【開催報告】NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.06 広報溺愛サロン、始めます(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2017年11月9日(木)午後・東京 [2017年11月12日(Sun)]
もっと気軽に広報について語りたい。
そんな人のために「広報溺愛サロン」を開催しました。 ![]() これまでに、広報を“溺愛”している人のためのセミナーを2回開催しましたが、このセミナーに参加した人も、そうでない人も、広報を”溺愛”している方にお集まりいただきました。 広報を“溺愛”している人のためのセミナーは、広報・情報発信をテーマにした講師をよく務めている吉田、林田、山田の「○田」3人が集まって開催しているものです。NPO活動のポテンシャルと、それを伝えるコミュニケーションのポテンシャルを信じて疑わない、広報好きの3人のナビゲーションのもとに、参加者のみなさんで、広報や情報発信の素晴らしさ、楽しさを再認識し、広報や情報発信の考え方やアイデアを整理する時間となりました。 林田さん作成の広報Loveメガネをみんなでつけて、サロンスタート! ![]() 今回は、吉田・林田・山田がホストになって、参加者のみなさんで広報について語り合うサロンになりました。吉田さんの言う「事例は宝物」というように1人1人が先生となり、みんなでじっくりと広報についてお話しする時間となりました。 ![]() 日本財団CANPAN・NPOフォーラム NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.06 広報溺愛サロン、始めます 日 時:2017年11月9日(木)13:30〜16:30 場 所:日本財団ビル2階大会議室 対 象:「広報を溺愛する人の時間」にご参加された方 広報や情報発信が好きな人、これから好きになりたいと思っている人も、 セクターを超えて、どなたでもご参加いただけます。 参加者:18名 主 催:日本財団CANPANプロジェクト 協 力:NPOのためのデザイン http://design4npo.com/ <内容> 13:30 オープニングの時間 ・本日の流れと趣旨説明 ・ホストの3名(吉田・林田・山田)によるウェルカムトーク ![]() 13:50 みんなで自己紹介の時間 全員で、みんなで自己紹介(一人1分程度) ・お名前 ・所属 ・団体の活動 ・広報の関わり ・本日の関心ごと 14:20 クッキーを食べながらサロンの時間 ・クッキーを食べながら、ホッとタイム ![]() おやつに、埼玉の「クッキープロジェクト(http://www.cookiesproject.com)」のクッキーをご用意しました。※種類は他にもたくさん! 休憩時間も、参加者のみなさんで交流タイム。 14:30 この1年間の広報について振り返る時間 ・この4つを一枚の紙に書き出す。 1)新しく始めたこと 2)初めてやったこと 3)失敗談 4)他にお悩み事 14:40 林田さんタイム ・林田さんと参加者のうち、半分の方に発表をしてもらい、1年間の広報を振り返りました。 林田全弘 さん NPOのためのデザイン ディレクター/コーディネーター/グラフィックデザイナー 2007年からNPOのデザイン支援を開始。 これまでNPOや中間支援組織、地域団体のパンフレットやロゴ、チラシなど、 延べ40団体100件以上の広報物を手がけてきました。 これまでの制作実績はこちら http://azukidesign.com ブログ https://blog.canpan.info/rindazenko/ NPOためのデザイン http://design4npo.com/ 林田さんお手製のNPO広報新聞を真剣に読む、参加者のみなさん。 15:15 休憩・談笑 15:25 吉田さんタイム ・吉田さんからはこれまでの広報の取り組みについてご紹介いただきました。 吉田知津子さん 認定NPO法人市民活動情報センター 「ハンズオン!埼玉」副代表理事 大学卒業後、広告代理店に勤務。企業の広告戦略の企画立案、制作実施を担当。倉本聰氏(「北の国から」の脚本家)の「広告制作参加型プロジェクト」などに携わる1999年東海村臨界事故をきっかけに、埼玉NPOセンター広報専門スタッフとなる。現在「(特活)市民活動情報センター ハンズオン埼玉」副代表理事をはじめ様々NPOの広告広報活動及び企業の社会貢献活動の企画に取り組んでいる。 16:00 山田さんタイム ・山田と、残りの参加者のみなさんに発表をしてもらい、1年間の広報を振り返りました。 山田泰久 NPO法人CANPANセンター代表理事 群馬県高崎市出身、慶應義塾大学文学部卒(フランス文学専攻)。 1996年日本財団に入会。2014年4月、日本財団からNPO法人CANPANセンターに転籍出向。 日本財団とCANPANセンターが合同で実施する、市民、NPO、企業などの活動を支援し、連携を促進することで、民間主体のより豊かな社会づくりに貢献することを目指すソーシャルプロジェクト「日本財団CANPANプロジェクト」の企画責任者。 