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8月24日コンサート出演者メッセージ [2011年08月10日(Wed)]

【liberdade】
【尾島 由歌里 / おじま・ゆかり【長山 航 / ながやま・わたる
【佐々木 純子 / ささき・じゅんこ【藤井 茉里奈 / ふじい・まりな


みなさま初めましてLiberdadeです。

この度はランチタイムコンサートに出演出来ます事を心から嬉しく思っております。

当日は、お客様と一緒に楽しい時間を過ごしたいです。皆様のご来場お待ちしております。



私たちの出会いは大学生の頃。3人の伴奏者が藤井茉里奈という共通点から親しくなりました。

Liberdade(リベルダージ)とは、ポルトガル語で「自由、気ままに」と言う意味です。

演奏もプライベートも自由・気ままな所が、私達liberdadeです。

武蔵野音楽大学を卒業してからは4人別々の道へ進み、それぞれの環境で音楽を続けています。

Liberdadeとしての演奏活動も続けて参りますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。



●サン=サーンス デンマークとロシアの歌によるカプリス

この曲は、サン=サーンスがサンクトペテルプルグに招かれ演奏旅行をする際書かれた。

フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノと言う珍しい編成での初演はサン-サーンス自らピアノを演奏し、フルートには友人のフルート奏者ポール・タフアネルが同行していた。

ここでいうカプリスとは、技巧的な器楽小品という意味である。

この曲はロシア皇帝アレクサンドル3世に献呈されている。后がデンマークから嫁いだダグマルという女だったため「ロシア」と「デンマ-ク」の歌を用いた曲になったと想像される。

彼の1887の作品である。



●ダマーズ 四重奏曲「ラムサン・ウイルソンに」T、U

ジャン=ミシェル・ダマ-ズ(1928-)は、フランスの作曲家兼ピアニストである。

幼少期より音楽の才能を発揮し、13歳のときにパリ音楽院に入学し、ピアノと作曲を学んだ。

1947年にカンタータ「そして美女は目覚めた」でローマ賞を受賞。

その後、作曲家、ピアニストとして現在も活躍している。彼の作品は調性進行に特徴があり、ひとつの楽章の中でも次々と調が変わってゆく。

また、ハープ奏者であった母親の影響により、ピアノをまるでハープを演奏しているように、アルペジオなど音数をとても多く書いている。

彼の作品には、フランス人らしく美しさと遊び心が沢山詰まっている。

1991年に書かれたこの四重奏曲は、ジャン=ピエール・ランパルの弟子、ラムサン・ウィルソンに捧げられた。


第1楽章 各楽器の音色が楽しく混合しあって、時に快活で、時に上品に、またどこか神秘的で郷愁に溢れた楽章に仕上がっている。



第2楽章 快活な流れの中に、軽快なリズムが織り込まれて、ユーモアに溢れている。   

他。


とても珍しい編成なので、普段なかなか聴くことの出来ないプログラムになっています。

8月24日お会い出来ます事を、楽しみにしております。



Liberdade
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