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トップ自らブログを書く意義 [2007年09月10日(Mon)]
スーパー広報術」というサイトのメルマガで「CSR広報の時代」という連載をさせていただいています。

その内容を一部リメイクしてこちらに掲載いたします。

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■見えにくいトップの仕事や考えをブログで伝える

私の勤める日本財団の会長である笹川陽平は、経営者がブログを書くことなど社会的にはまだまだあり得なかった昨年のはじめから、ブログを書き始めました。そして、日本財団で働く職員へもブログを書くことを奨励しました。

■日本財団 笹川のブログ■
https://blog.canpan.info/sasakawa/

その際、「君たちの書くことについては、私が責任を取るから思う存分やりなさい。」と職員に説明しました。職員への信頼と心胆が座っていなければできない発言で、『すごいトップだなぁ・・・』とあらためて思ったのを覚えています。

日本財団は、「日本財団公益コミュニティサイト『CANPAN』」というウェブサイトを2005年6月に立ち上げ、そのウェブサイトのサービスの一つとしてブログサービスを提供しています。これは、その頃の話です。

このサービスは「CANPANブログ」と呼ばれるものですが、全国で活躍するNPOやボランティアの方々が様々な情報をこのブログによって公開しています。
今まで水面下でなかなか実態が見えにくかった市民活動の現場の声が、まとまった状態で世の中に発信されはじめたのです。

これは、市民活動の世界でも画期的な出来事であり、たとえば、先の新潟の地震の際には、一早く現地入りしたボランティアの方々が現場の状況をCANPANブログで配信していました。
私たちは、このようなNPOやボランティア、または財団法人や社団法人など、社会にその存在は知られているが、実際に何をしているのかイメージしにくい団体こそブログで情報を発信し、理解者を増やすことが重要であると考えています。

それは、ブログというツールが持つ特徴である、「書く人の顔が見える」からです。それを会社のトップと置き換えた場合、そこで働く社員は、トップの生の声をいつでも知ることができるようになり、社員の中にトップの考え方の理解者を増やすことができることになります。

■トップのブログで社員のマインド変革

昨年、ワタミグループの渡邉美樹社長にお会いした際、「私は社員にワタミのマインドをことあるごとに話している、ことあるごとに何度も何度も。それでもここまで組織が大きくなるとなかなか伝わらない。」ということをおっしゃっていました。

企業のCSRはお題目では意味がありません。いくら良い事を言って実践しようとしても、そこに心がなければ逆効果になることすらあるのがCSRというものが持つ特徴です。

なぜなら、CSRは企業の善意の心と、それに反応する社会との信頼関係で成り立っているからです。それを裏切る企業を社会は許しません、スポーツ紙があり得ないことを一面に掲載するのと日経新聞が同じ事をするのとでは社会の受け取り方が全く違うのと同じようなものです。

自社のパンフレットを作る時、経営者が企業の理念を語る場面がよくあります。その場合、経営者は、自社にとっての理念が大切な社会との約束事であるこを意識されているでしょう。(最近はそうでもない企業が多いようにも見受けられますが、そのような企業は結果的に淘汰される時代です。)

では、それを従業員は理解しているでしょうか?企業理念は学校の校訓やお経のようなもので、とりあえず書いておけば収まりがいいかなというくらいで現場は終わっていないでしょうか?

企業がどこへ向かうべきかを示すのは経営者の役割ですが、それと共に自社を変えたいと思った時、トップ自らがブログで社会に自分の考えを生の声で発信することは、選挙の公約と同じで、自分の本気度を示すバロメーターです。
企業のトップが、もちろん実名で、インターネットに公開する考えや企業理念への思い、そしてCSRへの思いの本気度や真剣さは、自社で働く社員にこそ響くものなのです。

私も含め、日本財団では、会長のブログを職員が読み、会長の考えを理解しようとしています。

企業のCSRを組織一丸となってやっていきたいと思ったなら、自社の社会の中での役割や位置づけについて、トップが考えていることをブログで情報発信されてみることをおすすめします。その結果に驚かれることと思います。

■ここがポイント■
1.NPOやボランティア、顔が見える情報発信としてブログが有効
2.CSRは企業の善意の心と社会との信頼関係で成り立つ
3.トップ自らのブログは組織に変革をもたらす有効ツール


■こちらもぜひご覧ください---------------------------------------
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http://s-pr.com/mmag/index.php
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