No.110【ファンドレイジングスーパースター列伝】ピンクリボン運動(アメリカ・日本) [2018年04月20日(Fri)]
ピンクリボン
乳がんの正しい知識を広め、早期検診を推進するピンクリボン運動。 いろいろな団体・組織が、様々な取り組みを行っていますね。 ファンドレイジングとしても、実績を積んでいます。 あらためて、ピンクリボンについて調べてみましたが、特定の団体がとりまとめている活動ではないんですね。ちょっとビックリです。 乳がんをテーマに、ピンクリボンをシンボルに活動していれば、誰でも参加できる運動になっています。 詳ししく見ていきましょう。 まずは、Wikipediaからです。 ーーーーーーーー ピンクリボン(Pink ribbon)とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン、もしくはそのシンボル。日本人女性のうち、乳がんを発症する割合は約12人に1人と言われており、また、乳がんで死亡する女性の数は年間約1万人弱とされ、そのキャンペーンは年を増すごとに拡大している。 ーーーーーーーー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3 日本でのピンクリボン運動も、いくつかの流派があるようです。 2000年頃から日本でも実施されてきたようです。 ピンクリボンバッジキャンペーン(2000年より) (認定NPO法人乳房健康研究会) https://breastcare.jp/index.html NPO法人J.POSH(2002年設立) (Japan Pink-ribbon of Smile and Happiness、日本笑顔と幸せのピンクリボン) http://www.j-posh.com/ ピンクリボンフェスティバル (日本対がん協会、朝日新聞社等 2003年より) http://www.pinkribbonfestival.jp/ もう一つ、化粧品のエスティ ローダー グループの取り組みをご紹介します。 ピンクリボン運動の発祥には諸説あるそうですが、そのうちの一つがエスティ ローダー グループのシニア コーポレート ヴァイス プレジデント、故 エヴリン ローダーによってはじめられたものです。 同社のサイトに掲載されていましたので、引用です。 ーーーーーーーーーーー エスティ ローダー グループのシニア コーポレート ヴァイス プレジデント、故 エヴリン ローダーによって、25年前に立ち上げられたピンクリボン キャンペーン。その象徴に選ばれたのは、女性ひとりひとりに乳房を思いやる心を伝えるピンクのリボン。「ピンクリボン キャンペーン」が、ここにはじまりました。 今では世界70カ国以上で展開されています。 エスティ ローダー グループが世界中で、研究、教育、医療サービスのために現在まで7,000万ドル以上の寄付金を集め、そのうち、5,600万ドルが「米国乳がん研究基金(BCRF)」を通じて、225の医療プロジェクトに活用されています。「米国乳がん研究基金(BCRF)」を通じて世界中の225の医療研究プロジェクト5,600 万ドルにのぼる資金提供を行ってきました。この社会貢献活動は、乳がんに対する意識を高め、乳がんにより命を落とす女性が一人もいなくなること、また治療中や治療後も患者たちが健やかで美しく過ごせるよう、さまざまなメッセージを発信し、支援製品などによる基金を通じて、乳がん研究や患者団体のサポートをしています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー https://www.estee.co.jp/pinkribbon/ 乳がんに関するファンドレイジングの象徴としての「ピンクリボン」。 なるほどでした。 |