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【開催報告】ワークショップ「フィロソフィー・コミュニケーション」─共感を生み、つながりを深める次世代のコミュニケーションを学ぶ─(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2018年10月16日(火)午後・東京 [2018年10月23日(Tue)]

今回のCANPANセミナーは、 企業向けに提供している「フィロソフィー・コミュニケーション」のノウハウをNPO・NGO向けにアレンジしていただいた特別版として開催しました。

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活動していても、なかなか共感が得られない、価値を理解してもらえない、という悩みを持たれている方は、意外に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
イベントの開催やプログラムの開始などの活動だけを伝えていても、参加者が増えたり、メディア露出を獲得したりすることはなかなか難しく、期待する成果を上げることに苦戦することもあるかと思います。
情報があふれ、多様な価値観が浸透するなか、これからは、みなさんがどんな「フィロソフィー」(想い)を持っているか。これを伝え、共感を得ていくことが大事です。時流を意識し、相手に伝わるコトバで伝えていく、それが「フィロソフィー・コミュニケーション」です。

時代を経るごとに私たちを取り巻く環境が変わり、マーケティングの考え方、コミュニケーションの考え方が変化しています。当日は、これからの「第3カーブ・マーケティング」で今までとはちがう次元の価値創造に取り組むことの重要性を確認した上で、企業向けに提供している「フィロソフィー・コミュニケーション」のノウハウを、特別に、NPO・NGOの方向けにアレンジして、3時間のワークショップとして実施しました。本ワークショップで、コミュニケーションの精度を上げ、支援者、メディア、行政等とのエンゲイジメント(参加・関与を促す力)を深め、共感を得る基盤づくりにつなげることを目指しています。

ワークショップでは、支援者、メディア、行政等に対して、参加・関与を促進する「フィロソフィー・コミュニケーション」を中心に価値創造の進化や信頼を醸成するコーポレート・コミュニケーションについてお伝えしました。また、各団体のコミュニケーション活動の現状と今後の課題を診断するセルフチェックリストを使い、「フィロソフィー・コミュニケーション」を実践していく上で、ステイクホルダーにどういう団体と認識されたいか、伝えたいことが伝わっているか等、改めて見直す機会となりました。時代が変化しているからこそ、第3カーブ時代になっているからこそ、フィロソフィーで語り、フィロソフィーを共有することがより重要になっています。参加者の皆さんの質問を通じて、講師の手厚いアドバイスもあり、良いディスカッションの場となったこと思います。後半の気づきの共有シートもぜひご覧ください。


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●本ワークショップは、以下の方々を受講推奨としました。
次のステージに向けて、突破口を見つけたいと模索されている方や、
コミュニケーションに課題を感じている方
・団体広報においてある程度の意思決定ができる方
(例:広報実務が2年以上の担当者、事務局長、理事、代表者の方など)
・中間支援NPOの方
・プロボノ等NPO支援に携わる方

日本財団CANPAN・NPOフォーラム
ワークショップ「フィロソフィー・コミュニケーション」
─共感を生み、つながりを深める次世代のコミュニケーションを学ぶ─


日 時:2018年10月16日(火)14:30〜17:30(受付14:15)
場 所:日本財団ビル2階第3・4会議室
参加者:10名
主 催:日本財団CANPANプロジェクト

<実施内容>
レクチャー&ワークを織り交ぜながら進行
ファシリテイター&プレゼンター:
 松原朋子さん(設樂剛事務所)
 アラキアキさん(ハミングバード)
 山田泰久(日本財団CANPAN)

●当日の流れ
1)これからのマーケティングとは?(「第3カーブ・マーケティング」)

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2)価値(バリュー)とは?これからの価値の考え方とは?

3)「フィロソフィー・コミュニケーション」とは?

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4)「フィロソフィー・コミュニケーション」セルフチェック&ワーク

ワークショップでは、2人1組になり、フィロソフィ―について、伝える側と聞く側に分かれて
伝わった内容をフィードバックするワークを行いました。つい、表立って伝えてしまいがちな活動内容ですが、実はフィロソフィ―を伝え、共感してもらうことが大切ということもキーになりました。その伝え方も相手により伝え方を変える(トーキングポイント)ことで、ストーリー(共感)の幅が広がることもポイントになりました。

5)「フィロソフィー・コミュニケーション」5つの能力

6)クロージング
  ・質疑応答
  ・気づきのシート記入など



< 講師プロフィール >

◎アラキアキさん(ハミングバード代表 バリュートレンスレイター)

京都府生まれ。幼少期を海外で過ごす。
大学卒業後、12年間の日本マイクロソフトでのコーポレート・コミュニケーションを経て、外資系食品・飲料会社のCEOコミュニケーション、日米企業による合弁会社の設立コミュニケーションやインナー・ブランディングに携わる。IT業界における経験が長く、ITの関わるコミュニケーション活動、新たな価値観を創るコミュニケーションを得意とする。
また、日本の「調和」を重んじる文化を次世代に伝承する活動も精力的に行い、日本の食文化・生活文化をテーマにしたセミナーを各地で開催。
「バリュートランスレイター」とは、組織の抱えるコミュニケーション課題の突破口を創り、新たな視点で思いや志をより分かりやすく、伝わる“コトバ”にアップデートし、コミュニケーション上の課題解決をサポートするパートナー。既存の枠組みを越えて新たな価値観を創るプロジェクトを推進したい方、顧客から企業やNPO、製品のブランドが十分に認知されていなかったり、経営陣と社員の間に認識のギャップがある方と共に、まだ目に見えていない価値(バリュー)をコトバにし、伝えたい相手との架け橋となるパートナーを目指す。立教大学社会部卒。
Web: https://www.valuetranslator.jp/


◎松原朋子さん( 設樂剛事務所 共同代表|インターミディエイター )

2006年以降、社長直下の部門にて、日本マイクロソフトの企業市民活動(CSR・CSV)およびCSRコミュニケーションを統括。その間、地方自治体との協働で、地域の新たな担い手を養成する「地域活性化協働プログラム」を新規開発し、10以上の自治体と締結・推進(第3回 日経ソーシャル・イニシアチブ大賞 ファイナリスト受賞)。総務省委員(人材力活性化研究会)を経て、同省 全国地域づくり人財塾 東日本支部事務局。

現在は設樂剛事務所にて、次の時代を支える新しい「物語」を提示しながら、革新型経営者たちや様々な領域のクライアントとともに、この先の「未来構想」創出に取り組む。現職の「インターミディエイター」とは、一握りの強いリーダーと、その他大勢のフォロワーという垂直的な構図を打ち破って、多様なアクターの「あいだ」に立ちながら両側を変え、新たな需要と未来を創り出す存在。組織、地域、社会のいたるところが切れ切れの今、インターミディエイターとして新たな結び目を回復・創出しながら、数々のイノベーション促進型プロジェクトに携わっている。「未来構想プログラム」事務局。慶應義塾大学SFC 総合政策学部卒。
Facebook:  http://www.bit.ly/N3Program
Web:  http://www.archipelagos.jp/intermediator.html
Web:  https://www.intermediator.jp
twitter:  tomokmat55(https://twitter.com/tomokmat55


★★★気づきの共有シート★★★


松原さん、アラキさん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
Posted by 藤川 幸子 at 12:13 | NPO支援 | この記事のURL | コメント(0)
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