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No.345【ファンドレイジングスーパースター列伝】連邦美術計画(アメリカ) [2018年12月11日(Tue)]

220px-Rachel_Silverthorne_Mural_in_Muncy,_Pennsylvania.jpg連邦美術計画

厳密には、ファンドレイジングでないかもしれませんが、なかなか面白いなと思い、とりあげました。


連邦美術計画(れんぽうびじゅつけいかく、Federal Art Project 、フェデラル・アート・プロジェクトとも訳される。略称FAP)はアメリカ合衆国の連邦政府公共事業促進局が1930年代に打ち出した芸術家支援計画のひとつ。
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(Wikipediaより)

220px-Rachel_Silverthorne_Mural_in_Muncy,_Pennsylvania.jpg
ペンシルベニア州ライカミング郡の郵便局外壁の壁画

世界恐慌に端を発した大不況時代、第二期ニューディール政策の一環として、失業者救済の事業が芸術家支援計画「フェデラル・ワン」で、この計画のうち、ヴィジュアル・アート(美術、視覚芸術)分野の計画が「連邦美術計画」です。
そして、その当時、芸術活動や団体への寄付に対する控除制度が設けられたそうです。

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連邦美術計画の最初の目標は仕事のない美術家を政府が雇い、美術作品を連邦政府以外に属する建物(郡役所、郵便局、図書館など)に供給し、市民に美術に接する機会をより多く与えることだった。

連邦美術計画によって5000人〜1万人が雇用され、20万点もの作品が制作され、さまざまなポスター・壁画・絵画・彫刻が作成された。それらの作品は公共機関や学校や病院などに飾られ、2000以上のビルの壁面を覆い、国内で最も目立つパブリック・アートがいくつも誕生した。
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(Wikipediaより)

この計画のおかげにより、戦後、新築ビルに建築費の1パーセントをパブリック・アートに使うよう義務付ける条例などができたそうです。

このムーブメントは、アメリカにとどまらず、ヨーロッパにも同じムーブメントが生まれます。

『1パーセントフォーアート』

1パーセントフォーアートとは、公共建築の建設費の1パーセントを、その建築物に関連・付随する芸術・アートのために支出しようという考えのこと。欧米では戦後早い時期に、公共建築の建設費の1%をその建物に関連する芸術に割り当てる法律が成立した。この建設費を環境芸術に割り当てる歩合国や自治体によって様々である。

フランスでは、1%芸術法(1 pourcent artistique=アンプールサン アーティスティック)と呼ばれている。現代美術を大衆層に近づけることを目的に1935年に法案が準備されたが、同法案が正式に文部省より発令されたのは1951年になってからの事である。大学を含む学校建築物のモニュメンタルな装飾事業を義務付けた法令の基礎がここに定められた。
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(Wikipediaより)


【1% For Art】
公共建築物を建てた際、その費用の1%を建物に関連するパブリックアートに割く「1%フォー・アート」は現在、欧米だけでなくアジアでは韓国や台湾でも採用されています。どのような経緯を辿って導入したのか、幾つかの国の事例を紹介します
http://www.1percent-for-art.com/public-art-(world).html


ファンドレイジングの事例として、どうぞ。



Wikipedia:連邦美術計画


Wikipedia:1パーセントフォーアート

By Painting John W. Beauchamp (1906 - ?) - http://www.pavalleys.com/content/property/01903/PDF.pdf, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1972229
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