No.297【ファンドレイジングスーパースター列伝】清水エスパルス(日本) [2018年10月24日(Wed)]
清水エスパルス
Jリーグの清水エスパルス。 とっても、素晴らしい取り組みをしていますよね。 MISSION2018 エスパルス福祉基金 https://www.s-pulse.co.jp/csr/welfare そのゴールと声援は、地域の未来へつながっている。 清水エスパルスでは、ホームゲームのゴール数と入場者数に応じた金額を積み上げる「エスパルス福祉基金」を実施いたします。地域の福祉環境の充実に役立てていただくための基金で、シーズン終了後に静岡市を中心とした福祉団体・医療機関等に寄付いたします。地域の福祉の充実を願って、サポーターの皆様のご声援をよろしくお願いいたします。 先日の「スポーツ×チャリティ」のセミナーで教えていただいた事例です。 2018年は、2018年10月7日現在で、2,726,515円の基金となっています。 <福祉基金 積立金額算出方法> ・ホームゲームでのエスパルス1ゴールごとに5万円 ・ホームゲームの入場者1名につき5円 ・ホームゲームのクリーンシート(無失点試合)1試合につき6万円 ※2018明治安田生命J1リーグ、YBCルヴァンカップのホームゲームが対象 ※第5節横浜F・マリノス戦は入場者を2倍にカウントするスペシャルデーとなります。 別途、個人・企業・団体協賛分(個人一口2,000円、企業一口10,000円)が加算されます。 Jリーグの中でも、チャリティマッチをして、ファンドレイジングをするケースもよくありますが、清水エスパルスは、年間を通じて、チャリティをしているのが本当に素晴らしいですね。 寄付金の贈呈式には、選手が参加して、実際に福祉施設に訪問しています。 【イベントレポート】村田和哉選手・橋大悟選手が児童養護施設を訪問〜エスパルス福祉基金贈呈式〜 https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/40295/ こちらの記事に、エスパルス福祉基金の概要が紹介さていました。 『MISSION2018 エスパルス福祉基金』実施及び個人・企業協賛募集のお知らせ https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/39245/ 本活動は、地域社会への貢献を目指し2009年から始まったもので、今シーズンで10回目となります。 【概要】 『エスパルス福祉基金』は、サッカーを通じての地域社会への貢献を目指し、エスパルスが、協和医科器械株式会社(本社:静岡市)、株式会社オズ(本社:静岡市)とスポンサー契約を締結し、ホームゲームでのエスパルスゴール数と入場者数に応じた金額を基金として積み立て、シーズン終了後、主にホームタウンに所在する福祉団体や医療機関等に、寄付・寄贈するものです。 記念すべき10回目の今シーズンからは、クリーンシート(無失点試合)1試合につき6万円の積み立ても新たに開始します。これは、エスパルス福祉基金の象徴として長年にわたり活動に協力してくれた杉山浩太氏(2017年引退/背番号6)による発案で、「ゴールも大事だけど無失点も大事。守備的な選手も発奮できるように!」との想いを形にしたものです。 ●チームの勝利、選手の活躍へとつながるスポンサーシップ ホームゲームで勝利するというサッカーの醍醐味を、選手とサポーターが共有できることが重要であると考え、チームの活躍をホームタウンの発展や社会貢献に還元できる仕組みとしてスポンサーシップに取り入れています。当活動によってエスパルスと地域との絆をさらに深め、強いエスパルスへの期待を高めていきます。 ●サポーターが参加できる仕掛けづくり ゴール数、クリーンシート試合数とともに入場者数を基金に取り入れた目的は、当活動にサポーターの皆さまにも参加していただきたいためです。入場者数が福祉基金に直接反映されるため、サポーターの皆さまはエスパルスの応援のためにスタジアムへ足を運ぶことによって、地域の福祉に貢献することができます。また、来場された皆さまが選手へ声援(CALLS)を送りエスパルスのゴール(GOALS)を後押しすることも、さらなる福祉貢献につながります。 ーーーーーーーーーーーーーーー 【昨季の基金実績】 2017シーズン(J1リーグ戦) ホームゲームの合計ゴール数 20点、ホームゲームの合計来場者数 274,821人 5万円×20点 + 5円×274,821人+個人・企業・団体協賛54,000円 = 基金合計金額 2,797,095円 ※2017年ホームゲームのうち第7節仙台戦、第29節磐田戦、第32節札幌戦、第33節新潟戦は入場者を2倍として算出、第33節新潟戦はゴール数を2倍として算出しています。 【過去の寄付・寄贈先】 静岡市里親会、静岡県立こども病院、静岡ホーム、静岡乳児院、千代田寮、いこいの家、春風寮、静岡県サッカー協会チャレンジド委員会、日本盲導犬協会、その他施設 ※静岡市内で開催される、障がいを持つプレーヤーが参加するサッカー・フットサル大会にも協賛を行います。 ーーーーーーーーーーーーーーー その仕組みやコンセプトを含めて、本当に素晴らしい取り組みですね。 |