4つのワークがキーワード [2008年03月14日(Fri)]
行く先々で鹿児島県のマンション管理組合関係者が関心を示したのが、お隣宮崎県でのマンション管理組合団体設立の経緯と活動実態。そこで今までのことを振り返ってみると、4つのキーワードが思い浮かぶ。
地域の課題に真正面から取り組み変革を起こす「ライフワーク」「チームワーク」「フットワーク」「ネットワーク」。 ライフワーク 以前ある人から「あなたはマンション問題を、これからのライフワークにし、がんばりなさい」と励まされたことがある。あれから5年の歳月が経ち、今となってはあの励ましの言葉が私のターニングポイントとなり、好きな仕事で生活の糧を得ている。 チームワーク NPO宮管連は、理事会と事務局が一致団結して運営に携わっている。その原動力はどこから生み出されているかといえば、設立当初から辛苦を共にした仲間(管理組合役員経験者)が理事として支えていることがその源。こうして理事会内にチームワークが芽生え、NPOが活性化している。 フットワーク 映画「踊る大捜査線」で織田裕二が「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!」と叫ぶシーンがある。まさにその通りと思う、問題は現場で起きているのだから、そこに行って調査しないと、その本質は見抜けない。マンションもそれぞれ問題を抱えているので、管理組合からの要請に応えようとマンション住人の会合の場には極力赴いている。また、設立当初から宮崎市内の分譲マンションを探索し、セミナー案内等を配布しているが、これもフットワークのよさが、なせる業。 ネットワーク 団体や個人が個々として活動するには限界があり、幅広いネットワークを構築することが求められる。特に、NPOの財源多角化に腐心するために、以下の3つが必要となる。 @マンション管理組合団体相互間の連携 A地域のNPOとの交流促進 B県内外を超えた人的つながり このように、NPOというフィールドで活動を続けるには、4つのワークを常に心掛けねばならない。 |