氏名が刻まれるなどの形でスタジアムに名前が残る形となる。また、建設資金を協賛金で賄うことにより、クラブ財政を圧迫することもなく、自治体からの資金支援を当てにする必要もないというメリットもあった。 このプロジェクトに、米子市では地元経済界やサッカー関係者などが「YAJINスタジアムをみんなでつくる会」を発足させて支援にあたり、個人と企業あわせて数千万円の資金があつまったことから正式に建設が決定し、2012年4月中旬から建設が開始、12月9日にこけら落としとなる記念試合(後述)が開催された。なお、同規模のスタジアムを平地に建設した場合30から40億円の建設費がかかるが、様々な工夫により約3億円におさえた。 ーーーーーーーーーーー 激熱のプロジェクトですね。 サッカーのスタジアム建設とファンドレイジング、いろんな事例がありますね。 こういったところから、寄付のきっかけになるのが素晴らしいです。 参考サイトをいくつか掲載しておきます。 続々!野人プロジェクト https://www.gainare.co.jp/club/yajin/ チュウブYAJINスタジアム http://www.yajin.jp/?id=41 ガイナーレ鳥取 https://www.gainare.co.jp/ Wikipedia:チュウブYAJINスタジアム |