Vol.392【ファンドレイジングスーパースター列伝】金栗四三(熊本) [2019年03月25日(Mon)]
金栗四三
![]() 金栗 四三(かなくり しそう、1891年(明治24年)8月20日 - 1983年(昭和58年)11月13日)は、日本のマラソン選手、師範学校教師、熊本県初代教育委員長。東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の開催に尽力し、日本に高地トレーニングを導入したり日本マラソン界の発展に大きく寄与するなど「日本マラソンの父」と称された[2]。熊本県玉名郡春富村(現・和水町)出身。玉名市名誉市民。 ーーーーーーーーーー (Wikipediaより) NHK大河ドラマ「いだてん」の主役ですね。 2月の放送で、金栗 四三がスウェーデンのストックホルム・オリンピックに出場するための費用をカンパで集めていたというエピソードがありました。 まさに、日本のスポーツのファンドレイジングの夜明けでした。 その時の状況がこちらのサイトに掲載されていたので、引用します。 NHK大河ドラマ「いだてん」金栗四三 日本マラソンの発展に賭けたその生涯を解説 ネタバレに注意! https://pourqoui.com/1384/ 『そこで競技者にのしかかってきたのが渡航費の1800円(現在のお金に換算すると500万円)という金額でした。 四三は、父の亡き後、後ろ盾になってくれていた故郷熊本の兄、金栗実次に、苦渋の思いで渡航費の援助を求めます。 兄は、その日本人初のオリンピック出場ということを大いに喜び、田畑を売ってでも用立ててくれると約束してくれました。 当時、東京高等師範学校寄宿舎の舎監は、金栗四三と同郷の先輩、福田源蔵でした。 福田は、金栗四三のオリンピック出場という朗報と多額の渡航費が必要という事を知り、渡航費を捻出するための寄付活動を開始しました。 四三の日本の初オリンピック出場という快挙を大いに誇りに思った同郷の人々は積極的に寄付してくれ、1500円まで資金を集めることができました。 こうして金栗四三は、兄と、同郷の応援者達の尽力で、渡航費を捻出する事が出来たのです。』 まさに寄付の力を感じさせるものです。 こちらの記事は当時の物価とあわせて集めたお金の価値がまとめられているので、面白いですね。 【いだてん】四三の渡航費用1,800円 明治45年当時の物価、現在だといくら .. http://locatv.com/idaten-1800yen/ Wikipedia:金栗四三 By 不明 (Asahi Shinbun) - [1], パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=40767224 |