No.167【ファンドレイジングスーパースター列伝】日本労働組合総連合会(連合)(日本) [2018年06月16日(Sat)]
日本労働組合総連合会(連合)
連合が進めている募金活動が「連合・愛のカンパ」です。 ーーーーーーー 「連合・愛のカンパ」は、「自由、平等、公正で平和な世界の実現」に向けた社会貢献活動として取り組むもので、NGO・NPO団体などの事業・プログラムへの支援、および自然災害などによる被災者に対する救援・支援を目的としています。 毎年およそ1億円を超えるカンパ金が寄せられる「連合・愛のカンパ」を各団体・組織へと寄贈することで、ハンディキャップを持つ人たち、戦争・紛争による難民、大規模災害で被災された人たち等、「連合・愛のカンパ」を必要とする世界中の多くの人々を応援しています。 ーーーーーーーー https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/kizuna/campa/ 連合の設立当時の沿革です。 1987年 全日本民間労働組合連合会(民間連合)結成11月20日 (財)連合総研設立(12月) 1989年 (財)国際労働財団設立(5月) 「日本労働組合総連合会」(連合)発足 11月21日(78組織 800万人) この「愛のカンパ」がいつから始まったのがサイトに情報がないので、いろいろ調べてみると、自動車総連のサイトに次の記載がありました。 ーーーーーー 連合「愛のカンパ」への支援 連合は人道主義の立場から「自由、平等、公正で平和な世界の実現」に向け、社会貢献活動としてNGO・NPO団体などの事業・プログラムへの支援、および自然災害などによる被災者に対する救援・支援を目的に活動しています。自動車総連はこれらの活動に賛同し、1989年より特別寄贈としてカンパ金を拠出しております。 ーーーーーーーーー http://www.jaw.or.jp/act/act4_5_5.html アジア連帯委員会(CSA) のサイトには、こんな話も掲載されていました。 ーーーーーーーーーーーー インドシナ難民連帯委員会の活動を支えてきた同盟は、1987年(昭62)11月20日の連合(民間連合)の結成に先立ち、19日に組織を解散して23年の活動に幕を閉じた。そして、直ちに連合に継承できない政治活動、政策課題や国民運動、清算業務などを行う組織として、同年10月22日に友愛会議を結成した。インドシナ難民支援については、連合に引き継がれるまでの間、友愛会議が同連帯委員会と協力して運動の推進にあたることにした。 1989年(平元)11月21日、民間連合と16の官公労働組合による「新しい連合」の統一大会が開かれた。これを機に、友愛会議が取り組んできた運動は徐々に連合に引き継がれた。インドシナ難民連帯委員会の運動を支えてきた同盟・友愛会議の「愛のミルクカンパ」は、1989年(平元)から連合の「愛のカンパ」に継承され、これによってインドシナ難民連帯委員会の運動も、連合が支援することになった。 これまで、本連帯委員会に寄せられた浄財は、1982年(昭57)から2000年(平12)までの間、同盟・友愛会議の「愛のミルクカンパ」と連合「愛のカンパ」を合わせ、合計6億500万円となっている。 ーーーーーーーーーーーーーー http://www.ngo-csa.jp/html/contents/unity/details/2-2.html どうやら、「愛のカンパ」は連合設立と同時に立ち上がっているようです。 来年は30周年だと思うので、ぜひ、その寄付の歴史と実績をまとめてほしいところです。 |