【ファンドレイジングスーパースター列伝】Vol.41 京都の町衆(日本) [2018年02月10日(Sat)]
京都の竈金の精神
幕末の混乱と遷都によって人口が半分になってしまった京都で、町衆が未来を創るためにはと番組(町内)ごとに1つの小学校を寄付でつくったときに、その家のおくどさん(かまど)の数で応分の負担にして寄付。64の小学校がつくられた。 ーーーーーー 恒例の第1回「オールド・ファンドレイジング大賞」応募事例のご紹介です。 4つ目のエントリーは「京都の竈金の精神」です。 京都の竈金について、今回、初めて知りました。 まだまだ、全国各地で、いろんな寄付の事例がありますね。 京都の竈金で作られた小学校を「番組小学校」というそうです。 以下、Wikipediaからの引用です。 『番組小学校(ばんぐみしょうがっこう)は、明治維新後の1869年(明治2年)、京都の町衆たちの手によって、当時の住民自治組織であった「番組(町組)」を単位として創設された、64の小学校を指す。 これらの小学校は、1872年(明治5年)の、国家による学校制度(学制)の創設に先立つ、日本で最初の学区制小学校であった。』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E7%B5%84%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1 京都経済同友会のWebサイトに、番組小学校と竈金のことが詳しく載っています。 ぜひ、こちらもご覧ください。 京都・近代化の軌跡 第2回 京都復興は人材育成から 〜番組小学校と女紅場の設立 http://www.kyodoyukai.or.jp/rediscovery/rediscovery002 また一つ、寄付話しのネタができました。 |