主に、NPO×情報発信、ソーシャルメディア、オンライン寄付、助成金、IT・Web、ノウハウ、ネットワーク、出身地などの文脈でセミナー開催、セミナー講師、プロジェクト、情報発信などを行っている。 ブログ: CANPAN講座 https://blog.canpan.info/c-koza/ CANPAN・NPOフォーラム https://blog.canpan.info/cpforum/ 16:45 終了 ![]() 溺愛サロンの内容と感想を学生ボランティアの甲木空さんにまとめていただきました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回私は「日本財団CANPAN・NPOフォーラム NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.06広報溺愛サロン、始めます」に参加させていただきました。 まず会場に入って迎えてくださったのは、色とりどりの広報LOVEメガネ。 デザインが素敵で、紙でできているのにとてもフィットするなどといきなり溢れ出てきた広報愛に驚きました。 そして参加者の方が集まり、イベントスタート。講師の吉田知津子さん(認定NPO法人市民活動情報センター「ハンズオン!埼玉」)、林田全弘 さん(NPOのためのデザイン)、山田泰久さん(NPO法人CANPANセンター)の三名を筆頭に広報との関わりを話す自己紹介・この一年の活動などを全員で話しました。 私は、自分の活動を話す機会が今まであまりなく、さらに広報一年生の初心者のため「私なんかが…」と臆していましたが、共感していただいたりアドバイスをいただいたりと全員と初対面の中とても親身にしていただきありがたく思いました。これはきっと皆さんの優しさはもちろん抵抗を取り除いてくれた林田さん作の広報LOVEメガネのおかげです。 その時間の中で印象に残ったのは、何人からもあがった「広報初心者なのに、人手不足だからと一人でやることになったが作っているものを誰にも相談できない」という悩みの話です。それに対する吉田さんの「NPOだから作るプロセスを楽しむことができる。誰でもいいから『これどう思う?』って聞いていいのよ。その『助けてコミニュケーション』をすることで輪が広がる。」というアドバイスにとてもホッとしました。また、実際に開催されたキャンペーンやイベントを例に、お隣の人に助けを求められることの大事さや、お客様としてではなく一緒にするということが広報に繋がることなども学びました。 講師の皆さんの魅力的な話につられてか、広報LOVEメガネをかけているからか、ディスカッション中に皆さんの話したいことが出るわ出るわの大盛況。広報をメルマガでも始めた林田さんの「あなたがこちら(メルマガ)を覗く時、私もあなたを覗いている」という名言(迷言?)に参加者さんからの「3行を11ptでかくと人は読む」「広報用の原稿を回収しに行きすぎて取り立て屋扱いされる」といった話。たまにでてきた広報と関係なさそうな話ですら笑いあり感嘆の声ありと充実した時間でした。 サロンに参加する前、私は広報とはいったい何か実はあまりよくわかっていませんでした。広報とは、イベントの宣伝用の画像を作成し日程や内容など必要事項をメールやフェイスブックで告知する事かと漠然と思っていたのです。しかし、今回の皆さんとの時間を通して紙・web媒体で告知することだけではなくイベントを盛り上げることに繋がる行為、そして自分自身が広報なのではないかと感じました。チラシはもちろんのことメガネから私たちの雑談まで。広くて奥深い広報に今後ともますます携わっていきたいです。広報LOVE! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ![]() 林田さんデザインのキフカッションパネルで、甲木さん&山田with広報LOVEメガネのツーショット。 という感じで、広報について、面白かったこと、やりがいを感じたこと、よかったこと、失敗しちゃったことなどをみなさんで楽しみながらお話ししました。広報の気づきの共有シートもぜひご覧ください。 ★★★気づきの共有シート★★★ <これまでの「広報を溺愛する人の時間」の開催実績> NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.02 〜広報を溺愛する人の時間〜 2016年5月20日(金) 13:00〜17:00 https://blog.canpan.info/cpforum/archive/590 NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.04 〜広報を溺愛する人の時間part2〜 2017年7月6日(木)13:00〜17:00 https://blog.canpan.info/cpforum/archive/955 吉田さん、林田さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。 |