Vol.390【ファンドレイジングスーパースター列伝】松下幸之助(日本) [2019年03月19日(Tue)]
松下幸之助
松下 幸之助(まつした こうのすけ、1894年〈明治27年〉11月27日 - 1989年〈平成元年〉4月27日)は、日本の実業家、発明家、著述家。 パナソニック(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である。異名は「経営の神様」。 ーーーーーーーーーーーー (Wikipediaより) あの松下幸之助さんも、素晴らしい寄付者でした。 昭和の寄付王とお呼びしたいくらいです。 松下幸之助による寺院への寄付活動 PHP研究所主事 坂本慎一氏 2017年12月6日付 中外日報(論) http://www.chugainippoh.co.jp/ronbun/2017/1206.html こちらの論文を読むと、様々な寺院や神社に寄付をしていることがわかります。 ピックアップするとこんな感じです。 浅草寺雷門の再建 三十三間堂 平泉の中尊寺 四天王寺 高野山大松下講堂 高野山金剛峯寺 紀三井寺 信貴山朝護孫子寺 醍醐寺 泉涌寺 薬師寺 根来寺 大徳寺 神道大系編纂会 伊勢神宮崇敬会 飛鳥保存財団 霊山顕彰会 大学や寺院への寄付――PHP活動〈38〉 https://konosuke-matsushita.com/column/phpshashi/no38.php こちらでは、早稲田大学や東北大学の工学部への寄付の事例が紹介されています。 その他に、慶応大学への寄付もあるようです。 そして、松下幸之助の寄付といえば、やはり浅草雷門ですよね。 パナソニックのWebサイトに、こんな記事が掲載されていました。 パナソニック、浅草寺雷門に大提灯を奉納〜1960年以来続く、10年に一度の大改修 https://news.panasonic.com/jp/topics/2013/38272.html もう一つ、大阪駅前の陸橋も忘れてはいけませんね。 117. 大阪駅前陸橋の寄贈を発表 1964年(昭和39年) https://www.panasonic.com/jp/corporate/history/konosuke-matsushita/117.html こちらは、茶室の寄付のお話が紹介されていました。 15か所以上に茶室を寄贈しているそうです。 松下幸之助とお茶 http://matsushita-library.jp/curator/170801index.html こちらの記事も参考になります。 剰余金の2割を外国に寄付できるような国に 松下幸之助の人づくり≪3≫理想の政治(1)国家に経営理念があれば、もっと日本は発展する https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=1130 最後にパナソニックのWebサイトからです。 ーーーーーーー 創業者 松下幸之助 パナソニックの創業者 松下幸之助は、事業哲学として、「社会の公器」「お客様第一」「日に新た」を掲げ、「経営は人なり」の理念に基き、エレクトロニクス事業を通じて社会の発展に貢献することを目指した経営を実践してまいりました。 また、事業経営のみならず、「社会との調和」を目指して、企業市民活動(社会貢献活動)の専門部署を1969年に設置し、様々な活動を実践してまいりました。 この姿勢は「経営理念」として今も社員に脈々と受け継がれ、日常の事業活動にも企業市民活動の取り組みにも反映されています。 ーーーーーーーーー https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/founder.html なんと、パナソニックには、1969年に社会貢献活動の専門部署があったとは! 1980年代にメセナ活動やフィランソロピー活動が隆盛してきましたが、その10年前に、この着眼点は、すごい。 こちらの記事に、松下幸之助の慈善活動が一覧でまとめられていました。 経営の神様 松下幸之助(下) http://www.vega-venus.space/category3/entry30.html また一人、偉大なフィランソロピストに出逢いました。 Wikipedia:松下幸之助 By 不明 - 時事画報社「フォト(1961年8月15日号)」より。, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23393671 |