No.228【ファンドレイジングスーパースター列伝】ワイン「オスピス・ド・ボーヌ」(フランス) [2018年08月16日(Thu)]
オスピス・ド・ボーヌ
フランス・ブルゴーニュ地方に「ボーヌ」という都市があります。 Wikipedia:ボーヌ ここにあるのが、写真の「オスピス・ド・ボーヌ」です。 直訳すれば「ボーヌ病院」。 ![]() Wikipediaからの引用です。 ーーーーーーーーーーーーーーー ボーヌのオスピス(ホスピス, 施療院)- 1443年にブルゴーニュ公国の宰相ニコラ・ロランが創設したもので、貧しい人たちに無料で医療を施した。入院の条件は、貧者であることただひとつだった。王侯貴族から寄進されたブドウ園とそこから生産されるワインで、費用は埋め合わされていた。この建物は、屋根瓦が、黄色や赤、茶色とカラフルで、しかもブルゴーニュ風の文様を描くようにデザインされていてとても美しい。こうした施療院は、当時、オテル・デュー(神の宿、fr:Hôtel-Dieu)とも呼ばれた。現在では、その当時の薬品、医療器具を展示した医学博物館になっており、またワインオークションの会場としてよく知られている。現存するオテル・デューの中でも最も有名な施設のひとつ。この施療院ブランドのワインもある。 「栄光の三日間(Les Trois Glorieuses)」- 11月の第3日曜日をはさむ土曜日〜月曜日の3日間にわたって開催されるワイン関連の祭り。特に日曜日にオスピスで行われるワインオークションは国際的にも関心を集め、その年のワインの相場を占うものだとする見方もある。 ーーーーーーーーーーーーーー 病院としての「オスピス・ド・ボーヌ」は、近代化された病院施設に移転し、現在も運営されています。その運営費は、ワインの売り上げが使われているそうです。 ワインの銘柄である「オスピス・ド・ボーヌ」は、11月第3日曜日に実施されるチャリティ・ワインオークションで販売されます。 ちなみに、2012年にアサヒビールが落札したワインが販売されていました。 オスピス・ド・ボーヌ・マジ・シャンベルタン・キュヴェ・マドレーヌ・コリニョン2012 https://beer.asahishop.net/shop/g/gTH972/ お値段は、1本、¥51,840でした。 アサヒビールのワイン専用サイトに詳しく紹介されています。 https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/wine/latour/hospices.html 他にも、いくつか参考になる記事を見つけたので、まとめておきます。 オスピス・ド・ボーヌ (お酒の豆知識) 記事はこちら。 オスピス・ド・ボーヌその2 (幸福のワインとレシピ) http://www.atelier-v.jp/col_hospices2.html オスピス・ド・ボーヌ 中世に施療院として設立されたオスピス・ド・ボーヌは、フランスで最もプレステージの高い歴史的建造物の一つ (ボーヌのオフィシャル観光サイト) https://www.beaune-france.com/jian-dokoro/osupisudobonu オスピス・ド・ボーヌの競売会 ワインの世界で最も有名なチャリティ・オークション (ボーヌのオフィシャル観光サイト) https://www.beaune-france.com/jian-dokoro/osupisudobonunojing-mai-hui By Olivier Vanpé - -, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=415980 |