大きな置き土産 [2009年02月20日(Fri)]
今年の目標にしていることの一つとして、
事業収入の多様化を図ろうと考えている。 特に助成金や補充金のたぐいは ほとんど手付かずの状態だった。 これからは、本格的に参入するための検討を始めないと 事業収入の先細りは否めない。 その対策として目を付けたのが、 行政が取り組もうとしているNPOとの協働。 しかし、協働といっても言葉が独り歩き出して 行政やNPOがしっかりと理解していない懸念がある。 それを解消するためには 当然ながらそれを理解するための努力が必要。 そのために、宮崎県NPO活動支援センターが開催した 6回シリーズの「NPOマネジメント講座・協働講座」に参加した。 その中で行政職員と一緒になって受講した講座は、 6回のうち3回あった。 ここで意外なことを発見した。 それは行政職員もNPOも協働については ほとんど知識がゼロに等しいこと。 そういう私も知識がゼロに等しい一人だった。 行政と手を組んで活動するには、 行政のしくみを知ることから始めないと 何事もスムーズに物事は進まない。 さらに行政職員も意識改革が必要であり 今までのように上意下達で市民をコントロールしたいという考えでは 協働という本質が理解されずに終わってしまう。 この協働の本質をしっかりと伝える役割を担うのは その企画に携わる関係者の力量で相当違ってくる。 その点、今回の「NPOマネジメント講座・協働講座」の講師陣は 参加者に大きな置き土産を残してくれたと感謝している。 |