No.159【ファンドレイジングスーパースター列伝】備荒貯蓄(日本) [2018年06月08日(Fri)]
備荒貯蓄
江戸時代には、本当に様々な制度がありました。 そのうちの一つが、「備荒貯蓄」です。 ーーーーーーーーーーーー 備荒貯蓄(びこうちょちく) 凶作・飢饉(ききん)に備え米穀・金銭を貯蔵すること。古来、義倉(ぎそう)・社倉(しゃそう)・常平倉(じょうへいそう)などが設けられ、江戸時代の囲米(かこいまい)・囲籾(かこいもみ)も備荒用の性格が濃かった。なお、明治前期(1880〜1899)の備荒儲蓄法(びこうちょちくほう)は窮民対策より地租確保を主眼とするものであった。[編集部] ーーーーーーーーーーーーーーーー コトバンク:日本大百科全書(ニッポニカ) https://kotobank.jp/word/%E5%82%99%E8%8D%92%E8%B2%AF%E8%93%84-1583300 全国各地で、様々な名称で「備荒貯蓄」制度が実施されていました。 こちらの資料で、各地の制度が紹介されています。 タイトル 近世の備荒貯蓄制度(資料) 著者 武田 久義 出版年 2008-03 掲載誌名 桃山学院大学環太平洋圏経営研究 / 桃山学院大学環太平洋圏経営研究学会 編 掲載号 9 掲載ページ 169〜179 https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180526114652.pdf?id=ART0008633162 (本文より引用) 本稿は,日本における近世の備荒貯蓄制度を整理してまとめたものである。備荒貯蓄制度に ついては,これまでにもしばしば取り上げられてきている。筆者もまた,すでに一定の考察を 行ったことがある。しかし,備荒貯蓄制度に関する研究の多くは,部分的な説明に止まるもの であり,それを網羅的に整理・解説したものではない。そこで筆者は,その整理を行うことと した。ただし本資料は,現時点において筆者が入手できた資料をまとめたものである。したが って,今後さらに新たな資料によって追加修正する必要があることをお断りしておく。 ーーーーーーーーーーーーー 日本の寄付文化の本流かもしれませんね。 |